赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

よいお年をお迎えください

2007-12-29 11:52:12 | (1)アンちゃん


さまざまな出来事が駆け巡った
2007年も残りわずかとなりました。
歴史の中には残してほしくない・・・
そんな世相でもありました。



アンちゃんのいる平凡な生活の中で
時々は、足元を見つめながら
いろいろな出来事や経験もした一年。
わが家の2007年を、こう振り返ります。


「かけがえのない一年でした」

今年もまた
かけがえのない家族が健康に恵まれたことが
なにより一番でしょうが

こんなこともありました。

2月には、飼い主さんへの注意喚起をこめて
『決してリードは放しま宣言』発信をスタートしました。
春には、初めて桃農家で取材させてもらったり
まだ見ぬ旧友を北海道洞爺湖畔にある牧場に訪ねたり
4月には、来年の初個展会場が決まり
作品づくりが本格的にはじまりました。
長い酷暑の最中、62年目の夏を迎えた
原爆被災地の広島の地に立てたこと
そして、お友だちとの別れなど・・・
思えば、わが家の歴史からは
決して消えることのない大切な一年でした。



今年6月、ブログ開設3周年を迎えた翌13日
1回目のPC故障・修理と
9月には2回目の故障・修理を経験しました。
さらに、来年4月の初個展に向けた作品づくりも手伝って
ブログの更新は大幅にペースダウンしました。

この一年のお休みは計152日間に及びましたが
それでもなお、141,510もの閲覧と
昨年を上回る36,596のアクセスをいただきました。
たくさんのご訪問に感謝するとともに
毎日拝見するみなさんのブログにも
ずいぶん楽しませていただきました。

全国各地から発信されるそれぞれの想いに
安堵したり心配したり、そして勇気をもらったり・・・
どうか、無理せず、疲れたら少し休んで
あなたらしい、あなたにしか書けないブログを
これからも拝見させてください。



「偽」という漢字が話題になっても
今のままでは、いくら年が変わっても
何ら改善されることはないでしょう。
ぜひ、来年の漢字一文字が
『心』と揮毫されることを願ってやみません。

年末年始は大荒れの天候になるそうですが
ゆっくりとお身体をおやすめください。

一年間ありがとうございました。



♪ブログ【赤毛のアンちゃん】は
この記事が、今年最後の更新となります。


よいお年をお迎えください。



ブログは、元日にまたお会いしますが
もう一つのサイト天描の世界にも
ぜひお立ち寄りください。





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アンちゃんの微笑み返し

2007-12-28 06:30:19 | (1)アンちゃん


アンちゃんがわが家にやってきて
早7年半の歳月が過ぎました。

この一年も、あたり前の365日
変わりのない生活なのに
どれほど満たされたことか
言葉にはできません。
 


さて、数えきれないほどの
アンちゃんのやさしさを
このブログをごらんのみなさんへ

2007年
『アンちゃんの微笑み返し』です。

















「こんなんで、どぅ?」



♪明日から年末年始のお休みですが
12月29日、ブログ『赤毛のアンちゃん』は
今年最後の更新です。





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オードリーが好き総集編 【2007年BEST5】

2007-12-27 07:03:53 | (2)オードリーが好き


今日から3日間は年末特集です。
まずは『オードリーが好き総集編』から

今年映画館で出会った31作品の内訳は
邦画は13本、洋画18本。
昨年よりは随分多く観た印象もありますが
その中から勝手気ままに
2007年を代表する5作品を選考しました。
あくまでも自分自身が映画館で直接観た中での感触が
評価の基準であることに変わりはありません。

観る方それぞれに思い出に残る映画がありますが
2007年の代表5作品は
ブログ【赤毛のアンちゃん】が選んだものです。



それぞれの寸評は掲載時のものと変わりありませんので
詳しくごらんになりたい方は
アンダーラインのコンテンツをクリックしてください。

BEST1
ドリームガールズ


ドリームガールズ 前編
ドリームガールズ 後編



BEST2
それでもボクはやってない


それでもボクはやってない 前編
それでもボクはやってない 後編



BEST3
ハッピーフィート


ハッピーフィート 前編
ハッピーフィート 後編



BEST4
エディット・ピアフ~愛の讃歌~


エディット・ピアフ~愛の讃歌~



BEST5
マリと子犬の物語


マリと子犬の物語



映画の中から2007年を記憶するのも
いいかもしれません。
いい年であったか、なかったかは
人それぞれ違うはずですが
この一年、みなさんにとって
”こころに残る”映画とめぐり会えたなら
幸せなことかもしれません。



