赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

ふたつの展覧会

2009-09-15 08:58:35 | 特集【京都】


9月11日、久しぶりの京都で開催中の
ふたつの展覧会を訪ねました。

まだ開催期間を残していますので
内容についてはここでは書きませんが
詳細を知りたい方はそれぞれのホームページを
ごらんください。



ルーヴル美術館展―17世紀ヨーロッパ絵画―
京都市美術館




開催も9/27までとあって
入館の列も長くのびています。


深緑の色を映す京都岡崎を流れる疎水に
身体を休めるアオサギの涼やかな姿を見つけました。



99歳の細密画家・プチファーブル 熊田千佳慕展
京都高島屋7Fグランドホール(~9/21)


描く姿が目に浮かぶようです。

ふたつの展覧会は、人気も手伝って
会場の混雑は相当なものです。

ゆっくりと時間を忘れて観賞したいものですが
なかなかに難しいようです。



もう一つのサイト天描の世界もごらんください。





人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください。

アンちゃんの涙雨[2]―岩倉具視幽棲旧宅

2008-11-30 09:45:47 | 特集【京都】


白い空の紅葉散歩は続きます。

雨足が強くなる中、駅に戻る途中
案内板に誘われてもう1軒立ち寄ることに。


『岩倉具視幽棲旧宅』です。



入口を入ると、ここにも


色鮮やかな光景が広がります。



雨粒も大きくなって



しばらく



資料館で雨宿りします。


幽棲宅とはいえ
手入れの行き届いた佇まいに
色とりどりの紅葉はよく似合います。

洛北の紅葉散歩も終えて・・・



どうしたことでしょう!
駅に向かい歩きはじめると雨も上がり
今まであんなに雲間に隠れていた太陽が
顔を覗かせはじめます。


叡山電車『岩倉』駅に到着するころには
すっかりいいお天気になっていました。

「やっぱりね」

「早く帰ってきて~」
アンちゃんの想いが伝わってくる瞬間でした。

「さあ、帰ろ帰ろ」

< 完 >




1週間ぶりに再会したアンちゃんはというと
ほぼ1日間は微妙に距離をあけ
時折チラッと横目で様子を探る様子で
ささやかな抵抗をしているようでした。
その後は、いつも以上にピッタリくっついて・・・




もう一つのブログ
天描の世界では
2009年の個展スケジュールを更新しました。





人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください

アンちゃんの涙雨[1]―京都岩倉実相院

2008-11-29 18:04:40 | 特集【京都】


今秋の紅葉めぐりは連日の京都御所
朝の散歩で見た風景は毎日その姿を変えていました。
これで十分満足するべきでした・・・。

京都展を終えた翌日の21日
昨年見逃してしまったこの場所をどうしても見たくなって
訪ねることにしました。
この日も、眩しいくらいの朝陽に目覚めます。


京都岩倉にある『実相院門跡』です。



どうしたことか、近づくにつれ
太陽は雲間に隠れそのうち、ポツリと・・・


三門を入ると色づく紅葉が


深まる秋を見せてくれます。


有名な「床もみじ」の撮影は禁止されています。


境内のいたるところで


燃える秋を見つけることができます。


申し分のない風景ですが・・・
この時も、なにか物足りなさを感じています。
そしてそれ以上に何かを感じていました。



三門を出た後も
雨足がますます強くなってきました。


実相院前にある公園では
真っ赤に染まる天上の星を眺め
そろそろと岩倉駅に向いましたが
その傘の下では
父と娘が同じことを考えていました。

「アンちゃんの涙雨や」

<つづく>



もう一つのブログ
天描の世界では
【天描の世界展 京都】回顧展がごらんいただけます。
まだの方はお立ち寄りください。





人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください

深まる秋とともに

2008-11-22 13:55:24 | 特集【京都】


穏やかな小春日和からはじまり
後半は木枯らしの吹く冬の気配の中
【天描の世界展 京都】は11月20日
ギャラリーbe京都(1F)での6日間会期を
盛況の内に無事終了しました。

京都にお住まいの方々を中心に
このブログをごらんの方や
遠方からお訪ねいただいた方々
お馴染みの方々、初めて出会えた皆様へ
まずは、このブログを通してお礼申し上げます。
ありがとうございました。



少し疲れました。
今はただ、会期を終えて
しばらくは緊張の糸を緩める時間をいただきます。

次の仕事は、12月初旬の画集原稿の入稿に向けて
ひた走ることになります。


毎朝歩く御苑で深まりゆく秋を感じながら・・・
京都展は盛況の幕をとじました。
”またいつかお会いできる日を”願います。

詳しくは、もう一つのブログ
天描の世界
明日から回顧展がごらんいただけます。



今までにない離れた時間の長さに
アンちゃんもいらいらが募っていたようです。
その限界を感じた出来事も体験しましたが
そのお話はまたいつか・・・

毎夜、長時間入口の廊下で帰りを待つ姿を
思い起こして、最終日が近づくにつれ
里心ならぬアンちゃん心がついた
今回の京都展でした。





人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください

『絵画でめぐる京都美の探訪』ともうひとつの美術講演会

2008-06-26 12:11:34 | 特集【京都】


6月24日、梅雨の中休みは
源氏物語千年紀の初夏の京都へ。

京都府京都文化会館



現在開催中の特別展『絵画でめぐる京都美の探訪』と
源氏物語千年紀事業の常設展
『源氏香の世界』と『現代京都画壇による源氏物語絵』
『第26回上野の森美術館大賞展 関西展』を観賞。
その後、別館講堂にて審査委員による美術講演会を聴講。
「美の発見」上村淳之氏
「京都画壇と上野の森美術館大賞展」日野耕之祐氏

