過日の都議選で、8つの議席を17に伸ばし、民主党を抜いて都議会第3党に躍り出た共産党に注目が集まっている。
参院選の志位委員長の(新宿での)第一声にもたくさんの人々が聴き入ったという。(写真:しんぶん赤旗7月5日号)
一方、解禁されたネット選挙でも、自民党並みの露出度を誇る。
特に、新装開店された「カクサン部」が面白い。「正しい政策、たのしい政治」を世の中に「カクサン(拡散)」するのだそうだ。
部員の「ゆるキャラ」たちが、候補者にインタビューしたり、参院選の争点である雇用、原発、子育て等々について、3分間レクチャーにトライしている。
「ゆるキャラ」のいくつかを紹介してみると、
・ポーケン師匠:憲法9条を自身の信条とする心やさしい平和主義者ながら、史上最強の武道、日本国拳法9段の武術の達人。
・がまぐっちゃん:マイホーム購入(35年ローン)をきっかけに徹底した節約家となり、政府のムダ使いや増税に厳しい目を向ける。
・俵米太郎:気はやさしくて力持ち。普段は口数が少ないが、TPPばかりは黙っていられない。日本の文化と食を愛する日本男児。
・雇用のヨーコ:数々の職場をさすらってきた謎多き女性。その豊富な経験と歯に衣きせぬ辛口トークで雇用問題にズバッと切り込む、などなど。
中をのぞいてみると、
こんな具合になっている。
政党助成金を受け取らず、自前で党を運営できる日本で唯一の政党、庶民の味方、日本の良心そして、ブレナイ共産党に期待する人が増えているという。