私にとっては・・・
今年もまた、残念ながら
あの作品を超える映画とは
出会えなかったような気がします。



♪明日は、アンちゃんからのごあいさつです。



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アンちゃんの「なんでやねん」 ②薬害C型肝炎訴訟

2007-12-26 06:32:32 | アンちゃんの「なんでやねん」


アンちゃんの「なんでやねん」
その第2回目は
決断のできない政治家たちの話です。

このブログでも何度となく、この国の政治家は
「選挙にしか興味がないのではないか」と書いてきました。
選挙の時にはいいこと言ってるのにね~・・・
当選するとそれができなくなる?のは
きっと、もともとやる気がないんでしょう。
当選回数が多くなればなるほど
悪人に見えてくる?のはどうしてなんでしょう?

さて、いま注目の”薬害C型肝炎訴訟”が
和解交渉決裂から一転
被害者の一律救済に向け動きはじめました。



2007/12/25-23:00 福田首相「心からおわび」
=再発防止の決意伝える-原告と初面会・薬害肝炎

福田康夫首相は25日夕、
首相官邸で薬害C型肝炎訴訟の原告団と初めて面会した。
首相は冒頭、
「皆様方には長年にわたり心身ともに大変ご苦労をお掛けした。
言葉に尽くせない思いを重ねてきたと思う。
この場を借りて心からおわび申し上げる」と頭を下げて謝罪した。

面会したのは、全国原告団代表の山口美智子さん(51)、
九州原告の福田衣里子さん(27)、東京原告の浅倉美津子さん(57)、
大阪原告の桑田智子さん(47)と鈴木利広全国弁護団代表ら
弁護士2人の計6人。

面会は午後5時半から約30分間行われた。
首相は、被害者を一律救済するための議員立法について
「一刻も早く成立し、皆様の気持ちが和らぐ結果になってほしい。
わたしも全力で支えたい」と語り掛け、
「重ねておわび申し上げる」と再び頭を下げた。

これに対し、山口さんは
「5年の歳月を経て、やっと総理の元にたどり着くことができた。
薬害肝炎が全面解決した暁には、
原告みんなとどうぞ会ってください」と答えた。
その後、非公開の場で、原告は被害の実態について訴え、
法案に薬害を起こした国の責任と謝罪を明記するよう首相に求めた。
原告・弁護団によると、首相は国が認めるべき責任を明確にせず、
「そうなるよう頑張らせます」とするにとどめたが、
「厚生労働省が反省をしなければいけない。命の尊さを踏まえ、
再び同じようなことを起こさないようにしないといけない」と述べた。



「なんでやねん」

求められていた政治決断そして責任と謝罪が
これほどの年月をかけなければできないのか?
背景には、急激な内閣支持率の低下が
間近に控える総選挙への影響を考えただけでは・・・

年金問題や官僚汚職が明らかになる中で
政治そのものへの不信感がこの支持率となっていることに
さて気づいているのかどうか?

過去にも数々の被害者を生み、差別を生んできたことを
考えても、今後さらなる被害は生まれてくるはず。
政治を見直す時期はとっくに過ぎていると言っていいでしょう。
国家があって国民があるのではなく
国民あってこその国家であることを理解しない
政治家や官僚は、もういらない!



すでに、次なる薬害も存在している・・・

タミフル 10歳未満でも高い割合で異常行動
12月16日21時51分配信 産経新聞

異常行動と副作用の因果関係が疑われる
インフルエンザ治療薬タミフルについて、
10歳未満の子供にも、多くの異常行動が認められたことが
厚生労働省の研究班がまとめた調査結果で分かった。

16日開かれた厚労省の専門家会議で報告された。
調査は全医療機関(約15万施設)を対象に
昨冬のインフルエンザ患者で飛び降りや駆け出しなど、
重度の異常行動を示した症例の報告を求めた。
その結果、137件の報告が寄せられ、
60%がタミフルを服用していた。
年齢別にみると、マンションからの飛び降りなど、
死亡例が相次いだ10代が69人(うちタミフル服用は42人)と
最も多く、10歳未満の56人(同37人)が続いた。
これとは別に、会議では平成13年2月の発売以来、
異常行動を起こした282症例の追加調査の結果も報告され、
34%が10歳未満の患者だった。
さらに今シーズン、タミフル服用後に3人が
異常行動を示したことも報告され、
うち2人は10歳未満だった。

厚労省は今年3月、「因果関係は不明」としながらも
緊急安全性情報を出して10代へ原則として処方を中止させた。
10歳未満の患者は少なくとも2日間、
保護者が目を離さないよう呼びかけているが、
処方は可能となっている。
厚労省は10歳未満について
「このデータを持って何かをする意識はない」(医薬食品局)としている。
会議後、会見した内山真・日大医学部教授は
「タミフルが直接、脳に何かを起こす可能性は少ないが、
異常行動のリスクを高める因果関係はグレーで調査が必要」と
結論づけたが、「服用の有無を問わず、インフルエンザになると
異常行動が出る可能性を理解してほしい」と話した。

この記事をどう読みますか?
厚生労働省が、将来必ずや起こりうるだろうとの
予測のもとで布石を打っているように思えるのですが・・・



私たちは、いま何を信じたらいいのでしょうか?

