alternativemedicine

Studies about acupuncture and moxibustion and Massage.

手太陰肺経(2)

2013-05-31 | 経絡弁証

昼は、侠白(LU4)、太淵(LU9)、孔最(LU6)、魚際(LU10)、少商(LU11)を講義する。
夜は、天府(LU3)、侠白(LU4)、太淵(LU9)、孔最(LU6)を講義する。

天府(LU3)・侠白(LU4)では、上腕二頭筋のトリガーポイント関連痛も同時に講義する。症例を紹介する。

太淵(LU9)では、原穴の意味、兪穴の意味、土穴の意味、八会穴の脈会として症例を紹介する。

孔最(LU6)では、西條一止先生の気管支喘息のパルス鍼と、沢田流孔最(LU6)による痔の治療について症例を紹介する。円回内筋トリガーポイント関連痛の症例を紹介する。経筋という概念を紹介する。

昼は魚際(LU10)と母指内転筋トリガーポイントの症例。さらに少商(LU11)と咽喉痛、精神疾患の症例を紹介した。

ここでは、原穴、兪穴、土穴、八会穴の脈会、げっ穴、栄穴、火穴、井穴、木穴などの概念を伝えるのに時間がかかる。要穴に関する宿題を出し、小テストも行う。 


Acupause!(Acupuncture for Menopause)

2013-05-30 | 西洋医学的鍼

オーストラリアの地方新聞『セントラル・テレグラフ』2013年2月1日で、

「鍼はホットフラッシュを緩和させるかもしれない(Acupuncture may ease hot flushes)」 という記事を読む。

「Acupause(おそらくAcupuncture for Menopauseの略だろうか?)は、閉経期の女性のホットフラッシュの治療に関する世界最大規模の研究です。Acupuaseはメルボルン大学、ジーン・ハイルズ女性の健康、モナシュ大学、RMIT大学とサザンクロス大学の共同臨床試験です。(Acupause is the world's largest study of menopausal women trialling acupuncture for the treatment of hot flushes.Acupause is a joint trial by the University of Melbourne, Jean Hailes for Women's Health, Monash University, RMIT University and Southern Cross University)」とかなり、大規模な試験のようだ。すでに200人の女性が参加し、さらに募集している。

Acupauseに関しては、以下のホームページでyoutubeで実際の治療の映像も見ることができる。
http://www.acupause.com/


テレグラフの代替医療のダイエットの批判

2013-05-29 | 東洋医学

http://www.telegraph.co.uk/health/healthnews/9922246/Diet-secrets-of-the-stars-are-bogus.html
 上のリンクはイギリスの『タイムズ』と並ぶ高級新聞『テレグラフ』に2013年3月11日に載った記事。

「スターのダイエットの秘密は『にせもの』
(Diet secrets of the stars are ‘bogus’)」 

代替医療の批判者、エツアート・エルンストが鍼などの「オルタナティブ・メディスンのダイエット」を批判しまくり。

写真は、「グウィネス・パルトロウは鍼によるダイエットの利益を推奨している(Gwyneth Paltrow has recommended the slimming benefits of acupuncture)」

「オルタナティブ・スリミングはセレブによって有名になっている。カイリー・ミノーグとロビー・ウィリアムズは緑茶信者で、マドンナ、ジェニファー・ロペス、エル・マクファーソンは鍼を褒めたたえている(Alternative slimming aids have proven popular with celebrities. Kylie Minogue and Robbie Williams are also green tea believers and Madonna, Jennifer Lopez and Elle Macpherson have all praised acupuncture)」

最近のイギリスの新聞では、鍼に対するネガティブ・キャンペーンに近い報道が目につく。


イギリス、デイリー・エクスプレスの記事

2013-05-29 | 東洋医学

http://www.express.co.uk/news/world/384554/SWAT-team-grabs-HIV-acupuncturist

これもイギリスの2013年3月15日『デイリー・エクスプレス』のひどい記事・・・。

「SWATチームがHIVのアキュパンクチャリストをつかまえた!
(SWAT team grabs 'HIV' acupuncturist)」

しかも、この『アキュパンクチャリスト』は、無免許というか自己流のアマチュアだから鍼師とは言えないよ・・・。

 この「自己流アマチュア・アキュパンクチャリスト」は、スイスの首都ベルンで、日本刀!!と銃で役人を脅して、SWATチームの急襲をうけた。2001年~2005年で15人にHIVを感染させた容疑もある。

