赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

HP開設7/12周年記念●特集・くいだおれの街歩き 【法善寺横町】 前編その五

2005-01-13 21:12:23 | 特集【大阪】

『月の法善寺横町』の歌碑があります。その昔、歌謡曲という名のジャンルの大ヒット曲の一つにこの歌がありました。今思い起こしても随一の名曲であったかもしれません。(写真⑤)

『月の法善寺横町』

藤島 桓夫 歌
十二村 哲 作詞
飯田 景応 作曲

包丁一本 晒にまいて
旅へ出るのも 板場の修業
待ってて こいさん 哀しいだろが
あゝ若い二人の 想い出にじむ法善寺
月も未練な 十三夜

こいさんがわてを初めて法善寺へ連れて来てくれはったのは
『藤よ志』に奉公に上がった晩やった 「早う立派な板場はんになりいや」
云うて長い事水掛不動さんにお願いしてくれはりましたなァ
あの晩からわては わては こいさんが好きになりました

腕をみがいて 浪花に戻りゃ
晴れて添われる 仲ではないか
お願い こいさん 泣かずにおくれ
あゝいまのわてには 親方はんに済まないが
味ののれんにゃ 刃が立たぬ

死ぬ程苦しかったわてらの恋も親方はんは許してくれはった
あとはみっちり包丁の修業をつんで一人前の料理人に
なることや なァこいさん待っててや ええな こいさん

意地と恋とを 包丁にかけて
両手合わせる 水掛不動
さいなら こいさん しばしの別れ
あゝ 夫婦善哉 想い出横丁法善寺
名ごりつきない 灯がうるむ

★後編につづく

HP開設7/12周年記念●特集・くいだおれの街歩き 【法善寺横町】 前編その三

2005-01-13 20:47:22 | 特集【大阪】

長さ80メートル、幅3メートルの2本の露地が東西に延びた法善寺横丁には約60軒の店が並ぶ。パブ、スナック、小料理屋、洋風料理店などバラエティーに富んでいる。
露地を入ったすぐのところに小料理屋「正弁丹吾亭」の名前が見られる。なんとも大阪の店らしい名前です。(写真③)

HP開設7/12周年記念●特集・くいだおれの街歩き 【法善寺横町】 前編その二

2005-01-13 20:39:25 | 特集【大阪】

まだ記憶に新しいものの2002年9月に旧中座火災によって19店が被災し、翌2003年4月には横町内からの失火によって一時は大きく変貌するかに見えたのだが、支援の輪が広がり今を留めることができたのは、心温まる出来事としてご存知の通り。

写真②は、その際に受けた義援金と見舞金の使途を記載した感謝状。(法善寺会一同)

HP開設7/12周年記念●特集・くいだおれの街歩き 【法善寺横町】 前編その一

2005-01-13 06:10:18 | 特集【大阪】

ここはいわずと知れた『法善寺横町』。道頓堀の通りから一筋入ったところに入口があるため、見逃してしまうひとも多いとか。ここはもちろんネオンの灯りがともる頃からが人通りが多くなります。昔ながらの浪花の面影を残す名所ですが、こんな風情も年々消えていくのはさびしい思いがします。

■法善寺横町
織田作之助の小説「夫婦善哉」でも有名な石畳の路地の両側には、小料理屋、バーなどがひしめきあって軒を並べる。横丁の入り口に架かる看板の文字は西が藤山寛美さん、東は3代目桂春団治さんのもの。(写真①)

つづく

夫婦善哉

講談社

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