朝の9時半にMGMへ行き、お化粧を始めました。練習をしていると、アーティスティックコーディネイターが顔を出し、2本目のフルートをどこに置くのか尋ねました。1本、2本、3本のバトンを順に回したりする時、待機させておくバトンを直に床に置くことは、バトントワラーにとっては普通のことなので、何の疑問があるのかと思うと、それは見かけが悪いそうで、彼女は「台を見付けてきましょう。」と言いました。
衣装に着替え、カツラをつけると、会場となるマンダレイ・ベイに向けて出発です。
演技をするところは、プールサイドでした。今日はいい天気。後方の太陽が、金色に輝くマンダレイ・ベイに反射して前後で眩しく。真正面3メートルほど先には、これまた大きなライト。サングラスをかけたいほどでした。それが分かったのでしょう、付き添いのアーティスティックディレクターは、「今度あなたには、日除けとなる色つきのコンタクトレンズを用意しましょう。」と言いました。
演技するスペースは、5メートル四方より少し横が長いくらい。その両脇には、ベッドのような大きい四角のソファがありました。チェロを演奏するジュリには、はじめ彼女用のいすが用意されましたが、彼女は「このソファに座れれば十分です。」と言いました。
リハーサルをある程度終えると、本番はプールサイドにマットを敷くと言われました。心配なので、そのマットを確認させて頂くと、マットはまだ丸めてありました。しかし、どう見ても、練習した広さよりも前後の幅が狭くなりそうです。さらに、そのマットと靴との滑り具合が分からないので、丸まっているところに足を入れ、少しでも感覚をつかめるようにしてみました。いろいろと確認をしていると、アーティスティックコーディネイターは、「心配ならマットは敷かなくてもいいわよ。マットは黒いから、衣装が映えるだろうし、太陽の光が少し抑えられるかと思ったのだけど。このマットで事前に練習しておくべきだったわね。」と言いました。
私は少し考え、マットなしで練習してそれほど気にならなかったので、練習したことがないそのマット上でやるよりも、練習で確かめられた場所でしたほうがいいと考え、マットを敷かないことに決めました。そのマットはほかのイベントでも使うことがあるそうなので、「今度、そのマットで一度練習させて下さい。」と言いました。
リハーサルを終え、バーのカウンター後方にある、少し日陰になるようなところに待機しました。衣装に着替えたり、お化粧を整えたりしていると、お客さんが駆け込んできました。これはテレビの生放送で、ラテングラミー賞週間にちなんで行われているイベントとのこと。有名な方もいらしているようでした。
時間となり、演技場所に向かうと、両脇のソファには観客がぎっしりと座っていました。ジュリは、ようやく演奏場所を確保したようでした。プールの向こうのサブとフランシスコが、スペイン語のインタビューに答えると、こちらの番。演技が始まりました。ざわざわとしていたこともあり、はじめの音が聞こえにくかったのですが、それはそのためだけではなく、「正に演奏をしようと思ったら、隣に座っている人が話し掛けてきてね、ショーはどこでやっているのかとか、何時からやっているのかとか訊くのよ。お客様の一人になるかもしれないから答えてあげたいし、それで最初の音を逃しちゃったの。」とジュリ。そんな感じではありましたが、とりあえず無事に終わりました。今日は暑く、日差しも強く、汗だくになりました。
アーティスティックコーディネイターは、2本目のフルートを置いた台があまりにも殺風景だったことが気になるようで、「今度のイベントの為に、きれいに飾り付けされた台を用意することにしましょう。」と言いました。私はそのようなことやコンタクトレンズのことよりも、曲の準備や、会場の広さとマットのこと、そのイベントがテレビの生放送だという知らせなどを早くして頂きたかったのですが、注目する点が違い、面白いと思いました。
MGMに戻ると、置手紙がありました。今朝早かったので、食事の準備ができずに私が出掛けたことだろうと、亜梨ちゃんがパスタを用意してくれていたのです。ありがたいお心遣いに癒されます。
イベントの本番を終えると、カツラも付けたまま戻ってきて、身体は興奮状態。しかし、今日はいつも通り二回のショーがあります。このまま時を過ごしていたら、まだ先のショーの時間までに疲れが出てくることでしょう。練習着に着替えると、身体を整えて落ち着かせようとしました。しかしながら、今日は夜まで興奮状態。13時間お化粧をしていた肌も疲れていることでしょう。明日どうなることか、少し怖いです。
