昨日のお灸サークルでは、「どれくらい刺激すればよいのか?」という質問がありました。
まず、個人の体質によって、壮数は変わります。わたしが邵輝先生に教わった、もっとも確実なのは、「発赤」、「皮膚の感じが変わること」がお灸の壮数の目安となります。「発赤」すれば、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)などによりフレア現象が起こり、身体で変化が起こっているという証拠です。深谷灸法の「熱いヒトは熱くなくなるまで、熱くないヒトは熱くなるまで」も身体の変化の目安となります。
わたしは八分灸で、右手の示指と母指で消す際のタッチも参考にします。また、火の燃え方も明らかに関係しています。触診だけでなく、望診でも皮膚の感じが変化します。