ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

政策論はどうなったのか

2009-07-02 21:01:37 | 不正選挙

郵政論争、鳩山対西川は、小泉の後押しで西川の勝ち。
それが終わったかと思えば、東国原が自民党の総裁候補だって。

あまり意味のない政局騒動ばかり。

政策はどうなっているんだ。

アメリカの傘下から抜け出ることが出来るのか。
景気はどう回復するのか。
派遣はどうするのか。
年金はどうなるのか。
教育はどうするのか。
食糧自給率(農業)をどうするのか。
小泉改革の総括は。
規制緩和は良かったのか。

誰も何も言わない。
いや、言わせないための政局ネタ騒動。

そうするうちに誰も政策を忘れてしまう。

誰か本気で政策を考えているのか。
メディアも政局ネタばっかり。

今の日本はイベントづくりで騒いで誰も本気で勉強しない小学校のようなものだ。

いつもこうやって何がなんだか分からないうちに選挙に突入するんだな。

東国原知事「ぼくが行ったら負けぬ」「次の知事は傀儡」

2009-07-02 20:31:49 | 自民党政策

朝日新聞より 2009年7月2日10時47分
http://www.asahi.com/politics/update/0702/TKY200907020003.html

 宮崎県の東国原英夫知事は1日、高千穂町で開かれた県民フォーラムに出席し、改めて国政転身への意欲を示した。地域の課題について住民と意見交換する場だったが、出席した約50人の町民の関心も知事の出処進退に及び、知事が自らの「後継者」に触れる一幕もあった。

 「一介の(県)知事がいきなり大臣とか首相候補に指名されるなんてありえない。でも歴史を変えなくてはならない」「国政に行きたいのではない。国を変えたい、制度を変えたい」「たった一人の反乱だと思っている。5年後10年後、こういうチャンスが来るかはわからない」

 東国原知事は冒頭のあいさつで、得意の地方分権論を披瀝(ひれき)し、国の制度を変える必要性を熱く語った。

 さらに、自民党サイドからの次期衆院選への出馬要請に対する受諾条件に、自身を総裁候補にすることなどを挙げている点に関連し、「民主党は次期代表に私を選ばないでしょう。自民党総裁になる方が可能性は民主党(代表)より高い」などと話した。

 会場の出席者からは、次の衆院選をめぐる知事の動向に関する質問が相次いだ。

 ある男性は「(衆院選で)自民党が負ける可能性も言われているなかで、なんで自民党なのか」と質問。知事は「良い質問ですね~」と応じた後、「ぼくが(自民党に)行ったら負けません。負けさせません」と自信顔で答えた。

 また、ほかの参加者からは「自民党から出馬すれば総選挙後に民主党が政権をとった場合、せっかくの知事の(地方分権の)構想が実現できないのでは」と問う声も。知事は、西松建設事件など政治とカネの問題に触れつつ、「今は民主党も自民党も痛み分けで同じ」と述べるにとどめた。

 また、任期途中で国政に転じた場合の後継者に質問が及ぶと、知事は「責任を持って議会、職員や県民の皆様のご意見をうかがって、私の考え、やり方を一番分かる、一番継承出来る方にお願いする。それがぼくの責任」と後継指名の可能性も示唆した。

 さらに、「1週間に1回は(宮崎に)帰ってきて『これはこのようにして』と口出しする。事実上の知事はぼくだから、次に知事になる方は傀儡(かいらい)政権ですね」。冗談とも本気とも取れる口調で続けた。

 また、2年半前の県知事選に出たときのことを振り返り、「あの時、今変えないと宮崎は変わらないと思った。あの時みたいに、今勝負をしないと歴史は変わらない」と高揚した様子で力説し、フォーラムは知事の独壇場と化していた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【私のコメント】
ある知人に聞いてみた。
その人は民主党支持なのだが、
『宮崎県の知事になったくらいで、思い上がるのもいい加減にしろ』
ということだった。

この知事は何か勘違いしているのではないかと思う。

彼の側近には彼に意見する人がいないに違いない。
宮崎県という地方の県のなかでは誰も彼に意見しないに違いない。
宮崎県庁内では独裁者なのだろう。

そういうときに、えてして勘違いが起こるものである。

誰も意見しない。
誰も文句を言わない。
テレビに出るともてはやされる。
地元に帰ると喝采を浴びる。

『ぼくが(自民党に)行ったら負けません。負けさせません』

彼を取り巻く状況が彼にそんなことを言わせるのだ。
まるで王様気取りだ。
彼は決して民主的なルールで知事の職をつとめていない。

こういう人が本当に権力を握ったときは怖いことになる。

でもマスコミ向けにはいい顔をし続けるだろうから要注意である。
芸人上がりだから、マスコミ対応はお手のものである。

「最高裁で決着を」360万円賠償命令で橋下知事が上告へ

2009-07-02 19:59:09 | 民主党、維新の会


7月2日18時2分配信 産経新聞 より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000566-san-soci

