赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

オードリーが好き[54] 子ぎつねヘレン 後編

2006-03-30 23:59:04 | (2)オードリーが好き


前編の最後に触れた大きなアレンジについて・・・
原作は、キタキツネの生態調査の第一人者で
傷ついた野生動物の保護・治療・リハビリに取り組み
写真家・エッセイストとしても活躍している
竹田津実の「子ぎつねヘレンがのこしたもの」(偕成社刊)。
やさしさに満ちたほのぼのとした写真と
生きることの意味を問いかける心に沁みる文章で
実在した目と耳の不自由な子ぎつねと過ごした日々が
綴られています。

この実話をもとに

原作を越えて、映画としてのテーマ―「家族の絆」を
描いている点では、いかにも日本的といえるかもしれません。
現代の日本がかかえる問題点のひとつともいえます。

この点では、原作とはまったく視点の違うものです。
原作の映画化をぜひとも観てみたい・・・
そんな思いが頭をよぎりました。



さえぎるもののない北海道の大自然を舞台に


動物映画ならではのシーンも


ふんだんに見せてくれています。



人と動物と自然、それぞれの営みの中で
どう関わっていくべきなのかという命題も
問われているような作品のような気がします。
(上映時間:1時間48分)

■作品評価4つ・・・やさしくなれそう)

『子ぎつねヘレン』公式サイトはこちらから

3月18日より全国にて公開中。


人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

オードリーが好き[54] 子ぎつねヘレン 前編

2006-03-29 20:48:36 | (2)オードリーが好き


書き綴りたい記事が多かったこともあって
更新が今日になってしまいました。
映画『子ぎつねヘレン』が
この18日から公開されています。



春の北海道で


東京からやって来た少年・太一は
一匹の子ぎつねに出会います。


母親とはぐれた子ぎつねを
放っておくことは出来ません。



子ぎつねの姿に
いつもひとりぼっちの淋しい自分を
重ね合わせたのです。



太一は母に預けられた森の動物診療所に
子ぎつねを連れ帰り育て始めます。


その様子を時に厳しく
時に温かく見守る診療所の獣医・矢島。


子ぎつねは、目と耳が不自由だったのです。


「まるでヘレン・ケラーだ」という矢島の一言から
太一は子ぎつねに“ヘレン”と名付けます。
やがてヘレンは太一にだけは心を許すのですが・・・。



ここまで書けば
後のストーリーはほぼ想像していただけるでしょう。



この映画は、竹田津実のベストセラー
「子ぎつねヘレンがのこしたもの」を基に
描かれる感動作ですが
大きなアレンジがありました。
そこに伝えたいものが見えてきます。

♪後編につづく

人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

アンちゃんの短編集[71] 『お母さんの花』

2006-03-28 20:09:25 | (1)アンちゃん


28年目の春。
お母さんといっしょに
わが家にやってきた『木瓜(ぼけ)』の花。
今年も、さくらの季節にたくさんの花を開いてくれました。

昨年の花の様子をもう一度・・・
季節がみごろ[22]『美しいわけ②―木瓜』
季節がみごろ[23]『満面のかおり②―続・木瓜(ボケ)』

トップ画像は、アンちゃんの右目に注目です。
木瓜の葉のサングラスの奥に透けて見えます。



今年は、アンちゃんと一緒に撮ってみました。


門扉の中にだれかいますね~。

アンちゃんの視線の先には


今年も見事に咲いた『木瓜』の花。



3月11日には

こんな蕾でした。




サーモンピンクのやさしい色は
心にもやさしくふれてくれますね。



♪明日は、オードリーが好き。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

☆ウィンちゃん12歳のお誕生日おめでと~♪☆

2006-03-27 21:00:17 | お祝い


今日3月27日は、『さくらの日』です。
1992年(平成4年)に制定されたそうですが
なぜこの日なのかについては、なんともウソっぽいので
書かないでおきましょう。

