赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

オードリーが好き[35] ミリオンダラー・ベイビー

2005-06-30 20:41:07 | (2)オードリーが好き

今日で6月も終わり、明日からあたり前のように7月がはじまります。

指折り数えてみると、今年観た映画の本数は21本。
その上半期最後の21本目が、この作品―『ミリオンダラー・ベイビー』でした。
みなさんもご存知の通り、アカデミー賞で、主演女優、助演男優、監督、作品賞の主要4部門を受賞した、クリント・イーストウッド監督の最新作。ボクシングに希望を見い出そうとする女性とそのトレーナーの心の葛藤(かっとう)を描いたなかなかに難しいヒューマン・ドラマです。


アカデミー賞で2度目の受賞をはたしたヒラリー・スワンク


助演男優賞に輝いたモーガン・フリーマンと
監督賞受賞のクリント・イーストウッド

個人賞にふさわしい演技力はさすがに見事なものでした。



以前、アカデミー賞決定のときにも書いた通りですが、
残念ながらその時には日本では公開前のため、
深く突っ込んだ論評はしませんでした。というより、できませんでした。

スクリーンを自身の目で観た感想です。
重く永遠の命題でもあるテーマを掲げていますから、
この是非は観る人によって意見の異なるところでしょう。
当然ながら、いろんな意見や考え方があってもいいと思います。
そのテーマに対して、この映画が導き出した答に対しては、私は「No!」
今回のアカデミー賞は、なんともアメリカらしい作品を選んだのか!
なんとも大国のエゴイズムが見え隠れしているようで、
やはり大統領選の翌年のアカデミー賞に価値は見出せません。
あえて観なくてもいいような・・・そんな印象を持ちました。残念ですね。
(上映時間:2時間13分)

■作品評価 ★★★(★3つです)


うれしいお便りが届きました。

2005-06-28 19:27:19 | その他

きのうの夜帰ると、「土の子、届いてるよ」
テーブルの上に、にっこにこの笑顔満面の絵てがみが置かれていました。
『アンちゃんのGood Luckカード』のお礼にと
わざわざ、きりんさんが筆をとって描いてくださったものです。

うれしいですね、ささやかなプレゼントに対して、こんな返信があるなんて・・・。
(あっ、そうそう、他のみなさんに請求してるわけではありませんので、念のため)

早速、『土の子』たちといっしょに喜びをわかち合いました。(写真)
きりんさん、ありがとうございました。


アンちゃんの短編集[30]  『白い花がまたひとつ』

2005-06-28 06:38:26 | (1)アンちゃん

きのう沖縄の梅雨が明け、北陸と東北北部が梅雨に入りました。沖縄は、平年より4日遅い梅雨明けです。
大阪は、なんと33度にまで気温が上昇しました。

日曜日の夕方、いつもの公園の前にあるマンション前にいっぱいに咲く白い花をカメラにおさめました―『くちなし』です。
アンちゃんといっしょに出会った木や花や草、み~んなその季節を教えてくれるものばかりでした。この日も、またひとつ・・・。

■くちなし(梔子)
茜(あかね)科、クチナシ属の常緑低木で原産地は本州中部以南。開花時期は、6月中旬~7月末頃。一重ものは早咲きで八重ものはやや遅咲き。いい香り。遠くからでも香ってくる。香りでは春の沈丁花、秋の金木犀に並ぶほど。



枯れ草の中に顔をつっこんで、鼻の頭にはおまけが・・・。
小さな花もちらほらですが、この下に食用の草を見つけていました。


息の上がる暑さです「ハァ、ハァ」
でもとってもリラックスしてるのがわかります。


はじめて歩く道―この側には小さなチャペル。




帰りにもう一度
「くちなしの白い花」



★今夜は、とってもうれしいお便りを紹介します。

アンちゃんの短編集[29]  『いつもの生活―ここは池の中』

2005-06-27 01:06:48 | (1)アンちゃん

旅行から帰って、アンちゃんの気持ちに落ち着きが戻ってきたようです。
いつもの生活がまたはじまりました。
それにしても雨が降りません。暑い日がつづく梅雨の中休みがやけに長いようです。

日曜日の朝―いつもの公園です。
ここができた当時は浅い人工池にいっぱいの水がはってあって、
暑~い夏の日なんかは見る目にも涼しげで、
アンちゃんの一番のお気に入りの場所だったんだけどね~。
いつの間にか汚れだして、いつの間にか池から水がなくなってしまいました。


