alternativemedicine

Studies about acupuncture and moxibustion and Massage.

ハリ麻酔

2013-08-27 | 西洋医学的鍼

「中国医学の現状」 
岡本 途也
『昭和医学会雑誌』 Vol. 33(1973 昭和48年) No. 3 P339-341
ハリ麻酔。ろうのハリ治療(軍の兵士)

「ハリ麻酔」
調所 廣之, 木村 通彦, 岡本 途也
『昭和医学会雑誌』Vol. 34 (1974 昭和49年) No. 4 329-336
※昭和47年5月日本医師鍼灸師訪中友好代表団。中国におけるハリ麻酔。日本におけるハリ麻酔。大阪大学麻酔科。日産厚生会玉川病院、代田文彦。

「 針刺激, 仰臥位, 耳介の強圧及びモルヒネに共通に反応する無麻酔・無拘束家兎の中脳中心部ニューロン活動」
鎌田 康夫, 武重 千冬
『昭和医学会雑誌』 Vol. 38(1978 昭和53年) No. 3 305-314
※武重千冬先生の初期の論文の一つ(前年もある)。

 

 


acupuncture analgegia研究

2013-08-27 | 西洋医学的鍼

「経穴および非経穴刺激による鎮痛発現に関与する視床下部弓状核の役割と下垂体との関係」
土屋 真弓, 武重 千冬
『昭和医学会雑誌』Vol. 49 (1989) No. 4 338-350

「経穴および非経穴刺激鎮痛発現にあずかる視床下部弓状核ドーパミンシナプス伝達に対するβ-エンドルフィン, ACTHのシナプス前性作用」
土屋 真弓, 武重 千冬
『昭和医学会雑誌』Vol. 50 (1990) No. 2 115-122

上記の研究を読んで、脳下垂体が鍼鎮痛に果たす役割、および視床下部との関係が、やっと理解できてきた。

「経穴から下垂体に至る神経径路の最終部は視床下部弓状核中央部(M-HARN:medial hypothalamic arcuate nucleus)であり、弓状核中央部(M-HARN)と弓状核後部((P-HARN:posterior hypothalamic arcuate nucleus)との間には、ドーパミンを伝達物質とするシナプス伝達があり、この伝達は下垂体機構に由来するβーエンドルフィンの存在下で可能となっている」