衣装に着替え、カツラをつけると、会場となるマンダレイ・ベイに向けて出発です。
演技をするところは、プールサイドでした。今日はいい天気。後方の太陽が、金色に輝くマンダレイ・ベイに反射して前後で眩しく。真正面3メートルほど先には、これまた大きなライト。サングラスをかけたいほどでした。それが分かったのでしょう、付き添いのアーティスティックディレクターは、「今度あなたには、日除けとなる色つきのコンタクトレンズを用意しましょう。」と言いました。
演技するスペースは、5メートル四方より少し横が長いくらい。その両脇には、ベッドのような大きい四角のソファがありました。チェロを演奏するジュリには、はじめ彼女用のいすが用意されましたが、彼女は「このソファに座れれば十分です。」と言いました。
リハーサルをある程度終えると、本番はプールサイドにマットを敷くと言われました。心配なので、そのマットを確認させて頂くと、マットはまだ丸めてありました。しかし、どう見ても、練習した広さよりも前後の幅が狭くなりそうです。さらに、そのマットと靴との滑り具合が分からないので、丸まっているところに足を入れ、少しでも感覚をつかめるようにしてみました。いろいろと確認をしていると、アーティスティックコーディネイターは、「心配ならマットは敷かなくてもいいわよ。マットは黒いから、衣装が映えるだろうし、太陽の光が少し抑えられるかと思ったのだけど。このマットで事前に練習しておくべきだったわね。」と言いました。
私は少し考え、マットなしで練習してそれほど気にならなかったので、練習したことがないそのマット上でやるよりも、練習で確かめられた場所でしたほうがいいと考え、マットを敷かないことに決めました。そのマットはほかのイベントでも使うことがあるそうなので、「今度、そのマットで一度練習させて下さい。」と言いました。
リハーサルを終え、バーのカウンター後方にある、少し日陰になるようなところに待機しました。衣装に着替えたり、お化粧を整えたりしていると、お客さんが駆け込んできました。これはテレビの生放送で、ラテングラミー賞週間にちなんで行われているイベントとのこと。有名な方もいらしているようでした。
時間となり、演技場所に向かうと、両脇のソファには観客がぎっしりと座っていました。ジュリは、ようやく演奏場所を確保したようでした。プールの向こうのサブとフランシスコが、スペイン語のインタビューに答えると、こちらの番。演技が始まりました。ざわざわとしていたこともあり、はじめの音が聞こえにくかったのですが、それはそのためだけではなく、「正に演奏をしようと思ったら、隣に座っている人が話し掛けてきてね、ショーはどこでやっているのかとか、何時からやっているのかとか訊くのよ。お客様の一人になるかもしれないから答えてあげたいし、それで最初の音を逃しちゃったの。」とジュリ。そんな感じではありましたが、とりあえず無事に終わりました。今日は暑く、日差しも強く、汗だくになりました。
アーティスティックコーディネイターは、2本目のフルートを置いた台があまりにも殺風景だったことが気になるようで、「今度のイベントの為に、きれいに飾り付けされた台を用意することにしましょう。」と言いました。私はそのようなことやコンタクトレンズのことよりも、曲の準備や、会場の広さとマットのこと、そのイベントがテレビの生放送だという知らせなどを早くして頂きたかったのですが、注目する点が違い、面白いと思いました。
MGMに戻ると、置手紙がありました。今朝早かったので、食事の準備ができずに私が出掛けたことだろうと、亜梨ちゃんがパスタを用意してくれていたのです。ありがたいお心遣いに癒されます。
イベントの本番を終えると、カツラも付けたまま戻ってきて、身体は興奮状態。しかし、今日はいつも通り二回のショーがあります。このまま時を過ごしていたら、まだ先のショーの時間までに疲れが出てくることでしょう。練習着に着替えると、身体を整えて落ち着かせようとしました。しかしながら、今日は夜まで興奮状態。13時間お化粧をしていた肌も疲れていることでしょう。明日どうなることか、少し怖いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます