赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

いま[42] 『美しい国、日本』

2006-09-30 22:00:20 | (6)いま


『美しい国づくり内閣』を掲げて
安倍新内閣がスタートしました。
もちろんこのテーマに異論などありません。
それは、ひとえに今の日本がそんな国ではないからに
他ならないからです。
では、今の日本がどんな国なのか?
何から書いていいのか・・・あまりに多すぎて
枚挙に暇がありません。

さて、9月29日の所信表明演説について
「抽象論が多すぎてよくわからない」「迫力がない」など
さまざまな批判的な意見が聞かれますが
いかに声高に叫んでも実行が伴わなければ
単なるパフォーマンスに過ぎません。
「○○劇場」などと揶揄(やゆ)される所以です。
もうそんなものは必要ありません。
おかしくなった日本の国が再生できるかどうか
この一点を注目していきたいと思います。

タイトルだけ見ると大筋では相違がないように思いますが
どうも内容に抜け落ちたものを感じます。
システムをいかに変えようが、人のこころが変わらなければ
めざす国には一歩も近づくことはないでしょう。
政策など山ほどかざすより、今の日本に失われた
「生命の尊厳を培う心の改革」に
まい進してほしいものです。
この改革なくして、何も変わらないのですから。



次に取り上げるのは、ほんの一例です。
先日、岐阜県庁の裏金問題を取材するニュースの中で
県民の方からこんな声が聞かれました。
「どうして、みんなもっと怒らないんでしょうかね?」
「怒っててもその声が届かないんです」

ご存知のことですが、4471人の職員が処分されました。
実に職員の57%にのぼったことに驚きましたが
その処分の軽さは常識では考えられないものでした。
役所に行っていつも「3分の2は必要ないな」って
思っているのですが、いみじくもそれに近い数字が出たことに
愕然とする思いです。
おそらく、岐阜県だけの問題ではないかもしれません。
先ほどの県民の方の声の答もどうやらこのあたりにありそうです。
「赤信号みんなで渡れば怖くない」
こんな荒んだ心が蔓延しているのが今の日本という国です。



今回は、少し辛口記事になってしまいましたが
そろそろ国民一人ひとりが目を覚ますときが来たようです。
今、自分に何が出来るのか・・・。
いっしょに考えてみませんか?



今日で9月もお終いです。


♪明日は、『心ほのぼの絵手紙展』です。



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季節がみごろ[81] 『銀杏の実のなる頃』

2006-09-24 17:44:14 | (3)季節がみごろ


秋の彼岸の頃といえば
文字通り『曼珠沙華』が同意語のような存在ですが
こんな秋も見られます。

大阪では、御堂筋のイチョウの木に実る
『銀杏(ぎんなん)』の実が色づきます。


御堂筋の風物詩にもなるほど。
もちろん雌の木です。


鈴なりの銀杏の実。
10月に入ると、一斉に銀杏落しが実施されます。

近くで見るイチョウの木は、ほとんどが雄ですから
雌雄の木が立ち並ぶことはありません。
その理由は分からなくもありません。



銀杏の実のなる頃には
どこかで見たような花々が目に飛び込んできます。
秋のラインナップの一挙公開・・・


【黄花コスモス(きばなコスモス)】
菊(きく)科コスモス属でメキシコ原産。
濃い黄色もさることながら葉形も違うことから
コスモスのイメージは薄いものの
群生する様は見事のひとこと。





【洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)】
山牛蒡(やまごぼう)科ヤマゴボウ属
食用の山牛蒡とはまったくの別物。
別名「アメリカ山牛蒡」




【ガウラ】
赤花(あかばな)科ガウラ属で北アメリカ原産。
花の色は、白またはピンク
別名の「白蝶草(はくちょうそう)」がピッタリと
あてはまります。





【アベリア】
吸葛(すいかずら)科ツクバネウツギ属
夏から秋まで長く咲き続けることから
車道脇でもよく見かけられます。
別名は「花園衝羽根空木(はなぞのつくばねうつぎ)」と
覚えるのも大変ですから
『アベリア』で覚えておきましょう。






【七変化(しちへんげ)】
熊葛(くまつづら)科ランタナ属
この花も夏から秋まで長く咲き続けます。
別名は、「ランタナ」ですが
なじみのある『七変化』がいいですね。





【デュランタ】
熊葛科(くまつづらか)ハリマツリ属でメキシコ地方原産。
人気の秘密は、藤色の静やかさでしょうか?