さぁ、今年もさくらの季節のはじまりです。

今日は、このブログではおなじみの
柴犬のウィンちゃん12歳のお誕生日です。

トップ画像は
アンちゃんの散歩道に咲いたオオシマザクラです。



ブログウィンのねんねんころりん♪では
きっとかわいいウィンちゃんが待っています。
一度のぞいてみてください。



【きょうのアンちゃん】


真っ白なサクラの花がいっぱい咲きました。


「ウィンお姉ちゃんに届くかな~???」



♪明日は、『アンちゃんとお母さんの花』

人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

季節がみごろ[59] 『彼岸明け―早春の花々』

2006-03-26 17:21:39 | (3)季節がみごろ


わが家の墓所は
兵庫県の氷上町―現在の丹波市にあるため
昨年は、4月のJR西日本の脱線事故の影響で
控えていたのですが
彼岸明けの3月24日から1泊2日で
一昨年11月12日以来
一年半ぶりに墓参の旅の出かけました。

すばらしい晴天にも恵まれた墓参となりましたが
そこで出会った早春の花々のうち
特にお気に入りをご紹介することにしました。
トップ画像は、うす紅色の馬酔木(あせび)です。



まずは青空に映えるこの花から


◆山茱萸(さんしゅゆ)
水木(みずき)科ミズキ属で中国・朝鮮半島が原産地。
日本に渡来したのは江戸中期。


開花時期は、2月下旬頃~4月中旬頃で
葉の出る前に、黄色の小さな花をたくさんつけます。


早春を代表する花木のひとつ。
別名「春黄金花(はるこがねばな)」。


山茱萸とは、難しい名前です。
「さんしゅゆ」は中国名の音読み。
”茱萸”はグミのことで


秋にはグミに似た実がなり
赤く熟した実は食べられますよ。



そしてもうひとつの花は


◆馬酔木(あせび)
躑躅(つつじ)科アセビ属
開花時期は、3月中旬頃~4月中旬頃
「あしび」とも呼ばれます。
壷形の花をいっぱい咲かせます。

色は、うす紅色のものと


白いものがあります。


この花の満開は、まだもう少し先でしょうか。

それにしても「馬酔木」とは、面白い名前ですね。



こちらの山桜は咲きはじめました。
ソメイヨシノはもう少しでしょうか。
わが家の『木瓜(ぼけ)』の花も開花しました。
今年の春は、一気に花盛りです。



さて今回の宿泊地は
毎回訪れる『城崎温泉』でしたが
そのお話はまた日をあらためて・・・。



【きょうのアンちゃん】


大相撲大阪場所も千秋楽ですが
お散歩コースにある入間川部屋の
のぼりがはためいていました。
唯一の関取・皇司も調子が良くなかったようです。
「次は、がんばりや~」

♪明日は、『ウィンちゃんのお誕生日』です。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

ボスくんmineyちゃん☆ご結婚おめでとう♪

2006-03-24 00:13:12 | お祝い


とってもうれしいお知らせです。
今日3月24日は
ブログのお友だちminey’s cafeの mineyちゃんと
ウィンのねんねんころりん♪
ウィンママさんの弟(愛称ボス)くんの結婚式です。

ボスくんmineyちゃん
ご結婚おめでとう♪

気持ちばかりのお祝いですが
トップ画像には、やさしい春咲きのバラを選びました。



昨年の8月20日から22日(2泊3日)には
那須高原ペンションガストオフ・ハイウイング
お邪魔して「ねんころ家」の皆さんにお会いしました。

さわやかな那須の風をはじめて満喫した
珠玉の旅のひとときが甦ってきます。


そして野鳥風月のケンさんユウさんは
このペンションのオーナーでもあり
ウィンママさんとボスくんのご両親です。
mineyちゃんにも、このとき大変お世話になりました。



「ねんころ家」のみなさん
おめでとうございます。
すてきな春が、今年の桜の開花のように
那須には、ひと足も二足も早くやってきたようです。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