モノが溢れる時代に
結局は、何を選べばいいのか分からない。
何も選べない時代を実感する時が
やってきたようです。



最後に、こんな政治家もいたことをお伝えします。

医療・介護・年金・福祉制度の改革に
生涯をかけた一人の政治家がいました。

07年12月22日午後11時50分
民主党参議院議員・山本孝史氏が逝去されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
06年5月22日、国会の本会議場で自らのがん闘病を公表し
「がん対策基本法」と「自殺対策基本法」の
早期成立を涙ながらに訴えられた方です。
そして、06年6月16日
がん対策基本法は成立しました。

山本孝史を応援してくださった皆様へ

支持政党がどうであれ、この意志は次代に
受け継いでいかなければと思います。





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オードリーが好き[87] 茶々 天涯の貴妃(おんな)

2007-12-23 14:15:59 | (2)オードリーが好き


12月22日土曜日
いつものシネコンで今年最後の映画観賞です。
数えて31作目となるのですが
公開初日にもかかわらず
観客の入りはよくありません。
作品なのか、それとも・・・
このことについては巻末に少し触れることにします。



【茶々 天涯の貴妃(おんな)】

豊臣秀吉の側室・茶々を中心に
織田信長、徳川家康などによる戦国人物絵巻が
繰り広げられる豪華絢爛(けんらん)な歴史ドラマ。


元宝塚男役で絶大な人気を誇ったトップスター和央ようかが
映画初出演で時代に翻弄(ほんろう)された
茶々をつややかに演じる。
監督は『新仁義なき戦い/謀殺』など
アクションや時代劇を手掛ける橋本一。


伏見桃山城を全面改装し、大坂城に見立てて撮影された
クライマックスシーンが演出されている。



時代は移って、平成の現代。
『女性の品格』が語りはじめられているものの



いま、なぜこの映画なのか?
フィクションとは理解しつつも
制作の狙いが伝わってこない。
なんとも消化不良を感じさせる映画でした。
多少、その予感はあったものの残念でなりません。
(上映時間:2時間8分)


『茶々 天涯の貴妃(おんな)』公式サイト

< 完 >




余話一巻
こんなニュースに目が留まりました。

国内で初めて。シネコン閉館へ
12月11日9時5分配信 VARIETY

国内で初めてとなる
シネコン(シネマ・コンプレックス、複合映画館)の
閉館が明らかになった。
大阪府岸和田市内で営業を続けてきたワーナーマイカル東岸和田が
来年の2月3日をもって閉館することが決まったもの。
国内最初のシネコン(ワーナーマイカル海老名(神奈川県))が
1993年4月にオープンしてから、実に14年。
ついに、閉館の第1号館が登場することになった。


オリヲン座からの招待状

この映画を観たシネコンだけに感慨深いものがあります。

ワーナーマイカル東岸和田は、オープンが93年10月。
ワーナーマイカルが、93年の海老名に続いて同年に開場したもので
国内のシネコンとしてはもっとも古い部類に入る。
閉館の理由には、“設備の老朽化”が挙げられているが
それとともに劇場収入の低下が背景にある。

もともと同シネコンは
近隣にユナイテッド・シネマ岸和田がオープンした時点で
それまでその地区で独占状態だった収入のシェアをかなり下げた。
その後、ここ数年で、近隣にTOHOシネマズ泉北
ワーナーマイカルりんくう泉南、MOVIX堺などができ
それぞれがしのぎを削り合う状態が続いていた。

そして来年春、新しいシネコンであるTOHOシネマズ鳳が
大阪府堺市にオープンする運びで
この地域のシネコンは完全に飽和状態。
ますます激烈になる競争のなかで
閉館を余儀なくされることになった。

シネコンは、国内の映画館の形を大きく変え
集客アップに貢献してきたのは確かなのだが、数の増加に伴い
最近は完全な過当競争になり
古いシネコンほど経営が厳しい状態が続いていた。
一方で、映画界全体の映画人口があまり増えず
新しいシネコンでさえ、当初目標を下回るところも出てきた。
こうした現状を見れば、閉館は何ら不思議ではない。

国内の映画館数は、昨年が3062スクリーン。
今年はさらに増えて3200スクリーン前後になる見込みで
このうちシネコンは76%近くを占めることになるという。
「まだまだ今後、シネコンの閉館は出てくるのではないか。
ショッピングセンターと連動しているために
閉めたくても閉められない事情もあるが
背に腹は変えられないところまできているシネコンも多いはず」と
外資系シネコン興行会社の幹部は、嘆息混じりに語る。





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北川ふぅふぅ展で同窓会?

