ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

「選挙をして→首相を選ぶ」 ではなく「首相を選んで→選挙をする」、というおかしさ

2024-09-30 12:43:03 | 不正選挙

選挙をして → 首相を選ぶ。
これが本来の形だが、

ところが今は、
首相を選んで → 選挙をする。

順番が逆だ。
前回の総選挙が2021.10月、その3年間がどうだったか。
それを見て次の総選挙に投票する。

その3年間の岸田政権を良い政権だったと思う人は少ないだろう。
政治とは結果責任である。
その結果を見て多くの人は投票する。
悪い政権は当然国民の審判を受ける。

ところがどうだ。
総選挙もしないまま、自民党内で首相の首がすげ替えられた。
そしてその後に総選挙を打つという。

順番が逆だ。
学校でも総選挙の後の国会で、新しい首相が選ばれると習ったはずだ。
ところがそうなっていない。
新しい首相が選ばれた後に、選挙がある。

こういう政治手法がこのところ続いている。
そしてマスコミはそれを批判しない。
それどころか、多くのマスコミは国民による総選挙なしで選ばれた新しい首相に、コビを売る始末だ。

これは前首相の失政を、新しい首相への期待にすげ替えている。
日本の首相には政治責任が問われないようにしている。
イヤそのことを表面化させず、国民の目から隠す構造になっている。

そのことをマスコミは「岸田では戦えない」という言葉で表現するが、
そこには政治の失敗に対して責任を取るという潔さがない。
しかし選挙とは本来、結果責任だ。

もちろん国民もバカではないから、そのことを決して忘れていない。
私は今までの衆議院選挙(総選挙)の結果自体もあやしいものだと思うが、

首相を替えて、元の首相への責任追及から、新しい首相への期待へと論点を移行したほうが、あとで選挙結果の説明がしやすくなる。

もし総選挙で、新首相が国民からの信任を受けるという不自然な結果になった場合には、
元の首相の責任が追及されたままでは説明がつきにくい。
なぜ日本国民は、こんなひどい政治をされたままで、自民党を信任したのかと。

それよりも、それを新しい首相への期待へと論点をすり替えれば、マスコミとしても後の説明がしやすい。
そうやって不自然な選挙結果に対して国民を納得させてきた。

日本人はこの手法にずっとやられてきた。
誰も元の首相を信任してはいないし、新しい首相に期待してもいない。

それでも総選挙では自民党が勝ってきた。
我々の肌感覚とは違う、とても不自然な勝ち方だ。
今回もそれと同じようなことが起ころうとしている。



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