赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

オードリーが好き[70] それでもボクはやってない 後編

2007-01-28 10:28:59 | (2)オードリーが好き


ある種の衝撃を覚えました。
それは、今の社会にある現実の一面を垣間見た思い。
テーマとして取り上げられている痴漢冤罪(えんざい)問題を通して
観る者の心に否応なく突き刺さる問題意識への一矢
そんな「力」をこの作品から感じ取ることができます。


電車通勤する男性なら誰にでも起こり得ることだけに
主人公に共感する部分も随所に。
ただ、日々痴漢の脅威にさらされる女性がいることも事実。
それぞれの視点でどう観るかも見どころと
いえるかもしれません。



つい先日、5年前の冤罪事件を伝えるニュースが流れました。


「十人の真犯人を逃すとも一人の無辜(むこ)を罰するなかれ」
人が人を裁いてきた歴史の中から生まれた法格言です。
「疑わしきは罰せず」ということですが
現実は「疑わしきは罰せよ」と思える判決があること
この事実をつくったのは
もしかしてこの時代に生きる私たちかも・・・



しかし


疑われるのが自分自身だったら・・・



今、民主主義社会の根幹にある三権(司法・行政・立法)という
国家権力をはじめとして、自治体が、病院が、学校が、企業が
マスコミが、そして家族までもが
壊れはじめたと思えるような事件が頻発する時代にあって
その当事者も含め、私たちは大切な何かを失ってしまったようです。
もう、「ひとにぎりの不心得者が・・・」とはいえません。
私たち一人ひとりが、どこかで関わっているとしたら・・・



折や折、司法改革の一環である
裁判員制度の導入が間近かに迫っています。

この記事の前編冒頭の
ただ、・・・。の続きは、こうでした。

私たちに人を裁くことができるのですか?


この作品は、そのことも問いかけています。
(上映時間:2時間23分)

■作品評価5つ・・・絶賛!ぜひ観てください)



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オードリーが好き[70] それでもボクはやってない 前編

2007-01-27 08:22:36 | (2)オードリーが好き


映画記事が続きますが
観た映画すべてとはいきません。
作品選択も含め、このブログらしいものを
1作でも多く公開したいと思います。

今回は、同じ裁判モノとはいえ
公開中の『愛の流刑地』(ブログ非公開)とは
まったく異形の映画のお話。
1月20日から全国で公開中の『それでもボクはやってない』

今までも期待に反してがっかりの作品が多い中
ようやく邦画に名作が誕生しました。
待った甲斐があったといってもいいでしょうか。
ただ、・・・。



【それでもボクはやってない】

名作『Shall We ダンス?』から11年
周防正行監督が描く本格的な社会派ドラマ。


電車で痴漢に間違えられた青年が
“裁判”で自分の無実を訴える姿を
日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにした話題作。



私たちは、法律にまもられている。
と、言えるだろうか。

被告人・金子徹平(加瀬 亮)



依頼人の無罪を、必ず証明してみせる。
と、思ってた。

新人弁護士・須藤 莉子(瀬戸 朝香)



裁判が、きっと真実を明らかにしてくれる。
と、言えるだろうか。

主任弁護士・荒川 正義(役所 広司)



痴漢の「犯人」に間違えられた。
「被疑者」として留置場に入れられた。
起訴されて「被告人」と呼ばれた。

・・・ボクは「僕」をとりもどせるか?
いま、裁判が始まる。



♪後編につづく

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オードリーが好き[69] シャーロットのおくりもの 後編

2007-01-26 07:38:54 | (2)オードリーが好き


この物語の主人公は、この3人(?)


子ブタのウィルバー
たった一つの心配事は
春に生まれた子ブタはクリスマスの
ごちそうになる、という噂。


エラブル農場の娘ファーン(ダコタ・ファニング)
動物や虫たちの言葉がわかる
ウィルバーの一番の友だち。


クモのシャーロット(声:ジュリア・ロバーツ)
運命に怯えるウィルバーを優しく励まし続ける
「私が約束する。あなたを殺させたりしない」



子ブタとクモと少女が織りなす
微笑みと暖かい涙でラッピングされた友情の物語。
この作品のテーマは「約束」です
感動のラストシーンに目頭を熱くされた方も・・・
(上映時間:1時間37分)

■作品評価4つです)


たくさんの親子連れで映画館が溢れかえるような
そんな世の中であったら
どんなにすばらしいことでしょうか。



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オードリーが好き[69] シャーロットのおくりもの 前編