【今日のアンちゃん】



ここは中央公園の入り口にある
「Police box」の前

自転車散歩は、気持ちいいけど・・・
緊張はしているようです。

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季節がみごろ[80] 『彼岸に咲いた花―曼珠沙華』

2006-09-23 20:21:26 | (3)季節がみごろ


今日9月23日は、『秋分の日』
そして、アンちゃんのお母さんの誕生日。
今年も忘れずにやってきました。

ようやく過ごしやすくなりましたが
すっかり日暮れも早くなり
「秋の空はつるべ落とし」とは、言い得て妙です。



さて、今日も自転車散歩。
向かった先には、彼岸に入ってようやく咲いた
彼岸の花『曼珠沙華(まんじゅしゃげ)』が


あっという間に咲き


ほんの1週間あまりで花は姿を消します。


田んぼのあぜ道に咲く『曼珠沙華』


一面の秋です。


豊かに実った稲との
なんとも見事な色のコントラスト



黄金色に輝く稲穂は刈り取り間近です。



このあと、この近くにある今池公園で休憩です。


いつもの散策開始して・・・


しばしのリラックスタイム。
今日のアンちゃんはこんな顔。



♪明日も、「秋」・・・

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季節がみごろ[79] 『敬老の日に咲いた花―萩』

2006-09-18 21:00:42 | (3)季節がみごろ


祭りも終わって
台風が過ぎ去って・・・
そして、また夏日が帰ってきました。
それでも季節は間違いなく・・・秋です。

今日9月18日は、『敬老の日』

わが家にも、少々耳は遠くなったものの
83歳にしては元気なおばあちゃんがいます。
あまりこの祝日の意義を考えたこともないのですが
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
この定義にはあてはまっているようです。



今日は、アンちゃんとの自転車散歩で
秋を探しに出かけました。
色鮮やかな花々を見かけますが洋花ばかりで
季節感がつかめません。
久しぶりに中央公園まで足を伸ばします。
そこでは、やはり・・・


【萩(はぎ)】
豆(まめ)科ハギ属
開花時期も10月末までと、長く楽しめ
「秋の七草」のひとつとして親しまれています。


草冠に秋という文字にも
秋を代表する野草の趣があります。


品のあるしつらえがなんともたまりません。



いろいろな花々にめぐり会いましたが
今日はこの花だけで十分のような気がします。



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2006年9月17日『岸和田だんじり祭―本宮』

2006-09-17 22:57:22 | (5)ふるさと散歩


真っ青な秋空が戻ってきました。


9月17日の日曜日。
人通りも多くなっているので
お母さんと連れ立って駅の近くにあるスーパーへ。


心配された台風もどこ吹く風の晴天も手伝ってか
だんじり曳行コースの沿道にはぎっしりの人の群れが・・・



午後になって天候は一変して
台風の余波を受けた雨が降りはじめました。
それでも夜の「灯入れ曳行」を前に
雨は上がりました。




「灯入れ曳行」がはじまりました。




昼間の喧騒も嘘のように
ライトアップされた岸和田城は
静寂の闇に佇んでいました。


駅前には著名人の顔も見受けられました。


このとき、あと2時間ほど残すばかりの
午後8時頃だったでしょうか。

何事もなかったように過ぎ去った
2006年の『岸和田だんじり祭』は
130年ぶりの日程変更1年目の幕を
閉じました。
訪れた観光客は、間違いなく
昨年を大幅に上回ったようですが・・・

何事も見直すことはいいかもしれませんが
先達の知恵で決められた施行日を
今の時代、それも観光客が増えればいいとの考えだけで
なんの検証も知恵もなく決めてしまう。
ひとつのこだわりを捨てたとき
この祭りの伝統文化から独自性はなくなります。
他の祭りとどこが違うのか、疑問は残ります。

この祭りの間、いろいろな事柄も目にしましたが
まだ納得はできていません。



【今日のアンちゃん】


「今日は、だんじり見てないよ~」


「外に出たかったけど・・・」
「まっ、いいか・・・zzzzzzzzzzzz z」



大きな勢力を持った台風13号が
いよいよ九州に上陸しました。
今後の進路コース周辺のみなさんは
十分注意してください。



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アンちゃんのだんじり観覧記『宵宮―曳き出し』

2006-09-16 09:28:45 | (1)アンちゃん


2006年9月16日土曜日
小雨交じりの岸和田だんじり祭「宵宮」の早朝6時
『曳き出し』から、この祭りの幕は上がります。
そして、近年になく涼しい祭りがはじまりました。



ざわざわ、がやがや
毎年のことながら、前夜の静寂から覚めて
喧騒の一日・・・

まずは朝のお散歩は、人通りを避けて

時間のない日や、今日のような日は
お家から数分の小さな公園で用を済ませます。

そして


アンちゃん・・・走る!!!



