八分灸の消し方。板の上で消す指の形を指導。
灸点器の使い方。自分の三陰交で八分灸の練習。
【焦灼灸の参考文献】
増田眞彦「いぼ、魚の目、たこの鍼灸施術」『医道の日本』第733号2004年(平成16年11月号)33-38p
藤川直孝「疣贅と焦灼灸」『針灸OSAKA』Vol.20 No.3 297-301(2004.Aut)
西田浩一「皮膚疾患の治療ーひょうそ・いぼ・魚の目・ケロイドの痛み」『東洋医学見聞録(上)』医道の日本社、168-175
加島郁雄「手指爪甲根部内側の胼胝腫」『医道の日本臨時増刊NO4』125-126。
昨日のお灸サークルでは、「どれくらい刺激すればよいのか?」という質問がありました。
まず、個人の体質によって、壮数は変わります。わたしが邵輝先生に教わった、もっとも確実なのは、「発赤」、「皮膚の感じが変わること」がお灸の壮数の目安となります。「発赤」すれば、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などによりフレア現象が起こり、身体で変化が起こっているという証拠です。深谷灸法の「熱いヒトは熱くなくなるまで、熱くないヒトは熱くなるまで」も身体の変化の目安となります。
わたしは八分灸で、右手の示指と母指で消す際のタッチも参考にします。また、火の燃え方も明らかに関係しています。触診だけでなく、望診でも皮膚の感じが変化します。