アンちゃんの短編集[70] 『なにすんねん』

2006-03-23 05:09:19 | (1)アンちゃん


いつもは入れない部屋で
お父さんを待っていました。

ところが、お姉ちゃんのいたずらが
また、はじまりました。

「なにすんねん」トップ画像



そのあとは、いつもの
アンちゃんスペシャルです。


「ま~だかな?」


「まだみたい~」


「あ~・・・」


「ムニュムニュ」



待ちくたびれて
今日も、アンちゃんは夢のなか・・・です。



♪明日は、うれしいうれしいお知らせです。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

いま[41] 『長嶋JAPANの忘れもの―王ジャパン世界一?』

2006-03-22 05:25:59 | (6)いま


今日は、予定を変更して『号外』をはさみます。



野球を通して、久しぶりに『見識』と『品格』という
言葉に触れた思いがします。

王 貞治WBC日本代表監督。
長嶋がいたからこそ王が輝いたという人もいるでしょう。
いや、そうではありません。
野球があったから、長嶋があり王があったのです。
長嶋JAPANの忘れものは、王ジャパンが持ち帰ってくれました。
世界一なんかじゃありません。
それは、「本物の野球のすばらしさ」です。
それを、あのアメリカから持ち帰ったのです。



この野球人としての熱い気持ちを理解できない者も
世界中にも、日本中にもいるはずです。
きっとまた、同じ愚行を繰り返すかもしれません。
ただ、少なくとも今回の王ジャパンに参加したメンバーには
それは伝わっているはずです。
今はまだ数少ないかもしれませんが・・・。
(表彰式でガムをかんでた選手が数名いましたね)

すごい財産をもらった選ばれしメンバーですから
これからが楽しみです。
去年とは、一変するゲームが
日本で、いえ世界中で観れるはずです。



このことは、次の記事が物語っています。

長嶋氏「心から感動」 日本のWBC優勝でコメント
アテネ五輪日本代表監督を務めた長嶋茂雄氏(元巨人監督)が、
巨人球団を通じて発表したコメント(全文)は次の通り。
 チームジャパンの皆様、おめでとう。
ワールドチャンピオンとなった今、
日本中の人々とともに、心から感動し喜んでおります。
大リーグのスター選手も参加したこの大会で
各国のナショナルチームは文字通り、死力を尽くして戦い、
その中で日本が「チャンピオンカップ」を勝ち取ることができました。
それは王監督に率いられた日本の野球が、
世界の野球に変わったことを意味する価値のある勝利でしょう。
選手の皆様はどうか、野球の楽しさ、素晴らしさを、
これから多くの人たちに伝えていって下さい。
[ 共同通信社 2006年3月21日 19:32 ]



最後に・・・すばらしい決勝戦でした。



【きょうのアンちゃん】

東京や横浜では桜が開花したそうです。


あたたかい春分の日の一日でした。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

季節がみごろ[58] 『誕生日に咲いた―わが家のミモザ』

2006-03-21 09:07:33 | (3)季節がみごろ


いまわが家の庭では、春咲きの花が
順番を待つように蕾をふくらませています。

今日3月21日は春分の日。
そしてアンちゃんのお姉ちゃん2○回目の誕生日。
この日を待っていたかのように、わが家の『ミモザ』が
花を咲かせはじめました。

3月14日ホワイトデーの日の記事にも書きましたが
この花はお母さんの大好きな花。
昨年苗木を買って、幹はまだ細いのですが
今年の花が初めての
わが家の『ミモザ(銀葉アカシア)』。



10日前までは


わが家の『ミモザ』は、こんなに小さな丸い花芽でした。



満開のミモザは




芽吹きの季節を象徴するような
豊かな趣がありますね。




花の咲く様子がわかります。


若木なのでまだこんな感じです。



今年の誕生日は、お祝いの交換です。


お父さんの誕生日にはi-podの白(お姉ちゃんから1MB)
お姉ちゃんの誕生日にはi-podの黒(2MBの倍返し?)

どんな曲が入ってる?・・・それは内緒ですが
お互いにまるっきり違うジャンルの曲を
楽しんでいます。



【きょうのアンちゃん】


i-podのイヤホンの背景nano。

♪明日は、・・・???