これは、 2013年3月15日『ディスカバリーニュース』の
「アキュパンクチャリストは国際的にHIVを拡大させた?
Did Acupuncturist Intentionally Spread HIV?)」という記事で詳述されている。

  この「自己流アマチュア・アキュパンクチャリスト」Maurice Goellerは、「スイスの音楽学校の教師でアマチュア・アキュパンクチャリスト(A Swiss music teacher and amateur acupuncturist)」、「無免許のアキュパンクチャリスト(unlicensed acupuncturist)」と明確に書かれている。

 こんなん、音楽学校のシロウトでおかしなヒトが、自己流でハリ治療しただけやん!いまは、世界中の針灸のカレッジで感染はうるさく言っているから、これは無いやろー。


イギリス、『ザ・サン』の鍼の記事

2013-05-29 | 東洋医学

http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/3561598/Asbo-yob-14-gets-free-acupuncture.html

悪名高い、イギリスで一番読まれている新聞『ザ・サン』2011年5月4日。

 
「反社会的行動禁止命令(ASBO)の14歳のヨブは無料の鍼を受けている(Asbo yob, 14, gets free acupuncture)」
 
サブ・タイトルは「あなたの税金が悪魔の子どもを助けている(You fund help for 'Satan's child')」
 
14歳の子どもとお母さんが実名で顔写真もある!
 
この子は3回も退学し、暴力と放火と自動車泥棒もしている。この子が納税者の基金からのお金で一回40ポンド(約6000円)の針治療を受けて、おとなしくなっている。
 
昨日彼の40歳の母は治療が役立っていると言い張った。彼女は、子どもは針治療を受けた後、あきらかに穏やかで、子どもは鍼を気に入っていると言った(Yesterday his mum Nadine West, 40, insisted the treatments were working.She said: “Sonny is definitely a lot calmer when he walks out after the sessions. He loves the acupuncture.”)
 
しかし、この針治療は税金の無駄使いで、子どもは週3回特殊学校に通うように言われたが、友達とダベったり、コンピュータゲームをしていると揶揄して記事は終わっている。
 
この記事は酷いな・・・。さすが、『ザ・サン』!初めて読んだけど、ホントにビックリした!イギリスのタブロイド紙はヒドすぎる・・・。

グローバル・グラディエーター

2013-05-28 | 東洋医学

http://edition.cnn.com/2013/05/27/world/asia/chinese-western-medicine-trials/index.html?hpt=hp_c1

2013年5月28日火曜日のCNN.COMの報道。
「Scientists taking Chinese medicine west」 では、Nestleとパートナー関係にある中国香港の企業Chi-Medの中医学に基づく植物製剤HMPL-004がフェーズⅢ(phase III)臨床試験を始めたというニュース。
  HMPL-004は清熱解毒薬の「穿心蓮(せんしんれん)」で温病初期の咽喉の痛みなどに中医学では使われるが、FDAには炎症性腸疾患、クローン病や潰瘍性大腸炎への適応でフェーズⅢにすすんでいる。

2011年8月3日の『ウォール・ストリート・ジャーナル』でも
New Drug Made From Herb, Naturally」という記事で、

‘"This will be the first global herbal botanical oral product treating a serious disease(これは、最初の深刻な病気の治療に用いられるハーブの植物経口薬品になるだろう) ’と述べられている。

中国は国家戦略で植物薬品の国際市場参入を行っており、フェーズⅡに進んでいるものは多い。
※サイエンスポータルチャイナ「中国伝統医薬(中薬)、植物性医薬品の国際的な研究開発」参照。
http://www.spc.jst.go.jp/hottopics/1208_chinese_medical/r1208_zhao.html