8時前になると各町のだんじりが帰ってきます。
通り(紀州街道)に出ると・・・


最長の綱の長さを誇る隣町のだんじりです。

続いてわが町のだんじりが帰ってきました。
今度は人が「走ってる~!」

キョロキョロ、ウロウロ
もちろん目はテン

きっと去年の光景が甦っているはずです。



つづく

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お祭前夜

2006-09-15 21:29:19 | (5)ふるさと散歩


『岸和田だんじり祭』は
今年から開催日が変更されました。
明日16日に宵宮、そして17日本宮を迎えます。

まつりの準備をすっかり終えた今も
本番を待ちわびる「だんじり太鼓」の音が
聞こえてきます。

心配された台風接近も
どうやら躊躇したかのように
まつりの幕が下りるのを待っているかのような
ゆっくりとした足どりです。



沿道には

お祭ちょうちんの灯りが

ゆらり揺れています。



はじめての経験ですが
なんと静かな9月15日・・・。

いよいよ明日、この静寂は一変します。



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季節がみごろ[78] 『雨あがりの気品―小紫』

2006-09-14 21:41:58 | (3)季節がみごろ


雨あがりの朝です。

わが家の裏庭で
ひっそりと枝を伸ばし葉を広げる
清楚な草木の薄紫の小さな実に
昨夜来の雨のしずくが
光っていました。




【小紫こむらさき】
熊葛(くまつづら)科ムラサキシキブ属
「紫式部」を小さくしたようなその姿から
こう呼ばれています。

うす紫色の実の清楚な美しさには
気品すら感じます。



昨日、ニューヨークから待ちに待った
うれしいニュースが飛び込んできました。
新聞にはこんな文字が躍っていました。
「ゴジラ・リターンズ」

本物には、気品すら感じます。



昨年までなら
今日、明日が祭りの日だったんですが・・・
明日までは、いい天気のようです。



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アンちゃんの短編集[83] 『夏日です』

2006-09-11 06:10:09 | (1)アンちゃん


9月9日の続編です。
アンちゃんの自転車散歩は
久しぶりのお城見物です。

途中はいつものことながら何度か寄り道して・・・



『芙蓉(ふよう)』の花が
大振りのピンクの花びらを風にゆらせています。

撮影の間・・・


アンちゃんは日陰でしばしの休憩。

いい表情しています。



二の丸公園では
はじめてのおサルさんとのご対面も
不思議そうに眺めるだけで、ちょっと意外。


信じられないほど静かな公園で
リラックスのひとときです。



ご存知の方も多いかもしれませんが
例年は9月14日、15日に開催の『岸和田だんじり祭』は
今年から16日(土)、17日(日)に変更になりました。
正確には、『敬老の日』の前々日と前日の土日開催です。

『敬老の日』が9月の第3月曜に変更されたのは、
3年前の2003年ですが
その年の観客数が64万人と過去最高を記録しました。
14日が日曜で15日が敬老の日でした。
ただ、翌年は45万人、そして昨年の36万人と激減しました。
2年連続の平日開催でした。
人口20万人強のこの地に住む者としては
これでも十分すぎる人の数ですから
当然の結果として気にもとめていませんでした。

冒頭の開催日変更は、2月21日に年番から発表されたようですが
その経過報告を目にすることもありませんでした。
理由はいたって単純なことでしょうが
300有余年にわたる希少な伝統文化が
あっけなく崩れ去るような気がしてなりません。
こだわりのないものは永くは続きません。

反面、大いに喜んでいる人も多くいるはずです。
それが、時代の流れの中での大勢かもしれません。
ただ、それでいいのなら、他の地域となんら違いはありません。



昨年、多くのアクセスをいただいた記事も
ぜひごらんください。
お祭りの朝
まつりの灯り

【だんじり祭の由来】
岸和田だんじり祭は、元禄16年(1703年)
時の岸和田藩主、岡部長泰公が五穀豊穣を祈願して行ったのが
その始まりと伝えられています。
当初のだんじりは小さく簡素なものだったようでしたが
文化・文政期には現在のだんじりとほぼ同じ形態のだんじりが
曳かれるようになったといいます。



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季節がみごろ[77] 『夏日に咲く花々』

2006-09-10 13:13:03 | (3)季節がみごろ


9月9日、蒸し暑い夏日が戻ってきたこの日は
久しぶりの自転車散歩です。
巻末にも少し触れますが、来週末には
『岸和田祭』がはじまります。
それに加えて、空模様も芳しくなさそうです。
この日しかありません。

岸和田城に向かういつものコース。
あまり変わり映えしませんが
いつも何かに出会うところです。



まず立ち寄ったところは、岸和田城の北の一角
昨年もごらんいただいたチーゼル畑の近く。
まだ、畑や水田も多少は残る地域です。

この時期、やはり気になるのが
稲穂の色づきと実り具合です。



相変わらず天候不順のこの一年でしたが
出来ばえはどうなんでしょうか?


最近見る『タニシ』は、異様にデカイようです。



この田んぼのすぐ近く、あのチーゼルの後には



【オクラ】
葵(あおい)科トロロアオイ属でアフリカ原産。
実はご存知のあの『おくら』ですが
こんな風に咲いています。
語源は英語の「okura」そのものズバリです。



周辺を見渡すと、白っぽい塊がそこかしこに
なじみのない花が目に留まりました。



【初雪草(はつゆきそう)】
灯台草(とうだいぐさ)科ユーフォルビア属で北アメリカ原産。
花は目立たないものの、葉っぱがまるで雪がかぶったように
白く、名前の由来になったのもよくわかります。

そして、これもこのブログ初登場の・・・



【韮(にら)】
百合(ゆり)科ネギ属でアジア原産。
開花時期は、8月下旬頃~10月下旬頃。
ねぎの一種で、消化を助けたり、風邪の予防効果のある
多くの成分を含んでいることから薬効食物として
重用されています。



トップ画像は、『石榴(ざくろ)』の花


ご近所に古くからあり
毎年秋には大きな実をつけています。
熟すまではまだもう少しです。



♪明日は、この日の続編を『アンちゃんの短編集』で



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