ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

「裏切られたトランプ革命」 副島隆彦

2021-09-17 11:38:57 | 現代史 2020~

◆ 今のアメリカを統治しているのは、奇妙で複雑な顔をした軍事政権である。・・・・・・ジョー・バイデンはホワイトハウスの中にはいない。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P7)


◆ 今から20年前の2001年4月に、小泉純一郎が突如現れて、自民党内に子分のひとりもいない男が総裁選に勝った。「ランドスライディング(雪崩現象)の勝利が起きた」とあの時も言われ、私はあの時、不思議な感じがした。そのあと郵政民営化の選挙(2005年9月)で圧勝した(自民党300議席)。あの頃の選挙から、ずっと日本でもCIAが開発したドミニオンを使った違法選挙が行われてきたのだ。
 政界に近いところにいて薄々と真実を知っている者は、皆、知ってる。そういう噂が当時、日本でも政界で流れた。そのあとの選挙も、ずっとそうだ。その後の何回かの都知事選挙もそうだった。とても200万票など取れそうもない猪瀬直樹という評論家ジャーナリストが当選した。それから小池百合子だ。彼女の選挙はすべて、得票がおかしな動きをしていた。
 総選挙(衆議院選挙)だけでなく、民主党の代表選挙の時にもこの不正が行われた。日本に絶対に小沢一郎の政権を作らせないために、ディープ・ステートが、菅直人を勝たせた(2010年9月14日)。ずっとこうだ。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P23)


◆ 日本のメディア(マスゴミ)を情報管理し、発信統制しているのは、スティーブン・ハーマンという男である。駐日アメリカ大使館の外局であるVOA(ボイス・オブ・アメリカ。アメリカの声ラジオ放送局)にいる。六本木の星条旗新聞社のビルの中だ。スティーブン・ハーマンはもう25年も日本にいる。実質の日本統制官の頭目である。マイケル・グリーンとも親友だ。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P75)





◆ 「Qアノン」が2017年10月17日にネット上に登場した。恐るべき情報を塊のように投下するようになった。それを読み始めたアメリカの若者たちの間に衝撃が走った。そこに書かれていることには証拠がついていた。若者たちが「これは真実だ」と確信を持つようになってザワザワと全米に広がった。すると「Qアノンの陰謀」と言われて攻撃された。アメリカで本当は何が起こっているのか説明をしない。ニューズ解説者や大学教授たちが異常な恐怖感をもってこれらを取り上げた。その代表は慶応大学の渡辺靖や中山俊宏たちだ。彼らがQアノン論を論じた。異常な陰謀論がはびこっている、と。本人たち自身が一番怯えていることが伝わってくる。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P107)


◆ Qアノンが2017年10月に登場してから、ものすごい勢いでアメリカのSNSの中で影響力が広がっていった。実はQアノンの「Q」とは次の人物だとされた。それは22年前の1999年7月16日に死んだはずの J・F・ケネディ・Jr(ケネディ大統領の長男)が生きていてQなのだと。この言論がここから出てきた。JFK・Jrは、自分が殺されると分かった38歳のときに身を隠した、と。この時、ニューヨーク州の上院議員選に出ようとして闘った相手は、まさしくヒラリー・クリントンだった。何度か殺されそうになって、傷も負った。ニュージャージー州からマーサズ・ビニヤード島の別荘に、自家用飛行機で家族と向かい、着陸の直前、10キロ手前の海に墜落して死んだとされる。死んだことにして隠れて以後、このQアノンの運動を始めたとされる。ケネディーJrは、アメリカを支配している一番上のほうの凶悪で残虐な人々、すなわちディープステイトを調べて追求し続けた。自分の父親を殺したのもこの者たちだと知ったからだ。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P111)





◆ ジェフリー・エプスタインは、ヘッジファンドの経営者で大金持ちになった男だ。エプスタインは2019年7月13日に逮捕された。そして翌8月10日にニューヨークの拘置所の中で死。口封じで殺された。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P122)




