alternativemedicine

Studies about acupuncture and moxibustion and Massage.

はりきゅう理論

2014-05-31 | メモ

6月12日 第6章 灸術の種類
       準備物:竹筒。ステンレス灰皿。半紙。トング。棒灸。ショウガ。ゴミ処理用袋。

6月19日 第7章 針灸の臨床応用:針灸適応症、禁忌。

6月26日 第7章 針灸の臨床応用:針灸適応症、禁忌。

7月03日 第8章 リスク管理

7月10日 第8章 リスク管理

7月17日前期末試験 
はりきゅう理論

7月24日(木)はりきゅう理論は無し

7月31日(木)はりきゅう理論の解説授業

8月28日(木)はりきゅう理論の追試再試


もぐさの記事を再掲

2014-05-30 | 灸の研究

上記は、モグサに関する最も詳細な文献。
織田隆三先生の『もぐさのはなし』森ノ宮医療学園出版部。

工場見学の下準備として、オリジナルの論文から順番に読んでいくのもお勧めです。

織田隆三
「モグサの研究(1)最近の製造工程と原料のヨモギについて」(pdf)
『全日本鍼灸学会』33巻4号427-430 1984

織田隆三
「モグサの研究(2)−伊吹山考−」(pdf)
『全日本鍼灸学会』35巻1号66-72 1985
※わたしが感銘を受けたのは、この論文。
最初、栃木県の伊吹山が有名となり、その後、滋賀県の伊吹山が盛んとなり、それは山岳仏教が関連しているというのは、納得!

織田隆三
「モグサの研究(3)—石臼について—」(pdf)
 『全日本鍼灸学会』43巻3号66-72 1993

 

織田隆三「モグサの研究(4)ー篩についてー」(PDF)
『全日本鍼灸学会雑誌』45巻2号123-128

※モグサの製造工程は、
1・石臼による粉砕
2・篩(ふるい)による不要部分の除去(粗製モグサ、温灸・灸頭鍼)
3・唐箕(とうみ)による精製(直接灸)
の段階がある。
円篩(まるどおし)の写真と詳細

織田隆三「モグサの研究(5)ー唐箕についてー」(PDF)
『全日本鍼灸学会雑誌』45巻2号130-134

織田隆三「モグサの研究(7)昔のモグサ工場について」
『全日本鍼灸学会雑誌』46巻2号85-89 1996(PDF)
※木島モグサ工場:昭和6年(1931年)~昭和62年:水車によるひき臼。
※亀屋佐京商店新井工場。亀屋佐京商店は創業寛文元年(1616年)。1935年(昭和10年)より新潟県新井一で工場。 

織田隆三「モグサの研究(10)産地について(1)」
『全日本鍼灸学会雑誌』Vol. 48 (1998) No. 4.371-380(PDF)

・江戸時代初期、モグサの主産地は近江(滋賀県)と美濃(岐阜県)であったが、次いで北陸地方(福井県・富山県・石川県)に伝わり、天保の頃(1830年代頃)には新潟県で生産されていた。産地が北陸地方となった主な理由は、1ヨモギが豊富なこと、2モグサ製造は冬に行うが、北陸の冬は雪のため、仕事が少なく人手が得やすいためである。

 

織田隆三「モグサの研究(11)産地について(2)」
『全日本鍼灸学会雑誌』Vol. 49 (1999) No. 2. 283-291(PDF)

・明治時代以降のモグサ産地についての報告。明治初期は富山県が首位の主産地であった。昭和以降の高級モグサは100パーセント新潟県で製造されている

(株)山正


運気論

2014-05-30 | 中医学

今年は甲(きのえ)・午(うま)。
甲(きのえ:木の兄)は陽干であり、五行は木であり、陽木なので足少陽胆経と対応する。
午(うま)は、手少陰心経と対応する。

甲午の年は、少陰君火司天、陽明燥金在泉、土運大過である。
今年度の前半は少陰病、後半は陽明病を考える。土運大過なので、土剋水で、腎虚に配慮する。

2014年5月21日から小満である。
主気は少陽相火の季節に、少陰君火司天であり、 「三之気、天政布、大火行、庶類蕃鮮、寒気時至。民病気厥心痛、寒熱更作、咳喘目赤」となっている。

五行の火が金を相剋するので、肺・大腸の病が増える。胸中に熱がこもってイライラして、皮膚が痛み、悪寒発熱して喘咳する。鼻水や鼻血、くしゃみ、吐き気、尿の色が変化する。はなはだしいと潰瘍や浮腫となる。肩背痛や肩痛、上腕痛となり、欠盆の中が痛む。心痛し、お腹がはり、病の本は肺にある。

実際、備忘録として書いておくが、自分自身が咳と腹部膨満、ガスがたまり、胸部痛や右肩の痛みに苦しめられている。今年度に関しては、五運六気が参考になる。この肺病をどこから治療するかが問題となる。


膀胱気脈6

2014-05-27 | サークル

【舎岩鍼法(Saam Acupuncture)
膀胱正方(膀胱
虚証):
I39(膀胱経の金穴、金の土を補法)、D1(大腸経の金穴、金の金を補法:商陽を補法)
I33(膀胱経の土穴、水の土を瀉法)、E38(胃経の土穴、土の土を瀉法)
※遺尿症、頻尿、尿閉、後頚部が重い、重い腰脊痛、目がかすむ、関節が痛む、足の後側がひきつる、下腹部痛、婦人病(腎虚)


膀胱勝方(膀胱実証):
I33(膀胱経の土穴、水の土を補法)、E38 (胃経の土穴、土の土を補法)
M28(胆経の木穴、木の木を瀉法)、I35(膀胱経の木穴、水の木を瀉法) 
※頭痛、目痛、後頭部痛、肩甲骨痛、肩背痛、腰痛、坐骨神経痛、膀胱炎、淋疾、小便異常、鼻血。