ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

竹中平蔵・東国原英夫・橋下徹は似てる

2009-07-01 19:43:10 | 民主党、維新の会

国政は国会議員が動かすものだ。
国政を動かすためにはまず国会議員に選ばれなければならない。
国民には誰を選ぶかという権利と責任がある。
そういう選挙を経てはじめて責任の伴った発言権が国会議員に与えられる。

しかしこのごろどうも変だ。
竹中平蔵は国会議員でもないのに国政の改革を行い、国中をメチャメチャにした。
(あとで事後承諾的に国会議員になったが。それも比例区で。)

宮崎の東国原にしても、大阪の橋下にしても、国会議員でもないのに国政に対する発言が多すぎる。
発言するのは自由だが、またそれをたいそうにメディアが取り上げる。
その結果多くの国民がそれになびくようになる。

そして、国会議員以上の影響力を持つようになる。

民主主義だから良いではないかという人があろうが、
これは議会制民主主義の点から言うとかなり異常なことである。

知事は国政に対して責任がない。県政に対して責任を持てばいいのである。

その県政に対して一期の任期も全うしていないものが、
国政に対してあまりにも大きな発言権を持つのはおかしなことである。

しかも、無所属で当選した東国原は自民党から出馬しようとし、
自民・公明の推薦を受けた大阪の橋下は、自民党への態度を保留している。

無所属とか政党の推薦とか一体何なのかと思う。

こんな無責任で自分勝手な人が、今回の総選挙をリードするのかと思うと、残念でたまらない。
彼らはたぶん大した政策論議もせずに、自分勝手な政治がしたいだけなのだ。
小泉劇場と同じ大衆扇動政治にはもってこいの状況が作られる。

二言目には、『国民の皆さんの意見を聞いて』というが、
多くの国民は本当に世界を股にかけた政策論議など、やろうとしてもやれるだけの材料を持たない。
それは国民の責任ではない。

それをやるのが政治家の責任なのだ。
議会制民主主義、間接民主制、代議士制というのはそういうことなのだ。

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