◆ (2020年11月3日、アメリカ大統領選)
 アメリカ国民の総数は、3億人だ。そのうち有権者が、3分の2である。だから丁度、2億人だ。投票率(投票日、2020年11月3日)は、67パーセントだったとはっきりしている。だから有効な投票数は、1億3400万人である。このうち、バイデンの得票は、たったの2500万票である。ということは、残りの1億1000万票は、トランプへの投票だ。これが真実の選挙の結果の数字だ。
 だから、「バイデンは、8500万票取った。トランプは、7400万票だった」「だから900万票の差でバイデンが勝利した」と、バイデン派と、主流メディア(日本を含む)は言い続けている。「選挙には不正はまったくなかった」と平然とシラを切り、ウソつきに徹して鉄面皮を続けている。だから選挙の結果にの不正については話したがらない。真実は、5600万票を、トランプから泥棒した。その多くは郵便投票の捏造票の3000万票と、ドミニオン集票機の違法捜査の票の移し替えの、全州での2000万票だ。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P22)


◆ (2020年11月7日に、トランプ側の特殊部隊「デルタ・フォース」がドイツのフランクフルトの CIAのコンピューターのサーバー・ファーム(集積所)を襲撃した。ここにあったドミニオンという選挙の違法操作をする機会が摘発され押収された。このときの銃撃戦で米軍で最強とされるデルタ・フォースの5人が死んだ。敵側はCIAを守っていた準軍事部隊の1人が死んだ。激しい撃ち合いだったことが想像できる。彼らはCIAから急遽呼び出されてきたアフガニスタン駐留の軍事会社に雇われている傭兵だ。当然、元米軍の猛者たちだ。ただし、金で動く。
 この場でジーナ・ハスペルCIA長官(女)が拘束された。彼女は直ちにキューバのグアンタナモの連邦刑務所に移送され厳しく尋問された。そして彼女はこれまでの悪事のすべてを白状した。その証言はトランプ派の米軍がすべて握っている。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P56)





◆ (12月11日)最高裁判所は、6州で選挙に大きな不正があったとのテキサス州政府(それに同調した20の州)からの「緊急で憲法判断せよ」の訴えを棄却した。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P51)



◆ この男(最高裁判所長官ジョン・ロバーツ)は、12月11日に、テキサス州司法長官が最高裁に起こした訴えを却下した。「激戦4州(ジョージア、ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン)で不正選挙が行われた。証拠が挙がっている。これはアメリカ合衆国憲法が定める州の平等条項違反だ。私たちも被害者だ」の訴えの審理を拒否した。1月11日には、「ウィスコンシン州とペンシルベニア州の副知事が選挙結果の集計に不正があった」と異議を唱えた訴訟3件など、計8件の審理を優先することを、これまた拒否した。訴えを却下(門前払い)した。訴えとして取り上げて審理してから出す棄却(原告の敗訴)ですらなく、頭から訴えを拒否した。

 このとき、最高裁の9人の判事が合議した。ここでジョン・ロバーツは、他の判事たちを怒鳴りあげた。「お前たちに裁判のやり方を教えてやる」と脅した。これで、アリートとゴーサッチとカヴァーノとそしてクラレンス・トーマス(黒人)、そして新任の敬虔な女判事エイミー・バレットの5人を震え上がらせて黙らせた。この事実は、この怒鳴り声を部屋の外で聞いた者たちが外部に漏らした。天地驚倒すべき事態だ。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P52)


◆ 12月14日にウィリアム・バー司法長官が辞任を表明した。トランプは後釜をすぐに決めた。ジェフローゼン氏新司法長官とリチャードドナヒュー新司法副長官である。ドナヒューは空軍出身で強固なトランプ派だ。彼は死去防衛用の精鋭部隊である。第82空挺師団の空挺平易出身だ。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P81)


◆ アメリカの秀才のエリートたちは、大学時代から超エリートの秘密結社である「ファイ・ベータ・カッパ」(全米優等大学生友愛会)の学寮である「友愛会」の秘密結社に入る。その時以来、秘密の儀式に参加する。その頂点がジョン・ロバーツ最高裁長官であり、彼の幼児殺害現場(生贄の儀式)への参加である。ここまで汚れたアメリカの支配階級の惨状が、満天下に暴かれてしまった。もう、世界中の人々が知ってしまった。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P80)




