田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

From Deutschland

2012年09月10日 | 音楽三昧

先日、郵便屋さんが何やら見慣れぬ小包を二つ配達して来た。
「そうだ。ドイツから購入したレコードに違いない」と早速、開梱すると、レコードが4箱、都合15枚のLPが出てきた。

ドイツ在住の邦人愛好家が、日本のオークションに「新品レコードはいかが?」と出品していて、これを落札・購入したものだ。(価格:約2,000円/枚・送料込み)

今どき、メジャーレーベルのLPが新品のまま入手できるなんて、いかにもドイツらしいと思い、代金等を本邦の銀行に振り込んだのだが、4日ほどで手元に届き驚いた。

また、荷物の所在は日本郵政のHPで検索・確認できる。ユーパックを追跡するのと同じだ。この点、本当に世界は狭くなっていると思った。送料も2kgまで2,500円で、まずまずと思う。

今回購入したレコード

 ・ブラームス交響曲全集 3LP
 ・チャイコフスキー交響曲全集 5LP
 ・シューベルト交響曲全集 5LP
 ・ヨハン・シュトラウス 喜歌劇「こうもり」全曲 2LP

これでしばらくは楽しめそうだ。


原発いらないっしょ in とまり

2012年09月09日 | ドラミング

初秋の北国から全国へ送る「原発いらない」メッセージ。

一昨日、街の知人が「子どもたちの未来に原発いらないっしょ in とまり」の開催チラシを届けて来ました。

そのチラシは訴える!

今、北海道には「原発なくす」希望の鐘の音が響き渡っている。私たちは後志(しりべし)から・北海道から・日本から・原発をなくすまで声を挙げつづける。泊原発のある後志から、一人ひとりに呼びかける。9月22日、再稼働反対の現地行動に集まろう。泊原発再稼働反対!

日時:2012年9月22日(土) 12:30集会開始
場所:泊村堀株(ほりかっぷ)海水浴場
主催:「子どもたちの未来に原発いらないっしょ in とまり」実行委員会


何でもランキング~節電の理由

2012年09月08日 | エコロジー

今朝の新聞(朝日)雑学版に掲載された「節電、続けていますか?」
同紙の読者クラブ3,037人からの回答。

1. 節電していますか?
  91% YES
   9% NO 

2. 節電の理由は?
  1,214人 家計が楽になる
   906人 電力不足で停電になると困る
   855人 環境にやさしい
   793人 原発の必要性が高まる
   659人 大震災前からの習慣

3. 節電しない理由は?
   142人 使用量が多くない
    34人 節電しなくても停電にならない
    27人 つい忘れる
    26人 面倒くさい

昨年同時期のアンケートでは、節電しているとの答えが86%だったことからすると、「節電が当たり前になった」、「今年は本気で節電している」等と、節電が広く定着しつつあるという。

また、節電の理由は、この9月から、東京電力で家庭向けの電気料金が値上げになることもあり、「家計が楽になるから」という理由が昨年の4位から1位に躍進した。

一方、節電とともに、原子力発電の賛否を尋ねると、「反対」が55%を占め、「いったん事故が起こったらどんな状況になるのか予想できない」、「原発がないと本当に電力不足になるのか疑問」との意見が寄せられたという。

また、「賛成」と答えた人は17%で、理由としては、「すぐに原発に替わるエネルギーがない」、「地球温暖化が心配」などをあげたという。

上記は、現在の世相をよく反映していると思います。
ところで、あなたも節電してますか?


大根がスクスク

2012年09月07日 | 田舎暮らし

朝夕の涼しさが秋の気配を感じさせます。
日中は、まだ相当暑くなりそうですが、朝夕の涼しさがあれば、何とか我慢できます。

菜園の隅で、大根がスクスク育っています。

8月の頭にタネを蒔いたのですが、地温が高く3日目には芽が出て、もう(葉っぱは)こんなに大きくなりました。

ただ、ここは、この春まで白樺の大木が立っていたところで、地力がなく、かなり肥料は施したつもりですが、この先、大きな大根が採れるかよくわかりません。

一応、例年になく良く成長しているので、先が楽しみです。


60年前のお値段です

2012年09月05日 | 音楽三昧

新着のCD BOX「MERCURY LIVING PRESENCE(50枚)」の最初の1枚を聴いて驚いた。モノラル録音だが音質は極めて良く、クーベリック・シカゴによる演奏も迫力満点でとても楽しめた。

1951年の録音というから、今から61年も前のものだ。
戦後間もない時代に、このように優れた音質で録音できたことが信じがたい。当時の米国の技術力の高さがうかがえる。

このマーキュリーレコードは、小生らが初めてレコードに接した1960年頃には、すでに「音の良いレコード」として定着していて、これを1枚入手することが、音狂い(オトキチ)のステータスシンボルのようになっていた。

このCD BOXは、米国マーキュリーの創立60年を記念して、350タイトルもの録音の中から選りすぐりの50枚を収めたもので、往年のマーキュリーファンにはとてもありがたい。

