24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

Oldman & 視力

2024年06月07日 | 気象
2024年6月7日(金曜日)午前6時20分:[  18c/28c/20%  ]{ pm09:00-am05:15 }  曇りのち晴れ

静かな薄曇りの朝。窓全開で、窓辺の温度計は20度。湿度は62%。湿度が高い。右目のかすみが無くなって、視力が回復し、実に遠くがよく見える。左目は、乱視が強くなって、少し霞むが、右目同様によく見える。

乱視を補正するレンズの入ったメガネを(右はガラスだけ)をかけて、遠くを眺めると、世界が丸見えだ。

昨日は5本ほど、杖にすると「実にいい」と思える竹を持って、ワイフを送ったついでに、広大なこの世の終わりの絶望の縁をさまよう友人宅をたづねた。そして、ワンステージの抗がん治療を終えて、食欲も少しづつ回復してきたという。治療は、次のステージに向かう。一歩づつ、この世の終わりから、離れる努力を継続中だ。

ガラス戸越しにベッドで上半身を起こして、手をあげる彼の姿を、久しぶりに見た。頭も眉毛も毛はなく、笑った口から、上の歯が3本ほど抜けているのがわかった。

家の中を自分で作った杖をついて歩くと言うので、庭を歩くとき用に、数本の、微妙に曲がった竹を、適当な長さに切って、金たわしで磨いて、持って行った。隣の家の横にある竹藪の竹は、いささか種類が違う。孟宗や真竹ではない。それほど背丈も伸びず、太くならない。そのせいで、根本は節が混んでいて、1、2mほどの所から、風や蔓のせいで、微妙に曲がっているのが多い。

昔は稲を干すときの「はさ場」で、横にして使った貴重品。竹は世界で1200種類もあって、日本には600種があると言う。なんと言う種類か、ネットで調べても、私には分からないが、他人の山ながら、自由に切っていい、と、許しを得ている。

白血病に犯された彼も私も田舎者。身近に、いくらでも工業品の「杖」はあるのだが、気に入らない。私が使うなら、これがいいだろう、と思えるものを選んで、持って行った。枯れて黄色くなったのが色合いが微妙で、特に3本ほど入っているので、中に一本くらいは、気にいるかもしれない。