赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

8月の影法師

2008-08-25 09:06:27 | (1)アンちゃん


8月24日
204の国・地域から約1万1200人の選手が参加し
28競技302種目で熱戦が繰り広げられた
北京オリンピックは終わりました。

とにかく無事に終わりました。

スポーツ競技である以上
勝者と敗者があって仕方ないのかもしれませんが
勝者への賛辞だけではなく
敗者への心配りを忘れない国であってほしい
人であってほしいものです。

”夢をあきらめない”
この言葉だけを記憶に残したいと思います。

9月6日からは、パラリンピックが始まります。



いつもと変わらない時間の散歩でも


光の強さ、影の濃さや長さも
少しづつ変化しています。
それでも離れることのない影法師
どっちも本物のアンちゃんです。



光だけでは、何も見えません。
影だけでも、何も見えません。

8月の光と影のコントラストが印象的なこの夏も
そろそろ終りを告げます。





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上野の森の美術館めぐり

2008-08-22 19:08:22 | 特集【東京】


一喜一憂して悲喜こもごも・・・
何かと話題の多い北京オリンピックも
あと3日を残すばかりです。



さて、8月18日から
楽しみにしていた東京への泊まり旅。


行き帰りともに新幹線の車窓から眺める
夏の富士山。
今では見ることもなくなった銭湯の絵とは違い
冠雪のない姿ですが
その存在感の見事さに見惚れます。



この日の目的地・上野へ直行して
上野の森美術館で開催中の
『日本の自然を描く展』会場へ


余談ですが
トップ画像が気になって、まずパチリ。
美術館の壁面をキャンバスに
木漏れ日が描く
刻一刻と変化する風景が印象的でした。


入選作の【季節の佇まい―冬の桜】

会場に入るや、多すぎる展示作品に戸惑いながら
自作を探していたその時
素敵な女性から声をおかけいただきました。
ブログのお友だちのきりんさんとの初対面です。
早速、作品の展示場所へ
わざわざご案内までいただきました。
展覧会の印象や感想などお話したのですが
私的には、めざす方向が明らかに違うグループ展でした。
造詣の深いきりんさんとも同じ想いだったようです。

この詳細についてのご質問は
いづれ皆さんとお会いした折にでもおたずねください。
こと細かくお応えさせていただきます。

きりんさんとは、計画中の東京での個展で
再会をお約束してお別れしましたが
遠方までお運びいただき感謝いたします。
今回、きりんさんとお会いできたことが
一番の収穫の一日でした。


会場を後に、一面に蓮が満開の不忍池へ。



翌19日は、上野恩賜公園内で開催中の
話題の2大絵画展を観賞しました。

【コロー 光と追憶の変奏曲】
国立西洋美術館 ~8/31







【フェルメール展】
光の天才画家とデルフトの巨匠たち
東京都美術館 ~12/14




描かれた時代、その背景こそ違うものの
絵画の中に求めた”光”の意味が知りたくなります。
日本では、なかなか出会えない作品群ですが
展示作品の中に
グッと胸に飛び込んでくるものは
確かにありました。

上野の森の美術館めぐり < 完 >





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夢ごこち

2008-08-17 19:53:35 | (1)アンちゃん


熱戦が続くオリンピックもあと1週間ですが
目標を持つことの大切さ
一歩一歩の積み重ねの大切さ
そして自分を支えてくれた人々への感謝の大切さを
教えてくれる大会になっていることに
拍手を贈ります。



少しづつ動きはじめる季節を感じながら



アンちゃんの夢ごこちの毎日も続きます。

いつもの公園にて



ほぼ1カ月の間描き続けた初挑戦の大作が完成して
明日から東京です。





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涼かにゆれて

2008-08-16 15:14:05 | (3)季節がみごろ


「強い者が勝つのがオリンピック」
こう言い続けたのは
疑惑の判定に涙した、2000年の
シドニー五輪銀メダリストの柔道家・篠原信一氏
ポイント制にルール変更されて以降
選手の意識が”勝つこと”へ偏重したことへの
警鐘の言葉に違いない。
確かに、逃げて勝った者に感動は起きない。
一本柔道にこだわって攻めきった
選手の胸には3色のメダルが輝いていた。



立秋を過ぎた頃から
葉を広げつるを伸ばしてきたわが家の『風船葛』
6月半ばに植えつけたハートの種は
昨年収穫したもの。
今年も新しいいのちを継いで
いま、涼しげに咲きはじめました。

【風船葛】



夏過ぎて
小さな花と青い実の
涼かにゆれる 姿さやけき



【今日のアンちゃん】


夏場になって、体形もすっきり
動きも軽快になってきました。





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8月15日を忘れない

2008-08-15 14:38:41 | 祈念日


2008年8月15日
私たちは63回目の終戦記念日を迎えました。

世界中がオリンピックで沸き立つ影で
今も戦禍に国を追われた数多くの人々がいます。

核拡散にストップをかけない世界の指導者たちに
私たちの将来を委ねることなど
できるはずもありません。

わずか63年前にあった歴史の事実を
私たちは忘れない。



”8月15日を忘れない”


この空の向こうにある地球上の国々に向けて
ふたたび昨年の8月を添えることにしました。

特集●62年目の夏
特集●62年目の夏[1]ヒロシマへ
特集●62年目の夏[2] この地に立って その1
特集●62年目の夏[3] この地に立って その2
特集●62年目の夏[4] この地に立って その3
特集●62年目の夏[5] ヒロシマからナガサキへ
特集●62年目の夏[最終回] 平和への礎

”夢をあきらめない”次代の子供たちのために。





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アンちゃんと夏の花[3] ― 向日葵

2008-08-12 20:17:38 | (3)季節がみごろ


今夜、野口みずき選手のオリンピック欠場が
発表されました。
ほんとうに残念でなりませんが
ぎりぎりの状態まで心身を作らなければ立てない
この道を目標に重ねたトレーニングに
悔いはないはずです。
今はじっくりケガを直して・・・
”ガンバレ!ミズキ!”



