のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

拉斯維加斯華人春節聯歡會

2009-01-25 | 日記
 中国人の仲間が、京劇をするというので、少し遠めのカジノまで観に行きました。カジノの中に入れば場所は分かると思っていたのですが、全く分からず、出番を待つ友人に電話をして場所を聞き、標識を見ながら歩いているのに行き当たらず…と、到着するのに随分と時間が掛かりました。
 “劇場”の前には受付のようなものがあり、訊くと「チケットは売り切れました。」と。まさかチケットが必要だとも思わず、そしてそれが売り切れてしまうとは、いったい何が行われているのでしょう。「あの、中に友達が居るのですが…。」と言うと、係の方はどこかへ確認に行き、「座れないと思いますが。」と言いながらチケットを売ってくれました。
 中に入ると確かに満席。立ったまま舞台に注目をすることになりました。どうやら抽選会をしているようです。そしてプログラムを開き、あと8番目に京劇があることが分かりました。
 抽選会が終わると、男性がカントリーミュージックを歌いました。それから雑技。次のルンバの人達にはビックリして、「前の雑技の人は上手かったんだね。」と、一緒に観に行った友人と話しました。この後の演目がどうなる事やら。私達が踊ろうか、とも…。カジノのウエブサイトにも載っていなかったこの会は、どうやら身内向けの催し物だったようです。
 京劇の前に抽選会がもう一度あり、それが終わると会場を出て行く人がちらほらと見られました。これからが面白いのに、と思いましたが、私達は前の方へ行って座れたので良かったです。
 京劇はライトが眩しそうで少しやりにくそうでした。でも、初めて京劇に挑戦したシクンは頑張っていましたし、この華やかさは新年にふさわしいものでした。仲間が京劇をすると言わなかったら、存在すら知らずに覘けなかったであろうこの会、面白い体験でした。
 会場のカジノ前はおしゃれな通りで、そこを少し歩いてから、“ラスベガス”へ戻りました。
 夜は、KAの中国人達の新年会に招待され、中国料理屋に集まりました。この中国料理屋は北東地方の料理だそうで、そこから来たバイグーは、嬉しそうにみんなに料理を勧めていました。中国で、新年には誰もが必ず見るというテレビ番組を見ながら、おいしい料理を食べ続け、中国の方々のお正月の過ごし方を味わうことができました。
 その後カラオケに誘われ、あまり乗り気ではなかったのですが、ちょっと覘いてみました。アメリカ人の友達が『SUKIYAKI』を歌いたいというので、見つけると、私にマイクを渡されました。英語で『上を向いて歩こう』は歌えません。それから「日本語で見つけてよ。」と言われても、彼女達は日本語を読めないので歌えないのが分かっています。私にマイクを渡されても、歌は人前で歌えないので断りました。カラオケは聴いているだけならいいのですが、マイクが回ってくるのが嫌なので、行きたくはありません。しかしながら、中国人の男性軍は誰もがとても上手でした。
 カジノの飾りつけは少し地味であったようにも感じる今年のチャイニーズニューイヤー、旧正月の実感は、仲間に囲まれてのことになりました。

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