 日本ではツムラの大建中湯(TU-100)が現場フェーズⅡに進んでいる。
http://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT01388933
2013年末にフェーズⅡを終わらせ、2016年にアメリカFDAに承認申請を終わらせ、早けらば2017年から承認・販売という流れだそうだ。
 http://www.yakuji.co.jp/entry17271.html


研究会の復習:彭静山先生のおはなし

2013-05-27 | 中医学

 土曜日の研究会は、物凄く勉強になりました。双極性障害の針灸治療の講義も非常に参考になりました。
 次のお話しで、もっとも印象的だったのは、彭静山先生のお話でした。 


 彭静山先生は1909年生まれの遼寧中医学院教授で、眼鍼の老中医です。経歴を調べると、北京中医医院の名誉教授もされているんですね。

 邵輝先生が北京中医薬大学の学生だったころ、遼寧から 彭静山先生がいらして、学生に実演を見せていたとき、突然、一人の女性が「わたしの苦しみを救って欲しい」と教室に入ってこられたそうです。学生たちは驚きました。その女性は子供を白血病で失い、それ以来、正気を失って、病院の待合室に住みつき、物乞いをして暮らしてきたことを学生全員が知っていたからです。
 しかし、 彭静山先生は、長い間、お風呂も入っていないその女性に非常に落ち着いて対応されたそうです。学生たちは、「こんな難しい患者が、突然、入ってきて、治療できるんだろうか?」と半信半疑で見ていたそうです。
 しかし、 彭静山先生が刺鍼した次の日には、病院に住みついていた女性は正気を取り戻し、故郷に帰って行ったそうです。

 この話は、非常に印象的でした。邵輝先生は、つねづね「医学を学ぶものは、常に患者さんに対して、ほとけさまのような慈悲の心をもつべきだ」、「むかしの老中医がなくなると、その人格を尊敬する患者さんたちがお葬式に何千人も集まってきた」とおっしゃって、非常に厳しく注意されてきました(私たちがそれを実現出来ているかどうかは別のはなしとして・・・)。

 この気の毒な女性が同じシチュエーションで入ってきた場合、自分はとても彭静山先生のようには振る舞えません。その研究会の直前でも、困っているヒトに対して、非常に冷たい態度をとった、わたしは、彭静山先生の話を聞いて、本当に恥ずかしくなりました。
  わたしはもともと、中国伝統医学派に属しているのは、彭静山先生のような老中医の存在への尊敬の念からです。

 彭静山先生の経歴を調べると、15歳で父親を亡くし、貧しさのため、弟子入りしても70個しか師から経穴を学べなかったそうです。42歳から再び針灸を研究し、名医となったが、文化大革命で紅衛兵に殴られて難聴になり、問診ができなくなります。それでも獄中で古典を読み、問診に頼らずに診断できる眼診を開発します。
 おそらく、このような苦難に満ちた経歴が、その人格をつくりあげたのだと思います。 
 わたしも中国伝統医学の末席につらなるものとして、 彭静山先生のような心の状態に、例え到達できなくても、一歩でも近づきたいと思います。


人道的な鍼(humanitarian acupuncture)

2013-05-25 | 東洋医学

http://blogs.wsj.com/indiarealtime/2013/04/07/acupuncture-for-indias-poor/?KEYWORDS=acupuncture

2013年4月7日
『ウオール・ストリート・ジャーナル』の記事
「インドの貧困のための鍼
(Acupuncture For India’s Poor)」

 シータル・タプレは、インド、ムンバイ、ヴィジャイ・ナガール・スラムの「はだしの鍼医者クリニック(he Barefoot Acupuncturists clinic)」の待合室に座っている。
 シータル・タプレは、左半身が脳卒中で8か月前から麻痺している彼女のおじが、2回目の鍼治療をうけるのにつきそっているのだ。

 タプレさんもまた、クリニックで治療された。25歳のタプレさんは、昨年、月経周期が不規則になったのだ。
  「他の医師たちがくれた薬は胃がもっと痛くなったのよ」と彼女は言い、さらに3カ月の規則的な鍼灸治療によって、ずっと調子がよくなったことを付け加えた。

