行雲流水録⑱ 梅花祭 2007年02月26日 | 中学受験 行雲流水録 一昨日は北野神社の梅花祭。古来、日本において中世までは花といえば梅を指し、その天を指し示す枝より神が伝え来ると信じられました。楚々とした香りはいつの世も愛されています。 しかし、日本人は散りゆく桜・春待つ残雪・一枚残りし銀杏の葉そして密かに香る梅の香とはかなげなものに憧憬を感じます。望月ならぬ十六夜に風雅を思う嗜好には下記の歌も好まれます。梅を詠いつつ梅の一字も記さないしなやかさがその感性に合う . . . 本文を読む