目下、レコード三昧の日をおくっている。
ハイドンの「チェロ協奏曲」だが、EMIの「THE COLLECTION OF FAMOUS CLASSICAL WORKS(100枚)」のなかの1枚だ。
初め、ジャケットの写真が気になったが何故かわからなかった。
裏面を見ると、「ハイドン博物館」とあったので思い出した。
09年の「中欧5ヶ国旅行」の際、ここを訪れている。
ハイドンが晩年に住み、現在は、「ハイドンハウス」の名称でハイドンとブラームスの業績を紹介する記念館として公開されている。
カップリングは、ボッケリーニの「チェロ協奏曲」。
独奏者は、若くして病(多発性硬化症)に苦しみ亡くなった英国の天才女流チェロ奏者ジャクリーヌ・デュプレだが、共演は、ハイドンがバルビローリ指揮・ロンドン交響楽団、ボッケリーニは、夫君のバレンボイム指揮・イギリス室内管弦楽団だ。
いずれも正統派のきちんとした演奏で好感が持てる。