「はだしの鍼医者クリニック」は五つのクリニックを運営している。

 ムンバイの3つのクリニックとタミル・ナヅー地域の2つのクリニックは、低価格の鍼を貧しい地域社会に供給している。この組織はウォルター・フィッシャーというベルギーのビジネスマンから2008年に鍼師になった人物によって設立された。

 彼は、2007年5月にジャック・ベイトリソンというスイスの鍼師とヴィジャイ・ナガールの無料クリニックを運営した。フィッシャーさんはその成功を忘れなかった。 
 フィッシャーさんとベイトリソンさんは、500以上の治療を供給しましたが、ムンバイの夏のピークで働くことは、フィッシャーさんを疲れさせ、うんざりさせました。 
 フィッシャーさんは、北カシミールに旅行し、そこで、彼は地元の仕立屋に出会いました。仕立屋は、フィッシャーさんが「鍼を使う医者」とわかると、仕立屋は彼の家に健康問題を持つ村人たちを招きました。

 彼は、仕立屋の家の床で15人を治療しましたが、患者の一人は年老いた羊飼いでした。
「年老いた羊飼いの肌を最初の鍼が貫いたとき、わたしは、これこそが人生で本当に求めていたことだというヴィジョンを得たんだ」と彼は言います。
 フィッシャーさんは貧しい人たちは、肉体労働に頼っているため、ほとんどは鋭い痛みを持っており、病院や主流医学とアクセスしない人たちにとって、鍼は生き残るための医療となりうるとわかったと言います。彼は、「鍼はシンプルで柔軟、それは豪華なクリニックでも、ジャングルでもスラムでも使えるんだよ」と付け加えました。

 2007年の終わりに、フィッシャーさんはベルギーに帰りました。彼は車や地位を全て捨てて売り払ってしまい、ムンバイに帰ってきました。

 彼は、2008年1月にヴィジャイ・ナガールで最初の低コストの鍼クリニックを開きました。それは、7平方メートルで、トイレもなく、水道もなく、それでも訪れる患者たちはひっきりなしでした。

 2009年5月には、「はだしの鍼医者クリニック」は、5つのベッドのクリニックとなり、毎日30人の患者が来たと、最初のヴィジャイ・ナガールのサマー・クリニックのアシスタントであった共同設立者のウジャワラ・パティルさんは言います。

「わたしたちは、家族的雰囲気をつくろうとしたわ。はだしの鍼医者クリニックは彼らの第2の家なのよ」パティルさんは言い、そして、家庭内で働く女性を含む患者の80%は慢性的な痛みを訴えると付け加えました。

 フィッシャーさんとパティルさんは、農村地帯でこそ、「人道的な鍼(humanitarian acupuncture)」は大きなインパクトを持っていると感じています。タミル・ナヅーの患者は、ほとんどでが農地で働く農村労働者で1日100ルピー(1.8ドル)しか収入がなく、医者や診療所にかかることができないのです。

 最初の年に、フィッシャーさんは、ヴィジャイ・ナガールに彼自身で、クリニックを設立し、それから民間からの寄付からお金を集め始めました。パティルさんが言うには、4万6,000ドルで2012年には5つのクリニックを運営できました。その年、週に2回のドナークリニックを「はだしの鍼医者」たちは、半分のお金を集めることができました。

 

中流階級または、中上流階級は1回の治療で800ー1000ルピー(15ー18ドル)を支払う、これは他の恵まれない人々が、1回20ルピーだけを支払うをたすけている。


カンタ・バッサムは23歳で15歳時から、部分的に麻痺があるが、あまりに高すぎて治療を受けていなかった。しかし、ダーラビの「はだしの鍼医クリニックには、週に3回通うことが出来る。