◆ 2021年1月6日 米議事堂乱入事件
12:40 プロテスター(暴徒)の一隊が議事堂に到着した。トランプ派ではない。
01:00 議事堂警官が攻撃される
01:09 署長が州兵を要請
01:11 トランプ大統領の演説終了
01:50 アンティファが議事堂侵入
01:56 トランプ派の演説参加者50万人が議事堂に到着した。
 暴力的な侵入者は大統領の演説を聞いていない。ナンシー・ペロシ下院議長は、始めから計画してトランプ派が暴走して議事堂で破壊し流血の事態を起こすように仕組んだ。アンティファとBLMに挑発煽動をやらせた。トランプ派民衆は暴力行為でほとんど捕まっていない。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P27)


◆ (1月6日)ドミニオン投票機の改ざんデータは、イタリアのバチカン所有の軍事衛星「レオナルド」を介して米国に送り返されていたことが明らかになった。これまでの世界各国の選挙不正の実行犯人はローマ教会だった。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P54)



◆ (1月6日)ドミニオン集票、違法改ざんの機械を、実際に動かしていた真犯人はローマの、バチカンであることがついに判明した。レオナルド社を介した軍事衛星を介して、宇宙電信送信でこの違法な操作を行っていた。これにはローマのアメリカ大使館と、元国防省の幹部たちが指揮をとっていた。この者たちもトランプ軍によってローマで逮捕された。グアンタナモ刑務所にいる。その代表はウィリアム・リンで、この男がレオナルド社のCEO(会長)である。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P57)


◆ (レオナルド社の)犯行を自供して宣誓供述書を裁判所に提出したのは、アルトゥーロ・デリアである。この男は技術の責任者である。司法取引をして家族とともに消えた。
 イタリア政府の軍事衛星(ローマ法王庁に貸与していた)「フチーノ・タワー」を通してフランクフルトのCIAのドミニオン・サーバーから情報を取り出し、再度違法な操作の全体の指示を与えていたのは、ウィリアム・リンという男である。この人物が、レオナルド社SpA のCEO(会長)であり、犯行の全体の責任者である。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P60)


◆ (1月9日)バチカンが停電した。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P54)


◆ 1月9日の夜に、米軍特殊部隊がローマ法王庁を急襲した時に、ウィリアム・リンは、法王庁の職員らとともに逮捕され、キューバのグアンタナモの連邦拘置所に連行された。この時、ローマ法王フランシスコも一緒に連行されたようだ。イタリア前首相マッテオ・レンツィにも大きな嫌疑がかかっている。これらのアメリカの主要国への犯罪捜査は、「犯罪者引き渡し協定」に基づいて、その国の政府の同意のもとに実行される。したがって、イタリア警察、イタリア検察庁との合同で実行された。犯罪関与者として、イタリア人のクロディオ将軍と外交官のサラフェン氏(いずれもレオナルド社の理事会メンバー)も逮捕された。

 1月9日の夜に、イタリア警察と検察庁が、米国の特殊部隊とともに、ローマ法王庁を襲撃した。攻撃用ヘリコプターのブラックホークで、夜中に、閃光弾を投じて、停電を起こさせながら、法王庁の中庭に舞い降りた。そして、就寝中のローマ法王フランシスコを不意を突いて拘束、連行したようである。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P61)


◆ 日本で、約200人のエリートの凶悪犯罪者が逮捕される場合は、「犯罪引き渡し条約」(日米司法共助)に基づいてアメリカの司法省(検察庁でもある)からの要請に基づいて行われる。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P107)



◆ 1月11日に、米軍の中の反トランプの勢力の動きがあって、クーデターが起きて、トランプは、戒厳令を敷くことができなかった。だから、トランプは一旦後ろに引いた。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P10)


