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グレタさんの訴えを謙虚な心で耳を傾けるべきとき
先日、「グレタさんが若者に支持される理由」を投稿していただいた精神世界と物質世界の関係を研究している友人から、改めて考えさせられるご意見を頂きましたのでご紹介いたします。
国連気候変動枠組み条約締約国会議・COP25の開催地がチリからスペインに変更されました。
スウェーデンの16歳のグレタさんは会場に向かうためにヨットで海を渡ろうとしているのですが、目的地の変更でコースを変えての長旅をなり、開催日に間に合わないかもしれません。
ネットの記事などを見ていると、グレタさんに否定的な感情を持つ人が多いようです。
まるで、グレタさんがいけないことをしているかのように批判する人さえいます。
批判している人たちの共通点は、自分自身には地球環境を良くするための決意もなければ行動もしない人たちであることです。
この傾向のある人は政治家やマスコミ関係者に多くいます。
例えば「石油依存型のエネルギーから太陽光エネルギーなどの自然エネルギーに変えましょう」と提唱されているのですが、実現が困難であることの理屈ばかりを言ってなかなか実施されません。
その理由はたいていの場合、どこかの利益が損なわれるからというものです。
彼らは口では「地球の未来のために」と言っているのですが、本心は「現実は簡単じゃない」「それを言うのは左翼だ」と思っているのです。
しかし、地球環境を良くする方法は、一人ひとりが「今日から私は地球を守るために私が出来ることから始めよう」と心に決めればいいだけなのです。
政治家やメディア関係者にはこの決断のできない人が数多くいるのです。
その臆病で卑怯な心を隠すためにグレタさんを批判するわけです。
グレタさん自身は自分に向けられている批判や罵声を知っています。
にもかかわらず決然を行動する姿勢は尊敬に値します。
今日もCOP25に向けて船の旅を続けているグレタさんの訴えを謙虚な心で耳を傾けたいと思います。
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