今回は、朝から夕刻まで
ほぼ一日をこの館内で過ごしました。



たった一日の美術をめぐる旅でしたが
現代日本の絵画界の現状を再認識するには
十分の時間となりました。

いま、立場を変えて眺めてみると
進化と発展の根源に謙虚さを待望しながらも
混乱、衰退、怠惰、傲慢に甘んじ
動きの止まった日本の絵画界の現実が見えてきます。

もちろん、私がめざす道とは
ずいぶん隔たりがあるように思えてなりませんが
自分が信じた道をひたすら進んで行くことを
教えてくれる道標の一日だったのかもしれません。

このことは、いずれ場を変えて語ることとし
今回はここまでとします。





祇園白川の萼紫陽花
あとしばらくのようです。


鴨川沿いに咲く白い梔子の花が
強い芳香を放っていました。

水面に反射する陽の光に美しさを見て
さまざまな想いが入り混じる京都を後にします。





人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください。

特集●ふたたびの春―京都にて

2008-05-01 00:04:52 | 特集【京都】


生活が変化してようやく2カ月が経過しました。
思いのほか時間がゆっくりと流れていることを実感しました。
今しなければいけないこと
今会わなければいけない方々との出会いを優先しながらも
先のことに目を向ける毎日だったようです。

この間、いつの間にか
自然も人間社会に呼応するかのように
熱くなってきているのがなんとも気になります。



さて本題へ・・・
4月22日のことですが、久しぶりの京都へ。
気温25℃を超える夏日
とはいえ、通り往く風はまだまだ涼やかで
気持ちのいい一日でした。

あちこちで
『源氏物語千年紀』のポスターが目につく京都は
八重の桜を残すだけで、例年とは
随分街の雰囲気も違って見えてきます。

この日の目的は京都市内のギャラリーめぐり
5、6箇所覗いてみたのですが
いろいろな発見があって
今までのように季節をめぐる旅とは
様変わりしたように見えてきます。
面白いものです。



【ふたたびの春―京都にて】




街路樹として植栽される地域も増えた
『花水木(ハナミズキ)』ですが
さくらの後のふたたびの春をひたりました。
今年は・・・京都にて。

思えば、見上げることの多い4月でした。



そして、もう


『蒲公英(タンポポ)』が咲き乱れ


『山吹(ヤマブキ)』のあでやかな黄が映える


爽やかな青葉の季節を迎えました。



数箇所の候補地をたずねて
ようやく思いの会場にたどりつきました。

年内の個展が一つ決定しました。


【天描の世界展 華】京都展
会期:2008年11月15日(土)―20日(木)6日間
時間:10:00―18:00(最終日は16:00まで)
会場:Be京都1F

紅葉で賑わう時期ですが、お近くの方はぜひ
お立ち寄りください。

もう一つのサイト天描の世界で順次ご案内いたします。





人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください。

特集●京都・山科 清水焼団地|陶器まつり その2『うさぎさんとの再会』

2007-07-30 07:01:44 | 特集【京都】


今年もこの陶器まつりのお目当ては
はじめて会ってから「うさぎさん」と勝手に呼んでいる
川村英三郎さんの出店ブースです。
昨年の4月岸和田のお城まつり以来ですから
1年3カ月ぶりの再会です。