それにしても、こんな楽しいCDが1枚180円ほどで手に入るのだから有り難い世の中ではある。


原因がわかりました

2012年09月04日 | 田舎暮らし

先週の木曜日。シニア特売日というので、いつものスーパーに買出しに行きました。

そして、乳製品売り場でバターを見ていた際、ハタと思い当たったのです。最近、自家製パンが何故美味しくないかがです。

つまり、パン生地をつくる材料の内、バターの投入を忘れていたことに気付いたのです。

パンを焼くには、先ず、小麦粉300グラムを用意し、それに規定のスプーンで砂糖、塩、ベーキングパウダーを計量して混ぜ合わせます。

その際、バターも20グラム投入するのですが、拙宅では、10グラムづつ切れ目の入った「切れてるバター」を使っていて、これを二つ切り取って投入します。

次に、計量カップに牛乳を70ccほど入れ、そこへ卵を1ヶ割り入れてかき回し、冷水を加えて200ccとしてパン焼き機に入れます。そこに、上記で準備した生地の材料を入れてスタートさせます。

ここ2回ほど、焼きあがったパンが美味しくないとボヤいていながら原因が分からず、スーパーの乳製品売り場に立って始めて、バターの投入忘れに気付くというお粗末でした。

加齢とともに物忘れがひどくなっている(著者は72歳)との自覚はありましたが、ここまでひどいとは思っていませんでした。

幸い、その影響は、自分達が食べるパンの味にとどまっているのでまあ許せますが、車の運転など、第三者に迷惑がかかる場面では、よくよく気をつけねばと反省しきりでした。

蛇足:一昨日、バターを投入して焼いた自家製パンは美味しかったです。メデタシ!


世にも不思議な~

2012年09月03日 | 音楽三昧

暑い日が続いております。
残暑お見舞い申し上げます。

さて、一昨日、ご近所の同好の士(オーデイオ仲間)を訪ねると、「面白いものがある」と、1枚のCDを手渡されました。

そのCDは、最近発行されたオーデイオ雑誌の付録だそうですが、何でもヴァイオリニストがステージ上で(ヴァイオリンを)弾く時に、靴を履いて弾いた時(通常この状態で弾きます)と靴を脱いだ時とで音が変わるのを記録したものだそうです。

まぁ、話半分と思いながら自宅に持ち帰り、ファイル化してサーバーに取り込み聴いてみると~

ヴァイオリニストは、金子飛鳥さんとおっしゃる女性の方で、「今から、靴を脱いで演奏します」、「今度は、いつものように靴を履いて弾きます」との紹介があって、それぞれヴァイオリンが出す音をライブ録音しているのですが、確かに違うのです。

靴を脱いで弾いた方が、より柔らかく繊細な音が収録されているから不思議です。つまり、ヴァイオリンが奏でる音は、単に、楽器それ自体が出すだけではなく、演奏者も楽器の一部として機能しているらしいのです。

厳密に言えば、素足でステージに立つことは、ヴェイオリンに対してより確かな土台を与えることになり、その結果、ヴァイオリン本来の柔らかい繊細な音が出るのではないかと考えられます。


日本文藝家協会編「代表作時代小説」

2012年09月02日 | 読書三昧

「重なる心、触れ合う身体、ただ温かく」とのキャッチが記された掲題の本を読みました。H23年度中に発行された文芸誌に掲載された短編時代小説の中から編者のお眼鏡にかなった16編を収めています。

印象に残ったのは、やはりすでに直木賞などを受賞した作家の作品で、頭ひとつ抜けていると思いました。具体的には、葉室麟の「牡丹の咲くころ」、火坂雅志の「馬上の局」が面白いと思いました。

一方、葉室麟と直木賞(第146回)を争った伊東潤が「毒蛾に刺された男」を書いていて興味深い。上記はいずれも史実を題材にしているのですが、時代背景がはっきりしているだけに、純然たるフィクションものより説得力があります。これも時代小説の面白さと言えます。

収録作品

・「毒蛾に刺された男」 伊東潤
・「船饅頭」 小池昌代
・「高麗(こくり)討ち」 東郷隆
・「平家の光源氏」 高橋直樹
・「馬上の局」 火坂雅志
・「勝ちは、勝ち」 松井今朝子
・「別式女」 好村兼一
・「シュニィユ 軍神ひょっとこ葉武太郎伝」 荒山徹
・「蚊帳のなか」 池永陽
・「金丸家の関ヶ原」 岩井三四二
・「夏芒(かぼう)の庭」 澤田瞳子
・「夕すずめ」 杉本章子
・「牡丹咲くころ」 葉室麟
・「チャーリーの受難」 皆川博子
・「たもと石」 山本一力
・「天竺の甘露」 吉川永青
 


トマトうどん

2012年09月01日 | 田舎暮らし

今日から9月ですが、この猛暑はいつになったら解消するのでしょうか。暑さにうんざりの毎日です。

ただ、ここ北国の高原では、朝夕は涼しい風も吹いて初秋の気配が感じられます。

この秋の気配に、菜園のトマトは一斉に収穫期を迎えています。
これは今朝の収穫。大振りのものが採れるようになり、とても食べきれません。

苦肉の策として、昨日の昼食は、「トマトうどん」なるものが登場しました。数日前からは、「トマト味噌汁」も始まっています。

これらは、名称からうけるナンセンスさとは裏腹に、酸味の利いたなかなかの美味しさで、「トマトを見直したね」と舌鼓を打っています。