2007-01-25 06:04:14 | (2)オードリーが好き


すでにごらんになられた方も多いかもしれませんが
昨年末に全国で公開され
今週末には上映終了が予定されている
映画を紹介します。

心温まるストーリーと
夢のようなファンタジー映像が楽しめる
『シャーロットのおくりもの』

世界で4500万部を超える
E.B.ホワイトのベストセラーが最新CGI技術によって
完全映画化されました。



平凡な田舎町が舞台。

春の大雨が降った夜
農場を営むエラブル家に11匹の子ブタが誕生するが
最後に生まれた小さな子ブタはか弱く


農場の娘ファーン(ダコタ・ファニング)に
育てられることになる。


やがてファーンの手を離れ
向かいのザッカーマン農場に預けられることになった
子ブタのウィルバーは
そこでクモのシャーロット(声:ジュリア・ロバーツ)に出会い・・・。



♪後編につづく

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オードリーが好き●第79回アカデミー賞ノミネーション発表!

2007-01-24 20:23:45 | (2)オードリーが好き


1月24日ノミネート作品が発表されましたが
残念ながら今年もまた日本未公開のものが大半です。
ますます混迷する米国社会を反映する映画の代表作を集めた
アカデミー賞になりそうです。
昨年のこのコーナーでも、こう書きました。
「映画は時代を映す鏡」です、と。

本番のアカデミー賞授賞式は
2月25日(日本時間26日)ロサンゼルスで開催されます。



注目の主要6部門は以下の通り。

■作品賞ノミネート
『Babel/バベル』
『The Departed/ディパーテッド』
『Letters from Iwo Jima/硫黄島からの手紙』
『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
『The Queen/クイーン』

■監督賞ノミネート
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『Babel/バベル』
マーティン・スコセッシ『The Departed/ディパーテッド』
クリント・イーストウッド『Letters from Iwo Jima/硫黄島からの手紙』
スティーブン・フリアーズ『The Queen/クイーン』
ポール・グリーングラス『United 93/ユナイテッド93』

■主演男優賞ノミネート
レオナルド・ディカプリオ『Blood Diamond/ブラッド・ダイヤモンド』
ライアン・ゴズリング『Half-Nelson』
ピーター・オトゥール『Venus』
ウィル・スミス『The Pursuit of Happyness/幸せのちから』
フォレスト・ウィテカー
『The Last King of Scotland/ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』

■主演女優賞ノミネート
ペネロペ・クルス『Volver/ボルベール』
ジュディ・デンチ『Notes on a Scandal』
ヘレン・ミレン『The Queen/クイーン』
メリル・ストリープ『The Devil Wears Prada/プラダを着た悪魔』
ケイト・ウィンスレット『Little Children/リトル・チルドレン』

■助演男優賞ノミネート
アラン・アーキン『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
ジャッキー・アール・ヘイリー『Little Children/リトル・チルドレン』
ジャイモン・ハンスゥ『Blood Diamond/ブラッド・ダイヤモンド』
エディ・マーフィ『Dreamgirls/ドリームガールズ』
マーク・ウォルバーグ『The Departed/ディパーテッド』

■助演女優賞ノミネート
アドリアナ・バラッザ『Babel/バベル』
ケイト・ブランシェット『Notes on a Scandal』
アビゲイル・ブレスリン『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
ジェニファー・ハドソン『Dreamgirls/ドリームガールズ』
菊地凛子『Babel/バベル』



◆アカデミー賞
アメリカの映画製作関係者で構成する
“映画芸術科学アカデミー(A.M.P.A.S.)が
その年の1年間で製作された作品に関して
各部門で優れた業績を挙げた人々に授与する賞のこと。
6000人以上が所属するアカデミー会員は
各分野のプロフェッショナルたち。
現役の業界人である彼らの投票で決まる賞だけに
世界で最も権威があるムービー・アワードといわれる。
審査の対象となるのは
前年の1月から12月の間にロサンゼルス地区で
1週間以上一般公開された新作。
受賞者にはそれぞれ“オスカー”像が贈られる。

アカデミー賞公式サイト→こちらから



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アンちゃんの観梅記予告編 『ま~だだよ~♪』

2007-01-23 06:53:11 | (1)アンちゃん


大寒の日の続編です。
晴れ間を縫って訪れた中央公園。
もうおなじみの自転車散歩コースですが
この一角にある梅林では
そろそろ寒梅の観梅期。
もちろんこちらも例年より早い開花を迎えています。