石が敷詰められたここを駆け回るのが大好きです。


海からの風をうけて、
ベンチにすわってボーっと過ごす時間が大好きです。

草の上をしっかり走ったあとのおきまりコースです。



★明日は、夕方のお散歩で出会った「白い花」も登場します。


特集●出会いの旅―香りのまち『おまけ編』

2005-06-25 08:27:05 | 特集【北海道】

北海道開拓の村で出会った花たち。ほんの一部ですがお気に入りをごらんいただきます。
トップ画像は、淡い藤色の『ライラック』です。白もいいけど、この色合いも魅力的です。


北海道を代表する、よ~くご存知の
かわいい『すずらん』の花。


旧北海中学校の庭に咲く、オレンジ色も鮮やかな『つつじ』です。


透き通るほどの白い『つつじ』
なんとも繊細な風情を見せてくれます。


旧開拓使札幌本庁舎を背景に、
一面に『シロツメクサ』のじゅうたん。


村内のいたるところに咲き誇る
あでやかな黄色の『西洋タンポポ』です。




旧札幌停車場(管理棟)を出て、いよいよ帰路につきます。



さわやかな天候にも恵まれた2泊3日の旅もそろそろ終わります。
今年の北海道の旅は、ゆっくりのんびりがテーマでしたが、
こんなに満ち足りた気分を味わえたことは、いままでにはなかったかもしれません。
この短い日々の中でめぐり会えた方々やワンちゃんたち、
数々のガラスやオルゴールそして想い出に記した花たちにも
感謝の旅のお話も、おしまいです。

この次はどんな出会いがあるでしょうか・・・楽しみです。



特集●出会いの旅―香りのまち『ゆるりの時間編』

2005-06-24 22:18:27 | 特集【北海道】

今年は、というより今年も異常気象の影響で、例年に比べ花の開花時期もやはりずいぶんずれているようです。
昨年は満開の香りが楽しめた『ライラック』も、旅の二日目に札幌駅で見かけたのはほとんどが枯れた花を残す枝・・・すこし残念。とはいえ、ここ数日の気温の高さは札幌で暮らす方にはつらい暑さかもしれません。

かわいいワンちゃんたちとの出会いの余韻が残る中、短い旅の最終日(6/19)は、あの香りに会えることを信じて『北海道開拓村』を訪ねることにしました。
★トップ画像をごらんください。6月の香りを漂わせながら、咲いていました・・・『ライラック』です。リラともいいますが、なんとなくピンときません。


まずは村の奥までの片道を、
馬車鉄道に乗ってゆっくりめぐります。


文字通り開拓時の建物や自然との共生の歴史が、
体感できるところです。


昔の営みを移築していますから、今の時代を生きる者にとっては、
ここにある全てがアンティーク的価値をもつものには違いありません。


でも「この時代があって、今がある」ことを
思い起こす場所でもあるんですね。



明日は、シリーズの最終回です。

特集●出会いの旅―香りのまち『茶々に会っちゃちゃ編』

2005-06-23 21:40:25 | 特集【北海道】

旅の二日目の午後は、「小樽」からわずか30分あまり列車にゆられて・・・
香りのまち「札幌」に到着しました。

この日の夜は、この旅でとても楽しみにしていたフレンチレストランBistrot La MARMITEでのディナーです。
お店に着くとシェフが出迎えてくれました。
入るとすぐ「ここからは靴を脱いでスリッパでどうぞ」案内されるままに店内に入ると・・・。



思った通り、とても落ち着いた雰囲気。
テーブルにはローソクのやさしい光がゆらめいています。
その光の向うには、「アンちゃんご一家様本日おまかせコース」と記されたメニューが・・・。
うれしい心配りです。

しばらくして裏庭の向こうから「ウォンウォン」の鳴き声が・・・。
この日のお目当ては、おいしいフレンチもさることながら、
この鳴き声の主とそのファミリーとの対面だったんです。
朝の散歩のお話の第2弾です。
ペロペロ攻撃でビーグル犬茶々が大歓迎してくれました。
お店の中には入れない茶々とママゆた。さんの記念写真がトップの画像です。
(ここは茶々ちゃんだけでご辛抱ください)
ゆた。さんとのツーショットも撮らせてもらいましたよ。
と~ってもすてきな若奥様です。




茶々のママさんからアンちゃんへのおみやげもらっちゃいました。
メニューは記念にいただきました。



このお店は、ブログ茶々の間を運営するゆた。さんのご主人が経営するフレンチレストランなんです。
いくつものテーブルはありますが、厨房にはご主人がたった一人。
お客さんの食事の進み具合をちらちらっとしっかりと見定めて、
食べ終わった頃に次の料理がテーブルに。これがほんとの「おもてなし」、さすがです。
料理は、当地の旬の食材が中心に構成されていました。
(この日はシェフのおまかせコースでした)
せっかくの旅行ですから、当地の旬を味わってみたい、というのはどなたも同じ思いです。
このレストランには、それがしっかりありました。