このブログでもその都度記事を公開してきましたが
このコーナーですべてをリンクしましたので
興味のある方は、ぜひごらんください。

<2004年7月23日掲載>
番外編・・・ふたりでふらり⑤清水焼団地の陶器まつり

<2005年7月12日掲載>
うれしいお便りが届きました。パートⅣ

<2005年7月21日掲載>
特集●夏がきた―京都・清水焼団地陶器まつり『うさぎさんがいた~編』

<2005年9月6日掲載>
川村英三郎作陶展

<2006年4月3日掲載>
季節がみごろ[60] 『さくら咲く』その2



さて今年のうさぎさんの作品は


【うさぎの綱引き】
新作の絵柄も加わりました。


今いちばん力を入れている作品のようです。



他にも、ほのぼのした品ばかり
仲間もどんどん増えているようです。



もちろん定番の人気商品もズラリ並びます。



久しぶりの出会いをゆっくりと


「ようやくパソコンはじめました」
「まだ慣れないもんで、まずメールからです」
いつか、メールが届く日を楽しみにしています。

別のお客さんから、このブログの話も聞かれたようです。
ネットワークを通じて、きっと仕事にも
もっともっと広がりができるはずです。

撮影しながら話している間にも
お客さんがやってきます。


いつものようにクラフトバッグに
その場で絵を描いていただきました。

この中のいくつかは、来年4月の個展会場で
さりげなく会っていただきます。



川村さんからみなさんへのメッセージです。


「今年も宜しくお願い致します」

こんな遊び心も忘れていない人です。

このペンダントもアイテムに増えていました。

【うさぎさんの連絡先】
工房はなぶさ/川村英三郎
〒567-0897 大阪府茨木市主原7-11
TEL 090-3614-0258



このあと、清水焼のお店をひと回りして
陶器まつりの会場を後にしました。



この日、京都で出会った「季節がみごろ」をひとつ



鴨川沿いに咲く『百日紅(サルスベリ)』です。





人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください。

特集●京都・山科 清水焼団地|陶器まつり その1

2007-07-29 15:55:34 | 特集【京都】


7月28日、2年ぶりに
京都・山科にある清水焼団地の陶器まつりを訪ねました。
今年から、開催日は7月の第4金・土・日の3日間に
日程が変更されたことで
平日開催で激減した観光客は戻ったはずです。

さて、今年もまた、あのうさぎさんから
案内状をいただきました。
この陶器まつりとの出会いは
うさぎさん―クラフト作家・川村英三郎さんとの
出会いでもありました。



この日は、朝からJRのトラブルに遭って
代替の阪急電車と地下鉄を乗り継いで京都駅へ。
京都駅からは清水焼団地行きのバスで
会場には、およそ40分遅れの到着です。


この賑わいはいつもの光景です。



立ち並ぶテントの前では
お目当ての品を探すこんなシーンも・・・


こちらのお店で買って帰った「ふくろう」
1個300円(2個で500円)

ちなみに、この日買ったいくつかは
来年4月の個展会場でごらんいただけます。



さて、川村英三郎さんとの
久しぶりの再会のお話は


明日特集します。



今日7月29日は、参議院通常選挙の投票日です。

アンちゃんも参加してきました。
投票所には入れなかったけど、入り口で待ってました。



人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください。

特集●さくらの国の物語<7>『壮麗にゆれて―平安神宮神苑』

2007-04-20 06:54:44 | 特集【京都】


つぼみが膨らみ、咲き始め、三分、五分、七分、満開
そして散り際と、それぞれに趣がある『さくら』
異常気象が続く中でも、一重から八重に移りながら
この春を長く楽しませてくれましたが
こちらでは、すっかりその姿も消え新緑の葉桜に。
次なる舞台は北国へ・・・。

特集●さくらの国の物語は
京都の地で、いよいよ最終回を迎えました。



【平安神宮神苑】
池泉回遊式庭園
撮影日:4月14日


神苑入口を入ると、南神苑が広がります。




見事な『八重紅枝垂れ桜』が迎えてくれます。






本殿を三方から包み込むように配された
神苑の光景は壮麗そのもの。



東神苑






栖鳳池の辺に建つ尚美館



『紅枝垂れ桜』以外にも




もうお馴染みの八重品種の姿も見ごろでした。

ここでは、約150本の『紅枝垂れ桜』を含め
約20種類300本の桜が楽しめます。

【平安神宮公式サイト】



名残は尽きませんが、今年の『さくら』も
ここで見納めです。
また来年、どこで出会えますか・・・

『さくらの国の物語』
< 幕 >






人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください。

特集●さくらの国の物語<6>『賀茂川の花回廊―半木の道』

2007-04-19 06:37:09 | 特集【京都】


お知らせした臨時投稿記事とは
言うまでもなく、長崎市長が凶弾に倒れた件についてですが
なんとも残念でなりません。
この前日には、アメリカでも・・・
衝撃的な事件が続いています。

この一連の事件に関しては
少し時間をおいて掲載したいと思います。



引き続き、第三幕をごらんください。

京都市内を流れる「鴨川」は
出町柳を境に「賀茂川」にその名を変えます。
その賀茂川両岸堤といえば
『ソメイヨシノ』の名所ですが
その花が散りはじめる頃
『紅枝垂れ』が満開の時を迎えます。

昼食後に向かった先には、その『紅枝垂れ』が満開の名所
『半木の道(なからぎのみち)』があります。
賀茂川の東堤、植物園に沿って「さくらのトンネル」として
親しまれている散策路です。



【半木の道(なからぎのみち)】
撮影日:4月14日


ここがトンネルの入口
『花の回廊』へようこそ・・・

ここから先は、コメントは必要ありませんので
ゆっくりごらんください。










いかがでしたか?



今年の京都は、『紅枝垂れ』がテーマの
桜めぐりとなりましたが・・・



賀茂川堤には、さわやかな風に揺れ
散りはじめた『ソメイヨシノ』も
この日は、最後の見ごろの時を見せてくれました。



♪明日、特集『さくらの国の物語』は
いよいよ最終回を迎えます。

街中では、すでに『花水木』が咲きはじめています。





人気blogランキング参加中です。
『決してリードは放しま宣言』に賛成の方は
クリックしてください。