http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3430048/
イランのイスファハン医科大学の研究のフルテキストを読んだら、配穴に驚いた。
耳鳴りの主穴は、耳門・聴宮・聴会に翳風という組み合わせで、これだけでも効果がありそう。
それに加えて、以下の五つのグループの配穴を加減する。
1-TE3(中渚), TE5(外関), TE17(翳風), GB8(率谷), GB20(風池), GB43(侠渓), LR2(行間)
2-LI4(合谷), SP9(陰陵泉), ST40(豊隆), SI19(聴宮), TE3(中渚), TE21(耳門), BL20(脾兪), GB20(風池), GB2(聴会), CV9(水分), CV12(中カン), TE5(外関)
3-SP6(三陰交), HT6(陰ゲキ), BL23(腎兪), KI3(太渓), KI7(復溜), GB2(聴会), LR3(太衝), GV4(命門), CV4(ダン中)
4-LU9(太淵), SI19(聴宮), BL13(肺兪), TE16(天よう), GV20(風池), CV6(気海), CV17(ダン中)
5-SP6(三陰交), SI19(聴宮), BL15(心兪), PC6(内関), GV20(風池), CV14(巨闕)
この配穴はセンスが良すぎる。特に1グループなんて、少陽経の経気を通して、肝胆の熱をとる栄穴を配穴している。これは肝火上炎証だろう。
グループ2は陰陵泉・豊隆・水分・中カンと去痰去湿のツボをそろえて、これも脾虚湿盛だろうと考えられる。
グループ3は、腎兪、太渓、復溜、命門など補腎のツボとダン中や陰ゲキなど心の清熱をとって、腎陰虚または心腎不交の配穴だ。
グループ4は、太淵・肺兪と補肺気して、気海とダン中で補気しているから肺気虚。
グループ5は心兪・巨闕・内関と心気を補い、三陰交で補血している。おそらく心血虚の配穴だろう。
全体として五臓で分類した臓腑弁証となっている。物凄くセンスが良すぎて、ちょっと驚いた。
イランのイスファハン医科大学の研究のフルテキストを読んだら、配穴に驚いた。
耳鳴りの主穴は、耳門・聴宮・聴会に翳風という組み合わせで、これだけでも効果がありそう。
それに加えて、以下の五つのグループの配穴を加減する。
1-TE3(中渚), TE5(外関), TE17(翳風), GB8(率谷), GB20(風池), GB43(侠渓), LR2(行間)
2-LI4(合谷), SP9(陰陵泉), ST40(豊隆), SI19(聴宮), TE3(中渚), TE21(耳門), BL20(脾兪), GB20(風池), GB2(聴会), CV9(水分), CV12(中カン), TE5(外関)
3-SP6(三陰交), HT6(陰ゲキ), BL23(腎兪), KI3(太渓), KI7(復溜), GB2(聴会), LR3(太衝), GV4(命門), CV4(ダン中)
4-LU9(太淵), SI19(聴宮), BL13(肺兪), TE16(天よう), GV20(風池), CV6(気海), CV17(ダン中)
5-SP6(三陰交), SI19(聴宮), BL15(心兪), PC6(内関), GV20(風池), CV14(巨闕)
この配穴はセンスが良すぎる。特に1グループなんて、少陽経の経気を通して、肝胆の熱をとる栄穴を配穴している。これは肝火上炎証だろう。
グループ2は陰陵泉・豊隆・水分・中カンと去痰去湿のツボをそろえて、これも脾虚湿盛だろうと考えられる。
グループ3は、腎兪、太渓、復溜、命門など補腎のツボとダン中や陰ゲキなど心の清熱をとって、腎陰虚または心腎不交の配穴だ。
グループ4は、太淵・肺兪と補肺気して、気海とダン中で補気しているから肺気虚。
グループ5は心兪・巨闕・内関と心気を補い、三陰交で補血している。おそらく心血虚の配穴だろう。
全体として五臓で分類した臓腑弁証となっている。物凄くセンスが良すぎて、ちょっと驚いた。