 テレビ番組での発言をめぐる損害賠償請求訴訟で、2審も敗訴した大阪府の橋下徹知事は2日、府庁で記者団の質問に答え、「重く受け止める。(発言が)ほめられた行為でないことは間違いない」としながらも、「1審、2審で判断が異なるのであれば、最高裁で判断していただきたい」と、上告する方針を示した。

 広島高裁のこの日の判決は、1審判決のなかで発言が名誉棄損に当たると認定した部分を否定した。

 橋下氏は「言論活動がどこまで保障されるのか。最高裁に最終的な決着をつけてもらいたい」などと述べた。



発端は以下の事件
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

橋下弁護士に損賠請求…光母子で懲戒請求呼び掛け

ZAKZAK 2007/09/04 より
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_09/g2007090406.html

 山口県光市・母子殺害事件で被告の元少年(26)の弁護人を務める今枝仁弁護士ら広島弁護士会所属の4人が3日、タレント活動もしている橋下徹弁護士(大阪弁護士会)のテレビ番組の発言で業務に支障を来したとして、1人当たり300万円の損害賠償を求め広島地裁に提訴した。

 訴状によると、橋下弁護士は5月27日放送の番組で「見ている人が一斉に懲戒請求をかけたら、弁護士会としても処分を出さないわけにいかない」などと発言した。

 原告側によると、4人に対する懲戒請求は放送以降、計約1200件あったという。

 橋下弁護士の所属芸能事務所は「訴状の確認ができ次第、橋下弁護士が記者会見を開き説明する」と話している。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【私のコメント】
以前私はこんなことを書いた。
そのことを再度掲載させてもらう。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/5151/link_3274.html より

橋下徹がテレビ番組でとった大衆扇動の行為に対して、裁判所はその違法性を指摘し、800万円の賠償を命じた。
彼のとった行動の違法性が裁判所によって証明された。

もし彼がその裁判に疑問があるのなら、その疑問点を表明することによって控訴すればまだしも筋は通っている。
しかし彼はあろうことか、『判決が不当だとは一切思っていない』と明言したにもかかわらず、疑問点がないまま高等裁判所に控訴した。
いわば理由なき控訴である。

『自分が悪かった』と認めた上で、再審を求めて控訴したのである。
そんな理屈はあり得ない。
このことから橋下徹が、法の制度は知っていても、法の制度を成り立たせている理由を知らない、常識の欠けた人間であることが分かる。

彼は自分の過ちを認めた。
ふつう自分の過ちを認めた人間は、どうにかしてそれを償おうとするものである。
しかし彼の論理は、『不服はないが、不服申し立ては行う』というものである。

そして彼は、関係者に謝罪した上で、控訴だけは行うという、人の心を踏みにじる行為を平然と行ったのである。
こんな不誠実な謝罪はあり得ない。
しかもそういう人の心を踏みにじることを平然と行った人が、法律を専門とする弁護士であったというところが、さらに異常なのである。

橋下徹の控訴には、全く筋が通っていない。
恐るべき非論理性である。
そのことを社説で厳しく批判したのが朝日新聞である。

その非論理性を指摘した朝日新聞に対して、橋下徹は全く論理で応じていない。
感情むきだしである。
論理的には何も言っていないに等しい。
批判に対して論理で答えるのが政治というものである。

そういう意味で、彼は朝日新聞の批判に対して全く説明責任を果たしていない。
あげくの果ては
『朝日が早くなくなれば世の中のためになる』である。
全く筋の通らない論理である。

厳しい論理の世界に生きる法律家にあるまじき感情の暴走である。
つまり彼は答えに窮すると、こういう非論理性を武器として使う男なのだ。

理屈の通らないことをわめき立てる。
『盗人、猛々しい』とはこのことである。

こんな政治家の横暴を黙って見過ごしてはならない。

このような政治家の発言を黙って見過ごしていれば、日本の言論活動が死んでしまう。
それどころか、日本の民主主義そのものが息の根を止められてしまう。