さて、このシリーズもこの花『向日葵』で
最終話を迎えます。
昨年までは、街中でもそこかしこで
見られていた大きな『ひまわり』が
姿を消してしまって・・・
「ない」
「ここにも、ない」

いつか、この花も遠くに出かけないと
見れなくなる日が来るのかも・・・



背丈の小さな園芸種でも


やっぱりこの花こそ”夏の花”の第一人者です。




わが家の花もごきげんの毎日です。



8月15日から『季節の佇まい―冬の桜』が展示される
上野の森美術館には、8月18日(月)に行くことになりました。
当日には、初めてきりんさんともお会いできそうで
楽しみな上京となりました。





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母85歳

2008-08-10 10:07:19 | お祝い


北京オリンピックがはじまって早々から
夜更かしが続きます。
昨日8月9日は女子重量挙げ、柔道女子48kg級に
見入ってしまいましたが
4年に一度のオリンピックを目標に
勝ち上がってきた世界中のアスリートたち。
いろんな人の期待を一身に背負って
力を出し切れた者、出せなかった者・・・
さまざまなドラマがテレビ画像を通して
伝わってきます。
ご褒美のメダルは何色でも
たとえなくても、いいのです。
大切なことは悔いを残さないこと
選ばれし者の誇りをもって戦ってください。
長い間練習に明け暮れた日々の積み重ねほど
尊いものはありません。
いましばらく、あなたと夢を共有させてもらいます。



今日8月10日、85歳を迎える母にも
同じ想いを重ねます。





【今日のアンちゃん】







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8月9日を忘れない

2008-08-09 12:54:20 | 祈念日


”8月9日を忘れない”

戦争にあるのは滅びだけ=大国の核軍縮「責務」
-長崎、63回目の原爆忌
8月9日11時8分配信 時事通信

長崎は9日、63回目の原爆忌を迎えた。
爆心地に近い長崎市松山町の平和公園では
「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が営まれ、
被爆者や遺族、福田康夫首相ら約5400人が参列、
犠牲者の冥福を祈った。

田上富久市長は平和宣言で、
医師として被爆しながら救護活動に尽力した故永井隆博士の
「戦争に勝ちも負けもない。あるのは滅びだけである」との
言葉を引用、世界に核兵器廃絶を訴えた。
午前10時40分に始まった式典では、
7月末までの1年間に死亡が確認された3058人の名を記した
原爆死没者名簿3冊が納められた。
死没者は14万5984人となった。
原爆投下時刻の午前11時2分、
「長崎の鐘」や船舶の汽笛が鳴らされ、
参列者全員が1分間の黙とうをささげた。

田上市長は平和宣言で、今年生誕100周年となる
永井博士の言葉は「今も人類に警鐘を鳴らしている」と指摘。
米国など核大国は「核軍縮の責務を果たすべきだ」と強調し、
国際社会に核保有国、疑惑国への厳正な対処を促した。

長崎平和宣言



”己の如く人を愛せよ”という永井隆博士の願いとともに
世界中から核兵器がなくなる日まで
”8月9日を忘れない”





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立秋の蝉しぐれ

2008-08-07 06:46:41 | 歳月


連日の猛暑とゲリラ豪雨
壊した自然からの猛攻撃にも思えてきます。

暦の上では今日が”立秋”ですが
とてもとても秋とは名ばかりの残暑が
明日からも長く続きそうです。



背のとどく木の幹に鈴なりの蝉の姿を見るにつけ
夏の風物詩でもあった”蝉しぐれ”も
やはり異常にさえ映ります。





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8月6日を忘れない

2008-08-06 11:25:45 | 祈念日


”8月6日を忘れない”

ヒロシマ、学び伝える=「核兵器、廃絶だけに意味」
-63回目原爆の日
8月6日8時47分配信 時事通信

広島は6日、63回目の「原爆の日」を迎えた。
広島市中区の平和記念公園では市主催の
「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれ、
被爆者や遺族、市民、福田康夫首相ら約4万5000人が参列した。
秋葉忠利市長は平和宣言で
「核兵器は廃絶されることだけに意味がある」と強調。
子供代表は「何も知らなくて平和は語れない。
ヒロシマで起きた事実に学び、伝えていく」と誓った。
式典は午前8時に始まり、
この1年間に死亡が確認された5302人の名前を記した
原爆死没者名簿2冊を秋葉市長と遺族代表が慰霊碑に納めた。
名簿は計93冊、死没者は25万8310人となった。
原爆投下時刻の同8時15分、「平和の鐘」が打ち鳴らされ、
参列者が1分間の黙とうをささげた。

平和宣言
平成20年度「平和への誓い」



特集●62年目の夏
特集●62年目の夏[1]ヒロシマへ
特集●62年目の夏[2] この地に立って その1
特集●62年目の夏[3] この地に立って その2
特集●62年目の夏[4] この地に立って その3
特集●62年目の夏[5] ヒロシマからナガサキへ
特集●62年目の夏[最終回] 平和への礎

昨年の記事の中で、こう記した箇所があります。

この追悼の旅ではなぜか
異様なほどの疲れを感じました。

言うまでもありませんが
いまだ眠れない御霊(みたま)がさまよっているのです。
何かを訴えかけるように・・・
今日、この一文を追記しておきます。

世界中から核兵器がなくなる日まで
”8月6日を忘れない”





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