2007-12-21 19:33:10 | その他


冬至前日の今日12月21日
私用もあって、午後から会社はお休み。

この日しか都合のつかないという
お二人と待ち合わせして
開催中の【北川ふぅふぅ展】をたずねました。

描き続けた作品の数々とともに
奥様とお嬢様の笑顔にお出迎えいただきました。

そして・・・
「あらー」
会場でもうひとかたの懐かしいHさんの顔が。
思いがけず同窓会場に様変わり。
帰りには近くの喫茶店で
話がはずむはずむ!

ただ一つだけ残念だったことが・・・
「ゆっくり観てないぞ~」

でも、こんな出会いもいいものです。



【北川ふぅふぅ展】
◆明日が最終日です◆
12月22日(土)11:00~17:00
◆会場:大阪絵手紙ホール
大阪市中央区本町3-5-5カネセビル10F
(地下鉄御堂筋線本町駅3番出口より徒歩1分)
TEL.06-4964-2202

ぜひ、この機会にお立ち寄りください。





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アンたんぽ

2007-12-12 07:17:23 | (1)アンちゃん


先日、公園で認知症の女性を救った老犬の記事を
大切なもので掲載しましたが
配信された記事の中で少し気になったことがありました。

お気づきの方もいたかもしれませんが
このワンちゃんも家出し行方不明になっていたことです。
年老いてくると日増しに人恋しくなってきます。
これは、犬だけの話ではなく人とて同じ。
最近よく新聞、テレビで報道されている”孤独死”です。

救助犬、湯たんぽ犬として有名になったことで
これからは大切に飼ってもらえるでしょうが
きっとこの時は、かまってもらえなくて
淋しくなって家出していたのかもしれません。
同じ境遇の人と犬が出会って自然に助け合った・・・

足りなかったのは、”家族の思いやり”だった

そんなことを伝えてくれた記事だったように思います。



この”大切なもの”をテーマにした
話題のニュースと話題の映画2編では
たくさんの方のご訪問をいただきました。
ありがとうございました。

さてさて
トップ画像のようなシーンが出てくると・・・
「明日からお休みします」のお知らせ?
その通りです。



寒くなると


重宝がられる”アンたんぽ”ですが
毎日毎晩、お父さん専用になっています。

といっても・・・
冬だけじゃなく、いつもなんだけど。

いま、湯たんぽが話題になっているようですが
本物はいいですよ~!



冷たい風の中で


紅い山茶花の花が咲きはじめています。


もうすぐ椿の花と競演する季節がやってきます。

みなさんも、大切な方を思って
湯たんぽでも入れて・・・
あったかくしてお休みください。



ということで
またしばらくおやすみです~



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オードリーが好き[86] マリと子犬の物語

2007-12-10 06:49:44 | (2)オードリーが好き


12月8日土曜日
朝からアンちゃんの自転車散歩
帰ってからは、久しぶりにアンちゃんのお風呂
そして夜には、いつものシネコンで
公開初日のこの映画・・・
今年30作目は『マリと子犬の物語』です。

偶然にも、昨日と同じテーマ”大切なもの”を
連続して投稿することになりました。



これは、実話から生まれた、いのちの物語。
大切なものを守る強さと、家族の絆を描く感動作。

誰もいない村で生き抜いた、犬の親子の奇跡の16日間。

ある日、新潟県山古志村で暮らす石川家に

生まれたばかりの子犬がやって来る。

役場に勤める父の優一(船越英一郎)は
幼いころに母を亡くした亮太(広田亮平)と
彩(佐々木麻緒)の兄妹が
その子犬を“マリ”と名付け
一生懸命面倒をみる姿を見守っていた。


