事件の驚くべき全貌がクリーシーによって解明される。そして事件に関わったすべての者への復讐が始まるが、衝撃のラストシーンに・・・。
ハリウッド映画らしい結末が用意されている。監督は『スパイ・ゲーム』のトニー・スコット。過激だが衝撃的なストーリー展開には「さすが」の一言。
国際社会の中では、様々な背景(負の遺産)を抱えている。おそらく、この映画を観た人の中には、こうした犯罪に対する思い、復讐という非合法なやり方には賛否両論があることは承知の上で私はこう思う。「いま世界中で、何が起きても不思議ではない。他人事やきれいごとですむ時代ではなくなっていることを考えれば、自分も間違いなく是認するだろう。なぜならば、凡人だから」と。(上映時間:2時間26分)(写真⑧)
■作品評価 ★★★★(★4つ・・・観る価値あり)