◆ クーデターは1月11日に起きた。ディープ・ステート側の軍人トップたちである。「8人の4つ星将軍」は、形上それぞれ8つの軍の命令系統で一番上に乗っかっている。・・・・・・この8人の代表が、マーク・ミリー統合参謀本部議長である。この役職になると、5スターであるから大将の上の元帥になる。私はこの男については、昨年の11月4日から「根性なしのウラウラした軍人だ」と書いた。始めからトランクを裏切りそうな気配があった。マーク・ミリーは、バイデンによって留任となった。
 この男が、今も米軍の制服組のトップである。ところが、国防長官には、この8人とは別の黒人の4つ星将軍(陸軍大将)であるロイド・オースティンがなった。この黒人は、実際は何の力もない飾りのような軍人だ。・・・・・・
 8人の軍人トップたちが、何と「日付のない命令書」を出した。・・・・・・そこには、「軍は1月20日から始まるバイデン政権に従う」と書いてある。ただし、日付がないのである。日付のない文章は、法律上は無効である。効力を発しない。こういう異常事態、奇妙なことが国防総省で起きた。
 この8人がトランプ大統領に反逆した、ということである。こういう場合は、軍律違反で、即刻、憲兵隊が逮捕、拘束しなければいけない。この日付なしの軍事命令書の異様さがすべてを物語っている。・・・・・・
 この一枚が、世界中のすべての米軍の兵舎に、1月15日から貼られたことを私は知った。彼ら8人の幹部は、米軍内の腐敗したディープ・ステイト側の軍人たちである。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P34)


◆ トランプは、同日1月11日(月)に、ワシントンDCに、非常事態宣言を発令した。それで1月6日に続いて、さらに続々と州兵と、4軍の特殊部隊と、 DHSとFEMAの部隊までもDC(首都)に入った。合計で7万になった。
 米軍の内部は幹部たちがトランプ大統領派と反トランプ派に分かれている。軍隊は何があっても「上官の命令に従う組織」である。そのように訓練されている。全体としては陸軍が反トランプ派であり、空軍と宇宙軍と特殊部隊はトランプ派である。海軍は特殊部隊以外は来ていない。海兵隊の特殊部隊はトランプ派である。
 同日11日に、ディープ・ステイト側だと判明していた DHS(国土安全保障省)の長官のチャド・ウルフが首を切られた。そして前述したピーター・ゲイナー(トランプ側)が DHSも兼任した。私は日本時間の1月15日に、自分の学問道場のサイトに書いた。「米国が首都ワシントンで両派に分かれて、一発触発の睨み合いの状態に入っている」と報告した。だが、この時点で、すでにトランプは、反乱法と戒厳令の発動を諦めた。このことは1月20日を過ぎたときにはっきりした。トランプは、軍人同士が撃ち合いになる事態を回避した。この日の早朝にホワイトハウスを出発してフロリダ州へ向かった。
 トランプ勢力の今回の革命での戦闘部長であるリン・ウッド弁護士と、マイケル・フリン中将は「直ちに反乱法を発動すべきだ」とトランプ大統領に強力に進言していた。これが11日に発令されていたら、ワシントンDC にあるテレビ局や新聞社に、米軍の部隊が突入して、ディープ・ステイト側の、悪質な虚偽の報道を執拗に行ってきたジャーナリストたちを、逮捕、拘束する動きになっていた。・・・・・・
 1月9日から、議事堂の鹿野通路(DUMB)に待機していたトランプ側の海兵隊の特殊部隊が、不正選挙の犯罪に加わった議員たちを逮捕するべく体制を整えていたという。トランプ大統領は、この1月11日までは軍事強硬路線をとる気でいた。・・・・・・
 トランプは、側近に聞いた。「私が戒厳令を発令すると、軍人が相互の撃ち合いで何人死ぬのか」と聞いた。側近の軍事スタッフが、「大統領。首都DC だけで2000人ぐらいが死ぬでしょう」と答えたという。だから、トランプは、「そうか、それなら私はこの命令を出さない」と、首都戒厳令の発令を中止した。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P39)


◆ (トランプは)翌1月12日にはアビリーンの軍事基地司令部から異動して、テキサス州の州都サンアントニオの郊外にあるアラモの砦に行き、愛国者精神を演説した。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P77)