やがてマリは成長し、3匹の子犬を生むが

そんな幸せな一家を大きな地震が襲う。
2004年10月23日、午後5時56分。
“新潟県中越地震”だった。



この実話を基に描かれベストセラーとなった絵本
「山古志村のマリと三匹の子犬」の映画化。
大地震で無人になった村に取り残されながらも
必死でわが子を守り抜く母犬の強さと優しさを中心に
家族の絆が描かれています。
船越英一郎を筆頭に松本明子、高嶋政伸、宇津井健ら
実力派俳優がずらりと並ぶがすべてが脇役。



主題歌「今、風の中で」
作詞:平原綾香
作曲:久石譲
編曲:島健
歌唱:平原綾香

「Jupiter」を通して新潟の人々との絆が生まれ
この曲へと繋がったことも
この映画のみどころのひとつですが


なんといっても、主役の柴犬マリ役・いち
そして彩役の天才子役・佐々木麻緒の演技でしょうか。
(上映時間:2時間4分)

■作品評価5つ・・・泣いてください)


『マリと子犬の物語』公式サイト

< 完 >






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大切なもの

2007-12-09 07:09:11 | (6)いま


暗い世相を反映してか
毎日毎日、残忍で凄惨な事件が絶えません。
この国だけでなく、世界中で
いくつもの命が絶たれ
消えることのない深い悲しみが
積み重ねられています。

そんな中、こんな記事に目が留まりました。
思わず涙がこぼれそうになるほど
うれしくなりました。



老犬が認知症女性救う
氷点下の公園で一夜寄り添い…茨城
12月7日3時12分配信 読売新聞

茨城県東海村の認知症の女性(73)が5日朝から行方不明となり
約30時間後に自宅から約5キロ離れた
同県ひたちなか市の公園で無事、保護された。

氷点下の屋外で一夜を過ごしたとみられるが
女性の傍らには中型犬(雑種、オス)が寄り添っており
ひたちなか西署は「犬を抱いていたため毛布代わりとなり
体温低下が避けられたのではないか」と話している。

同署によると、女性は5日午前7時半過ぎ
家族が目を離したすきに自宅から姿が見えなくなった。
セーターに薄手のジャンパーという軽装だった。
家族の捜索願を受けて同署や消防団で捜索していたが
6日午後1時ごろ、たまたま公園を通りかかった男性が見つけ
女性と犬を同署に連れてきた。
女性は自宅から公園までの道のりを歩いてきたとみられる。



弱いもの同士が、無意識に助け合っていたのでしょうか・・・
人と動物がそれぞれ足らないものを補ってきた
永い歴史の原風景ともいえる出来事ですが
いまの時代が失ったものが
この記事の中からもほんの少し見えたような・・・
そんな気がしてなりません。

ほのぼのとした出来事のひとつですが
”大切なもの”として
永く記憶の中に残しておきたいものです。



そして今日、こんな続報が入りました。

女性救った“湯たんぽ”老犬、無事飼い主の家に
12月9日1時39分配信 読売新聞

行方不明となった茨城県内の認知症の女性(73)が
今月6日に同県ひたちなか市の公園近くの草むらで
約30時間ぶりに見つかった際
寄り添うようにしていた老犬が8日、飼い主のもとに引き取られた。
老犬は、6日に「飼い犬の可能性がある」(ひたちなか西署)として
発見現場近くで放されたが
8日午後3時半ごろ、同市内で改めて保護された。

女性と犬が一緒にいるところを見つけた
長谷部美紀子さん(56)(同市)が同じ犬と確認。
長谷部さんらが、ひたちなか西署に届け出たところ
8日夜になって、飼い主の礒崎和子さん(44)(同市)が
「新聞に出ていたのはうちの犬では」と、同署に名乗り出た。

ひたちなか西署に保護された“救助犬”のウシ



ワンちゃんに纏わる悲しい事件や事故のニュースも
残念ながら絶えることがありませんが
久しぶりに、こころ温まる記事に触れたような気がします。

『決してリードは放しま宣言』発信中のこのブログで
大切に残しておきたいと思います。





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冬のさくら

2007-12-08 06:21:22 | (1)アンちゃん


春には、晴れやかな姿で
多くの人の目を釘付けにした桜。
いま、花のないこの木に人の目はありません。

それでも
春から夏、秋、そして冬を迎えた”さくら”は
見事に季節を演じきっています。

もちろん、それにもひけを取らないのが
アンちゃんです。



お気に入り画像がそろいました。


ハラハラ、ハラ・・・と


冬のさくらは、紅葉から落葉へ向かっています。



そして
冬本番、枝から葉がすっかり消えたころ
一度眺めてみてください。

春を待つ芽吹きがはじまっているはずです。

< 完 >
 



さて、明日は・・・



「ちっちゃなアンちゃんがいる~」



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