この日は、開花の木はまだ数本
膨らむつぼみが「あともう少し」を伝えてくれます。


「あそこに白い花が見えるよ」


まるで連凧のような白梅です。


「赤いのもあるよ~」


この次来る頃には散ってるでしょうね。


ほんのちょっとの観梅のあとは


走ったり歩いたり・・・
いつもの散歩を楽しみます。



満開まではもう少し・・・


「ま~だだよ~♪」



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季節がみごろ[89] 『暖冬に咲いた花―素心蝋梅』

2007-01-22 06:01:30 | (3)季節がみごろ


1月20日、「大寒」の日の画像ですが
暖冬に誘われてでしょうか
早くもこの日『蝋梅(ろうばい)』の開花を観ることに。
もちろんアンちゃんとお母さんも一緒の自転車散歩で


この花の咲く兵主(ひょうず)神社へ。
ここは、岸和田市中央公園の正面入口の向かい側に
位置しています。



『素心蝋梅』は今見ごろです。


小さくて派手さのない花ですから
この花を目当てに立ち寄る人もありません。


ただ、その姿の艶やかさはいかばかりか・・・


独特の存在感を持つ花であることは間違いありません。

いつもなら、一番寒い時期の「耐える花」だけに
今年は特に、開花を急いだのかもしれません。

『蝋梅(ろうばい)』の詳細は、昨年は1月28日の記事
『寒風に咲く冬の花―蝋梅(ろうばい)』をごらんください。



この日すでに梅の花も咲きはじめていました。
これほど見ごろが早くなると
見逃さないようにはしたいものですが
なんとなく慌しささえ感じます。



♪アンちゃんのプレ観梅記です。


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オードリーが好き[68] ラッキーナンバー7 後編

2007-01-21 08:31:38 | (2)オードリーが好き


二転三転の最後に待ち受ける驚きの大どんでん返しは
観てのお楽しみにしてください。

ストーリーを追いながら推理を楽しむには
うってつけの映画かもしれません。
ただし、意外や意外
結末が・・・「やっぱり」

さて、サスペンスであるにもかかわらず
全編に漂うとぼけたユーモアは
この作品の味付けかもしれないのですが
多少拍子抜けの感は否めません。



作品の性格上、あまり多くを語れないのが
残念でもありますが、それはそれでいいでしょう。
この作品のテーマについては、あえて言及しませんが
俳優人の演技力と比較して
完成度はそれ以上とは言えません。
玉虫色の出来栄え、とだけ書き記しておきます。
(上映時間:1時間51分)

■作品評価4つです)



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オードリーが好き[68] ラッキーナンバー7 前編

2007-01-20 07:30:27 | (2)オードリーが好き


1月は、結構多くの映画を観ることができる
うれしい月でもあります。
反面、更新していない作品がどんどんたまっていく
おおいに迷う時期でもあるのですが・・・

そろそろ注目の話題作も続々公開されます。
これからも、しばらくはシネコン通いが続きそうですが
順次お伝えしていきたいと思います。



まず第1段はこの映画・・・『ラッキーナンバー7』から

いったい誰が―
何のために?
偶然なのか?
計画なのか?

すべての運命は「ナンバー7」から始まる!

ニューヨークにやって来た不運続きの青年が
大物ギャング同士の対立に巻き込まれていくクライムサスペンス。
ポール・マクギガン監督作品。

なんとも豪華なキャスティングは実力派揃い。


運命に身を任せる主人公スレヴンを『ブラック・ダリア』の
ジョシュ・ハートネットが好演。


この物語の謎のキーマン・グッドキャット(ブルース・ウィリス)


大物ギャングのボス(モーガン・フリーマン)


ボスに敵対するギャング・ラビ(ベン・キングズレー)


スレブンの恋人リンジー(ルーシー・リュー)



この映画は、ミステリーであり推理サスペンス。
R-15指定だが、二転三転の最後には驚きの大どんでん返しが・・・。



♪後編につづく

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いま[48] 『好きなものから・・・』

2007-01-19 06:08:33 | (6)いま


いよいよですね
あす1月20日と、あさって21日は
平成19年度大学入試センター試験です。
志願者数は、全国で、たった553,352人だそうです。



ところで
あなたは食事のとき何から食べますか?
好きなものから?
高価なものから?
それとも、最後に残しますか?

好きなもの、高価なものは
最初にお腹の中に入れましょう。
これが受験の大切なコツ。

そうです
好きなものとは・・・得意な設問のこと
高価なものとは・・・配点の高い設問のこと



今日は、明日の準備をして・・・
忘れ物はないですか?
筆記具の点検をして
さあ、お風呂に入って
今夜はぐっすり寝ましょう。

そして、明日は余裕をもって
少し早めに家を出ましょう。



そして、ここからが大事なお話

明日ほど、受験生にとって大切な日はないのです。
特に、交通機関にお勤めの方々に申し上げます。
遅れないでください。
安全運転でお願いします。
いつものように・・・。



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