◆ トランプは、1月12日、その夜のうちにワシントンのホワイトハウスに飛んで戻った。そしてペンス副大統領を呼びつけて、彼を使者として立てて、向こう側(ディープ・ステイト側)と交渉させた。「私は、戒厳令を敷かないから、お前たちも手を出すな」という休戦の合意を取り付けたのである。マイク・ペンス副大統領は、トランプを裏切った。ペンスは二重スパイのように言われているし、それは事実である。
 だが、それでもペンスのような、両方とつながっている人材がいなければ、使者として動くことはできない。そしてペンスはそのように動いたのである。ペンスもディープ・ステイト側に、若い男と抱き合っている同性愛者として写真とかの弱みを握られている。だから、トランプを裏切るしかなかった。こういう、どちら側にも顔が立つ人間でなければ、仲裁や連絡係はできない。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P78)


◆ この頃(1月頃)、日本国内にもSNSとユーチューブで噂が流れて、「米全土への緊急放送(EAS。エマージェンシー・アラート・システム)が発令されて、日本もすべてのテレビ、ラジオ放送が、一斉にアメリカ軍の世界中での軍事行動の発令が行われる」と騒がれた。EAS予行練習は実際にアメリカで7日に行われた。アメリカの各地で停電が起きて、軍隊が出動しているという情報が流れた。真に極度の緊張状態にあったのは、この1月7日だっただろう。
 1月9日からGAFA(ガーファ)+MS(マイクロソフト)、すなわちビッグテックが、SNSでの表現規制、言論弾圧を始めた。トランプに対する激しい怒りで燃え上がっているマーク・ザッカーバーグ(フェイスブック)と、ジェフ・ベゾスと、ビル・ゲイツ(マイクロソフト)と、グーグルのエリック・シュミットたちが、トランプのツイッターやフェイスブック、さらにはパーラーというトランプ側の、SNSの発信を止めた。文章の一斉削除の暴挙に出た。1月9日から始まって1月中にはトランプ側の通信手段をほとんど停止状態にした。
 ツイッターのCEOのジャック・ドーシィーは激しく非難された。それでもドーシィーは、トランプ大統領のツイッター・アカウントまでも永久停止した。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P45)


◆ 1月20日(大統領就任式の日)に首を切られたはずのクリストファー・ミラー前国防長官は、今「影の将軍」と呼ばれている。このクリストファー・ミラー中将がトランプは軍人のトップ(総帥)として、今も隠然としてペンタゴン(統合参謀本部)の中で米軍の実権を握っている。米軍人(軍曹から上)と兵士の8割はトランプ派である。今もトランプに忠誠を誓っている。
 もうひとり、ピーター・ゲイナー(中将)が強固なトランプ派である。彼がNSA(米軍の国家情報局)と、DHS(国土安全保障省)と、FEMA(緊急事態管理庁)という米軍の神経細胞を今も統括して押さえている。トランプ派は米空軍と宇宙軍と、特殊部隊が中心である。それに対して、陸軍と海軍は総じてディープ・ステイト側である。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P8)





◆ 最近、ミャンマーで起きた軍事クーデターの理由も、この「国政選挙への外国からの干渉」が原因だった。ミャンマーの国軍は、2021年2月1日に、クーデターを起こして、国家顧問(実質は大統領)のアウンサン・スーチー女史を拘束した。その理由として、軍事評議会は、「ミャンマーの2019年の選挙には、不正があった。コンピュータの違法な捜査による票の大量の移動があった。スーチー女史はイギリスの手先である。彼女が自白した」とするものだった。ミャンマーの軍事政権は、自国の情報部員を通して、ローマからの遠隔操作による不正選挙の証拠をつかんだのだ。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P24)






◆ トランプ派の優れたブロガーである、英国人のサイモン・パークス(元英国MI6情報部員)氏の情報では、3月時点でも、トランプが米軍の中で、実質的な軍事命令権(統帥権)を握っている、という。(裏切られたトランプ革命 副島隆彦 秀和システム 2021.4月 P33)





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