なかなか完成しない赤軍のドキュメント映画ですが、ぼちぼちとやっています。
基本「当事者」のインタビューを続けているのですが、その周りに居る人々も取材していました。
特に支援者ではなく一見関係ないように見える人々、言ってみればわたしのような。
世代も考え方も違う人たち。能動的にならなければ、関わらない人たち。
以前取材させていただいた『赤いドリル』の那須さんもそうです。
他には『証言 連合赤軍』を出版した皓星社から、編集者の晴山さんという若い女性も。
この方はオッサンばかりが登場するこの映画において、非常にありがたい女性要素となっています。というかだから取材した。美人だから取材した。
悪いか。
さて、先日はその中でも今現在においてガッツリと関わり、これからも数年は関わっていくであろう漫画家の山本直樹先生を取材しました。
イブニングにて連載中の連合赤軍事件を題材とした漫画『レッド』の作者です。
山本直樹といえばわたしにとっては森山塔でありフランス書院でありました。
中学かそこらの頃、お世話になった覚えがある。
そのため「山本直樹」名義の作品は『レッド』まで読んだことがほぼありませんでした。
まず、数年前に『レッド』を読み、漫画として普通に面白かったので続けて『ビリーバーズ』を読んでハマる。そこからファンに。
というわけで『レッド』執筆の様子を撮影させていただきつつ、インタビューも行ってまいりました。
都内の小奇麗な一軒家の奥。
え、こんなところに部屋が?ってところに不思議な空間が。
ご本人は「コクピット」とおっしゃっておりました。
狭くて綺麗とはいえない空間に、それでもビッシリとどこか整然と資料や仕事道具、漫画が敷き詰められている。
積み重なったモノの連続がなんか心地いい。
漠然と「何かの職人さんの部屋っぽいな」と感じました。
それにしても今思ったんですが、この空間は寝れなくていいですね。
面白かったのは、「どうせだから使い倒す」ということで捨てずに使用している、壊れかけたブラウン管モニタ。
点け始めは何度も電源が落ち、いくらか時間が経つと落ちなくなるとのこと。
描いてはモニタが消え、点けて描いてはまた消え…
という手順を手馴れた様子で繰り返しており。
あ、吾妻だ!
たんたんと書いてますが、現場では内心、スゲー興奮してました。
インタビューの方は主に…
・なぜエロから連赤へ行ったのか
・描く上で心がけている事、難しい点
・主に誰視点で描いているのか
等々。
「誰視点」っていうのは読めば分かるのですが、取材されている様子も見たことがあり、それを分かって『レッド』を読むとまた面白かったので。
「失敗した人、間違った人の物語の方が面白い」という痛快な一言は、山本先生らしいなぁ、と山本直樹ニワカのわたしは思ったのでありました。
基本「当事者」のインタビューを続けているのですが、その周りに居る人々も取材していました。
特に支援者ではなく一見関係ないように見える人々、言ってみればわたしのような。
世代も考え方も違う人たち。能動的にならなければ、関わらない人たち。
以前取材させていただいた『赤いドリル』の那須さんもそうです。
他には『証言 連合赤軍』を出版した皓星社から、編集者の晴山さんという若い女性も。
この方はオッサンばかりが登場するこの映画において、非常にありがたい女性要素となっています。というかだから取材した。美人だから取材した。
悪いか。
さて、先日はその中でも今現在においてガッツリと関わり、これからも数年は関わっていくであろう漫画家の山本直樹先生を取材しました。
イブニングにて連載中の連合赤軍事件を題材とした漫画『レッド』の作者です。
山本直樹といえばわたしにとっては森山塔でありフランス書院でありました。
中学かそこらの頃、お世話になった覚えがある。
そのため「山本直樹」名義の作品は『レッド』まで読んだことがほぼありませんでした。
まず、数年前に『レッド』を読み、漫画として普通に面白かったので続けて『ビリーバーズ』を読んでハマる。そこからファンに。
というわけで『レッド』執筆の様子を撮影させていただきつつ、インタビューも行ってまいりました。
都内の小奇麗な一軒家の奥。
え、こんなところに部屋が?ってところに不思議な空間が。
ご本人は「コクピット」とおっしゃっておりました。
狭くて綺麗とはいえない空間に、それでもビッシリとどこか整然と資料や仕事道具、漫画が敷き詰められている。
積み重なったモノの連続がなんか心地いい。
漠然と「何かの職人さんの部屋っぽいな」と感じました。
それにしても今思ったんですが、この空間は寝れなくていいですね。
面白かったのは、「どうせだから使い倒す」ということで捨てずに使用している、壊れかけたブラウン管モニタ。
点け始めは何度も電源が落ち、いくらか時間が経つと落ちなくなるとのこと。
描いてはモニタが消え、点けて描いてはまた消え…
という手順を手馴れた様子で繰り返しており。
あ、吾妻だ!
たんたんと書いてますが、現場では内心、スゲー興奮してました。
インタビューの方は主に…
・なぜエロから連赤へ行ったのか
・描く上で心がけている事、難しい点
・主に誰視点で描いているのか
等々。
「誰視点」っていうのは読めば分かるのですが、取材されている様子も見たことがあり、それを分かって『レッド』を読むとまた面白かったので。
「失敗した人、間違った人の物語の方が面白い」という痛快な一言は、山本先生らしいなぁ、と山本直樹ニワカのわたしは思ったのでありました。
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