「わたしはいつも、つまづいていたし、話すことも怖かった。けど、わたしはいま、歩くことも、ヒトと話すこともできる」と彼女は言う。

インドの鍼師と海外からのボランティアがクリニックを運営している。
フイッシャーさんは、高価で時間を費やす新しいクリニックを開くよりはむしろ、かれが多様な環境にある患者を治療するためのトレーニングマニュアルを開発することを行っている。このマニュアルを使って、このエキサイティングな非営利事業のスタッフをトレーニングするつもりだ。
フイッシャーさんはこのプロジェクトを「移動式インターナショナルトレーニングセンター」とよび、2016年から運営するつもりだ。もし、このモデル事業に効果があれば、何千もの医療にアクセスできなかった患者たちを鍼は治療できると、フイッシャーさんは語った。
 

研究会の予習:双極性障害。ホットフラッシュ

2013-05-25 | 西洋医学的鍼

今日の研究会では、双極性障害。女性のほてりなどがテーマなので、予習する。

The safety, acceptability, and effectiveness of acupuncture as an adjunctive treatment for acute symptoms in bipolar disorder.


アメリカ、プルデュー大学の研究。2009年6月「ジャーナル・オブ・クリニカル・サイキアトリー」
双極性障害をともなう軽躁とうつ病の緊急治療において、鍼は副作用や摩擦を示さず、すべての患者が改善を経験した。

Acupuncture as Treatment of Hot Flashes and the Possible Role of Calcitonin Gene-Related Peptide
上記の「ホットフラッシュの鍼治療とカルシトニン関連ペプチドの役割の可能性」というスウェーデンの論文も非常に面白い。

以下は後で調べる文献のリスト

Wyon Y, Lindgren R, Lundeberg T, Hammar M.
Effects of acupuncture on climacteric vasomotor symptoms, quality of life and urinary excretion of neuropeptides among postmenopausal women. Menopause. 1995;2:3–12.

 

Hammar M, Frisk J, Grimås O, Höök M, Spetz AC, Wyon Y.
Acupuncture treatment of vasomotor symptoms in men with prostatic carcinoma: a pilot study. Journal of Urology. 1999;161(3):853–856. 

Nedstrand E, Wijma K, Wyon Y, Hammar M. Vasomotor symptoms decrease in women with breast cancer randomized to treatment with applied relaxation or electro-acupuncture: a preliminary study.
Climacteric. 2005;8(3):243–250. 

Cohen SM, Rosseau ME, Carey BL. Can acupuncture relieve symptoms of the menopause? Holistic Nursing Practice.
2003;17:295–299. 

Nir Y, Huang MI, Schnyer R, Chen B, Manber R.
Acupuncture for postmenopausal hot flashes.
Maturitas. 2007;56(4):383–395. 

Frisk J, Carlhäll S, Källström AC, Lindh-Åstrand L, Malmström A, Hammar M. Long-term follow-up of acupuncture and hormone therapy on hot flushes in women with breast cancer: a prospective, randomized, controlled multicenter trial.
Climacteric. 2008;11(2):166–174. 

Frisk J, Spetz AC, Hjertberg H, Petersson B, Hammar M. Two modes of acupuncture as a treatment for hot flashes in men with prostate cancer—a prospective multicenter study with long-term follow-up.
European Urology. 2009;5


墨灸の文献調査

2013-05-23 | 灸の研究

墨灸についてまとめる。

「ア・ラ・カルト/温灸(墨灸)の紹介」
原田滋泉
『鍼灸OSAKA』12巻3号 1996 52-53

「技法はそのままで刺激量を調節ー墨灸<神戸>」
『医道の日本 臨時増刊No.4 1冊まるごとお灸特集』1999 5-6

「第23回 伝統の灸・墨灸から伝わる温かさ」
ヨシダケン
『医道の日本』 67(11): 8-9, 2008.

「(2)家伝の墨灸 鏡之坊鍼灸院 原田滋泉氏インタビュー」
『医道の日本』 69(11): 27-32, 2010.

※この分野では、すべて鏡之坊鍼灸院の原田滋泉先生の記事。わたしも2回ほど受けたが、雰囲気がある。墨灸そのものは、けっこう熱く感じた。院長の原田先生の温厚なお人柄が印象的だった。