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

いま[40] 『WBCともうひとつのオリンピック』

2006-03-20 07:20:57 | (6)いま


日本中が沸きに沸いた
WBC(ワールドベースボールクラシック=国別対抗野球)
準決勝
日本対韓国戦は一進一退の見ごたえのある投手戦。
試合が一気に動いたのは7回表
日本チーム4番松中のツーベースから。
「勝ったな」と思ったのは、この後の松中が2塁ベースに
こぶしをぶつけたその瞬間だった。

国を愛する気持ちに差があるわけではない。
違いがあるとすれば
どれだけ野球を愛しているか、だろう。

思えば、なんとも不思議な大会であったことか。
決定的なものは
この大会のために決められた特別ルールに他ならない。
ただ、どんなに不公正?なルールであっても
ルールがなければ成立しないのが野球。

いよいよ決勝戦、一番楽しみにしていたチームが相手。
「これぞ野球」を観てみたい。

<国別対抗野球>ずばり的中、王監督の巧みなさい配
2006年3月19日(日) 23時14分 毎日新聞
エースの上原が好投し、打線も大量点を奪って快勝。
試合後、王監督は「2回負けているから、
3回目は負けるわけにはいかないからね」と
安堵(あんど)感を漂わせた。
巨人、ソフトバンクで長年、監督を務めて
修羅場をくぐってきた名将でも面白いように
さい配がずばり的中し続けたのは珍しいだろう。
 松中が二塁打で出塁した直後の七回1死だ。
勝負どころと読んだ王監督は、
この試合で打撃不振から先発落ちした福留を
今江の代打に起用した。
右横手投げの金炳賢で、
右打者の今江より左打者の福留の方が
球の出所が見やすいだろうと判断したからだ。
その期待に福留が応える。
外角寄りの直球を豪快に右翼席に運んだ。
さらに、2死三塁で、青木に代えて
打席に送った宮本が左前適時打を放った。
単に代打策が当たっただけのように見える。
しかし、試合前から周到な準備もしていた。
この試合、湿りがちだった打線にメスを入れた。
不振が続いていた福留をスタメンから外し、
3番にはイチローを据えた。
1番には青木を抜てき。
その際、福留には
「ここという場面で起用するから準備しておけ」と
指示を出していた。
 王監督は「スタメンから外れたことが
いい気分転換になったんじゃないか」とさらりと言ったが、
福留は「相手投手の球筋とかではなく、
とにかく気持ちで打った。
何が何でも打ってやろうと思っていた」と強調した。
2連敗した試合と違って打線でライバルの韓国を圧倒した。
「のどから手が出るほど欲しかった打のヒーローが出た」。
王監督の巧みなさい配が
日本を優勝戦に導いたと言っても過言ではないだろう。
【田中義郎】
[ 3月19日 23時14分 更新 ]



さて、今日の本題はむしろこちらのほうかもしれません。
静かに幕を開けひっそりと幕を閉じたパラリンピック。
この話題を報じたメディアのいかに少なかったことか。
この一言を書き添えておきます。
「そろそろ目を開けないと、世界は変わらない」

障害者スポーツ、祭典に幕 冬季パラリンピック
2006年3月19日(日)22時36分 共同通信
【トリノ19日共同】
第9回冬季パラリンピック・トリノ大会は19日
セストリエールなどで2競技を行い
午後8時(日本時間20日午前4時)から
トリノ市中心部にある「メダルプラザ」での閉会式で
冬季史上最多の39カ国が参加し
4競技58種目を実施した障害者スポーツの祭典が閉幕。
日本は18日までに金2個を含むメダル8個を獲得する活躍。
最終日も日本選手が健闘した。
アルペンスキー回転の女子座位では大日方邦子(東京)は
1回目に転倒して途中棄権に終わり
今大会4個目のメダルはならなかったが
青木辰子(長野)が非公式記録ながら
2回目も踏ん張り3位となった。
男子座位では大回転銀メダルの森井大輝(東京)が
1回目で3位につけた。
[ 3月19日 22時36分 更新 ]



このふたつの記事には共通項があります。
選手と観るものの間には、愛するものの違いがあります。



【きょうのアンちゃん】


そろそろこっちの記事を書かなくっちゃね。

人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