今日のニセコは、猛吹雪です。
外はホワイトアウトになっています。
日頃、北国で仙人のような暮らしをしていると自認しているわけですが、世間との交渉を一切絶って生活できるかと言えば、決してそうではなく、今回も厳しい現実に直面させられました。
と申しますのも、先月14日、車で街中のちょっとした交差点に差し掛かりましたところ、一時停止を怠った小型トラックに側面から衝突されました。
幸い、小生と同乗の家内に外傷はなかったのですが、車両は運転席のドアが大きく壊れ、修理に10日ほどかかりました。この結果、年末の繁忙期に車なしの生活を余儀なくされましたが、ご近所の方のご好意で、買い物等ご一緒させていただき助かりました。
一方、車の修理は25万円ほどかかり、大半は保険から支払われましたが、小生の側にも相応の瑕疵があるとかで、10%相当額は負担させられました。
事故の状況からすると、これも少々不満だったのですが、それより驚いたのは、一時停止を怠って衝突して来た車が、何と町役場の車だったことです。
つまり、町民の安全と財産を守る立場にある町役場の職員が、業務遂行中、一時停止を怠って車を衝突させ、町民の安全を脅かし、その財産に損害を与えるなど、本来、「あってはならない」行為です。
また、この点を町役場の関係部所に問いただすと、あれこれ理由を述べて、自らの責任を認めようとしません。
そこで、やむなく事故原因の究明と再発防止策の徹底及び、損害賠償等について文書で申し入れたところ、ようやく(事故から40日経過した)昨日になって、責任者が来宅、謝罪と文書による回答を寄せました。
説明によると、衝突した小型トラックの運転手は高齢の臨時職員で、今もって、衝突時何を考えていたのか記憶にないと言っている由にて、同道できなかったとのことでした。道理で、事故時、彼に何を尋ねても答えがかえって来ませんでした。(高齢と言っても、実は、小生より7歳も若いのですが)
という訳で、とかくこの世は住みにくいと実感した次第です。
皆様もどうか、交通事故にはご注意下さい。