Bistrot La MARMITEは、札幌市の西に位置する宮の沢2条という閑静な場所にありますが、
近くには『白い恋人』で有名なチョコレートファクトリーがある札幌の新しい観光スポットです。



明日は、出会いの旅―香りのまち『ゆるりの時間編』です。

特集●出会いの旅―運河のまち『朝の散歩編』

2005-06-22 20:38:27 | 特集【北海道】

18日の朝早く、アンちゃんのお姉ちゃんと散歩に出ました。
小樽運河沿いの遊歩道をテクテク歩くポメラニアンの女の子を見つけました。っていうか、すぐ前を歩いていたんだけどね。知らぬ間に、ポメラニアンママに声をかけていました。「おはようございます」このときの反応は複雑、驚いたような、あっけにとられたような、一瞬固まったママさん。ほんの少しの間があって、次の瞬間、抱っこされたワンちゃんの手がバタバタしだして、ペロペロのごあいさつを何度も何度も受けました。犬好きがわかるのと、アンちゃんのにおいを感じ取ったからでしょうかね。

「うちは柴なんですよ」っていうと、ママさんの表情もにっこにこで「そうなんですか~」こんな短い会話でしたが、別れ際のママさんの顔は、なんともいえずいい笑顔でした。「ど~も~」
写真がないのが残念でなりませんが、こんな旅の小さなハプニングがありました。

そしてこのポメラニアンちゃんからビーグルちゃんへと出会いの旅のお話はつながっていきます。

◆写真は、運河沿いの小さな公園のすみっこに咲く小さな花・・・なんでしょうね?



明日は、出会いの旅―香りのまち『茶々に会っちゃちゃ編』です。

特集●出会いの旅―運河のまち『光も音もクリスタル編』その2

2005-06-22 00:02:47 | 特集【北海道】

旅の二日目は、早朝の運河沿いを散歩して、さっそくの小さな出会いがありました。(このお話は、このあとすぐ)

朝食のあと、この日の小樽は『小樽オルゴール堂本館』だけに決めました。
広い館内には、やさしいオルゴールの音色が、まるで子守唄のようにひろがっています。ここでのお目当ては、お母さんへのプレゼントです。(写真)この日18日は、たいせつな記念日だったんです―27回目の『結婚記念日』。
「止まりそうになったら、またネジを巻けばいい。そしたら、またいい音が聞けるから。ゆっくり回りながら、昨日より今日、今日より明日がやさしくなれたらいいね」っていう思いがオルゴールと重なるんですね。


館内には大人も子どももいっぱい
でも負けないくらいに
いっぱいの「夢の時間」がつまっていました。




木づくりの柴犬ちゃん発見!


あっ、ビーグルちゃんもいる!




こちらには陶器製のダックスちゃん。


ここにある人形の表情がとってもいいですね。


どれもこれも、一体一体が輝いています。



メルヘンの空間に浸っていると、あっという間に時間は過ぎていきます。
1泊してのんびり過ごした小樽の町もここでおしまいです。

このあと南小樽駅から札幌へ向かいます。



次回は、出会いの旅―運河のまちのおまけ編・・・『朝の散歩編』です。

『アンちゃんのGood Luckカード』は、昨日こちらを出発しました。

特集●出会いの旅―運河のまち『光も音もクリスタル編』その1

2005-06-21 07:10:11 | 特集【北海道】

運河沿いの倉庫を再利用したお店やメインストリートに新しいお店が、どんどん増えているようですが、この町にはやはりガラスとオルゴールがなくてはならないようです。

一日目は、ガラスの町を探訪しました。「北一ガラス」は、あまりにも有名ですが、この日は北一ヴェネツィア美術館で想い出の光を撮り集めました。


ここまで近づくと
なんとも不思議な世界がひろがります。


窓外の景色が
意外なコントラストを見せてくれます。


たくさんの光やものがこのガラスの中で
万華鏡のような光彩を放っています。



この町には残念なことがひとつだけあります。
それは、飲食店以外のお店の閉店時間が夜6時なんですね。
これだけのお店ができているのに、
どうしてもっと長く止まってもらうことを考えないんでしょうか?
昼の観光だけで、泊まりは札幌になっているんですね。



次回は、出会いの旅―運河のまち『光も音もクリスタル編』その2です。

『アンちゃんのGood Luckカード』は、今日発送します。
たいへんお待たせしました。