赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

政党の未来① 民進党編 コラム(221)

2017-05-08 20:44:19 | 政治見解



コラム(221):政党の未来① 民進党編



5月3日、安倍晋三自民党総裁が憲法改正の決意を語りましたが、民進党代表の蓮舫氏は「何のため、誰のための憲法改正か見えない。自分のレガシー(遺産)のために改憲したいのではないか」と批判しました。国家と国民の安全よりも、政権打倒がすべてと言い切る蓮舫氏の政治家としての底の浅さを露呈させるものとなりました。


民進党代表は中国のエージェント

二重国籍問題を抱える蓮舫氏、そのアイデンティティのベースは、台湾ではなく中国にあります。したがって、彼女の言動は、すべて中国政府と連動していることに注目しなければなりません。蓮舫氏は一つの中国を主張する中国政府のエージェントなのです。

情報筋からは、「蓮舫氏は中国から政治資金収支報告書には記載できない裏金をもらっている。駐日中国大使館では『私は中国人ですから中国のために働くのは当然』と公言した」というお話が寄せられています。要するに、彼女は日本や日本人の生命・安全・財産を守ることよりも、中国の利益のために生きることを決意しているということなのです。


安倍政権打倒は中国のため

連休明けの予算委員会で安倍総理と蓮舫氏の直接対決が予定されていますが、ここでの蓮舫氏の主張を観察すれば、言葉の端々に中国の利益を代表しているということが明白になると思います。

中国にとって一番困ることは、中国包囲網が形成されることです。先般、安倍総理の訪露・訪英は、対中国包囲網を再び形勢するきっかけを作りました。

また、日米の連携した動きは中国の野望を打ち砕こうとしています。現在、北朝鮮問題を理由に、米海軍の空母カールビンソンの接近は、中国海軍の南シナ海、東シナ海での動きを封じ込めているため、中国にとって大きな脅威になっています。

このような中国封じ込め政策を国際社会と協調しながら次々と進めている安倍総理は、中国にとっては最大の敵です。なんとしてもつぶしたい存在であり、民進党はその急先鋒の役割を担っているのです。


日本人の感性にはなじまない

民進党には中国に加担している議員だけでなく、韓国や北朝鮮の利益に密接に関わっている帰化議員、テロ組織の活動家出身者やシンパの議員が数十人存在します。彼らの言葉は、人民裁判の吊るし上げのような攻撃的言辞を用いているため、日本国民の感性からは違和感があり奇異に映ります。

さらに、森友学園問題の再燃化を図ろうとしていることも国民を呆れさせています。すでに詐欺師と認定された人物の主張を政権追及の材料として使う民進党は詐欺師と同程度の人格と見られているのです。


結党1年で迎える最大の危機

7月2日の都議会議員選挙では公認候補の全滅が予測されています。危機感を抱いた現職都議の離党が続出していますが、この流れを誰も止めることが出来ません。都連会長の松原仁氏ですら執行部と一緒には歩みたくないと怒りをあらわにしています。また、蓮舫氏を支える存在である幹事長の野田佳彦氏も最近は蓮舫氏を見放したという情報までも伝わってきています。

このままでいくと、昨年の都知事選投票日前日に代表退任を表明した岡田氏や、歴代の代表が不都合な事態に直面すると、責任を取らずに逃げ出したように、蓮舫氏の退任があるかもしれません。


民進党を検証することで導き出されること

民進党は安倍政権への攻撃以外の仕事は何もしていません。政党助成金をもらい、議員報酬をもらいながら、国家と国民に何も貢献していません。よく指摘されているように税金泥棒と言われても反論の余地は無いと思います。

民進党の皆さんは「国会議員とは、国を良くし、国民の幸福を願う人がなるべきであり、同じ理想や考え方を持つ議員によって政党が組織されるべき」ということをしっかりと思い出していただきたと思います。




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