alternativemedicine

Studies about acupuncture and moxibustion and Massage.

任脈(2)

2013-04-25 | 経絡弁証

任脈の復習。会陰、曲骨。神闕と曲骨の骨度法。
中極、関元、石門、気海、陰交、神闕の取り方。中庭の取り方、を復習。

胸骨体下端の中庭と神闕の骨度法。
1.中かん(CV12):八会穴の腑会の説明。
2.下かん(CV10):胃かん(上かん・中かん・下かん)
3.水分(CV9):利尿効果について。下痢について。
4.建里(CV11):
5.巨闕(CV14):東洋医学の心臓の概念。
6.上かん(CV13):精神病と痰湿。
7.鳩尾(CV15):絡穴の説明。ここでは慢性症状の反応点・治療点程度を説明しておく。「みぞおち」の漢字について。 刺針角度の問題。

8.天突(CV22):刺針角度。梅核気について。
9.せんき(CV21) 
10.華蓋(CV20):肺や気管支との関係。

小テスト(会陰、曲骨、中極、関元、石門、気海、陰交、神闕、中庭。骨度法)。
次回の小テスト範囲(水分~鳩尾、天突~紫宮)。 

水分・神闕・陰交と東洋医学の「小腸」の概念はうまく説明できた。
また、巨闕(CV14)・上かん(CV13)・鳩尾(CV15)と精神疾患の関係、任脈の絡脈:鳩尾と痰湿の関係も今年度はうまく説明できた。刺針角度の問題も認識できたと思う。
天突(CV22)と梅核気は、症例をとばして、気胸の例のみを説明した。

次回は、紫宮(CV19)から。嚥下障害の話から始まり、胸骨角から第2肋間、第3肋間の華蓋(CV20)、第4肋間のダン中(CV17)と解説する。ダン中では、胸骨裂孔と刺針の危険性について、八会穴の気会について解説する。 ダン中では、気滞や気逆も説明する。
 廉泉(CV23)も喉頭隆起と舌骨について説明し、刺針角度について説明する。任脈の流注では、流注というコトバを説明する予定。