alternativemedicine

Studies about acupuncture and moxibustion and Massage.

検証

2014-06-25 | サークル

自分の慢性気管支炎をKorean Hand Acupunctureで治療してみる。臓腑病の治療に使えるかを検証する。

中医学的には、痰湿阻肺(たんしつそはい)証。
主訴:咳、右胸痛
問診:痰は粘り白色、疲労すると悪化する。からだを冷やすと咳と胸痛は悪化する。右の気戸(ST13)、庫房(ST14)あたりが痛む。暑がりで寒がり。手は触ると暖かい。汗は少し動くとかく。食欲はある。痛みは胸痛。右の慢性の肩こりがある。下痢気味でガスがたまりやすい。頻尿。耳鳴や口渇はない。
脈診:滑脈。左関上に弦脈、右寸口は力が無い。
舌診:淡白舌、滑苔、中央に裂紋。歯痕あり。舌尖紅。 

弁証:肺気虚証、痰湿阻肺証
治則:教科書的には、去痰と補肺気。

自分の考えで、右手の督気脈の命門(GV4)・至陽(GV9)・大椎(GV14)に相当する部分にせんねん灸。
膀胱気脈の
肺兪(BL13)と心兪(BL15)に補法で置鍼。
任気脈の神闕(CV8)と会陰(CV1)に相当する部分にせんねん灸。
さらに、肺気脈の中府(LU1)に相当する部分と、胃気脈の右気戸(ST13)に相当する部分にせんねん灸。

右気戸(ST13)に相当する部分にせんねん灸すると、右手に強烈なカユミが出た。これは毎年3月頃の体調が悪いときに出る症状の再現。上焦の熱に原因があるのかも知れない。 

 

 


胆気脈1

2014-06-06 | サークル

胃気脈(E2)の直上1分に胆気脈の「M1陽白」がある。

A29(督気脈)の横1.5分に胃気脈の「E1四白」、A30の横1.5分・E1の上0.5分に胃気脈の「E2承泣」がある。



膀胱気脈6

2014-05-27 | サークル

【舎岩鍼法(Saam Acupuncture)
膀胱正方(膀胱
虚証):
I39(膀胱経の金穴、金の土を補法)、D1(大腸経の金穴、金の金を補法:商陽を補法)
I33(膀胱経の土穴、水の土を瀉法)、E38(胃経の土穴、土の土を瀉法)
※遺尿症、頻尿、尿閉、後頚部が重い、重い腰脊痛、目がかすむ、関節が痛む、足の後側がひきつる、下腹部痛、婦人病(腎虚)


膀胱勝方(膀胱実証):
I33(膀胱経の土穴、水の土を補法)、E38 (胃経の土穴、土の土を補法)
M28(胆経の木穴、木の木を瀉法)、I35(膀胱経の木穴、水の木を瀉法) 
※頭痛、目痛、後頭部痛、肩甲骨痛、肩背痛、腰痛、坐骨神経痛、膀胱炎、淋疾、小便異常、鼻血。