赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

幸せな一年でした

2006-12-29 07:17:22 | (1)アンちゃん


あっという間の一年も
短いようで途方もなく長く感じた
そんな一年でもありました。

世相は決して明るくはありません。
先の見えない時代の中で
「命」という漢字に象徴された一年を
ぐっと呑み込んで・・・
わが家の2006年を、こう振り返ります。

「幸せな一年でした」

かけがえのない家族が健康に恵まれたこの一年です。
わが家の2006年は
さまざまな思い出がぎっしり詰まった
宝石箱ではなかったかとも思えるほど。



さて、6月にブログ開設2周年を経験して以降
一気にペースダウンしながら
勝手気ままに書き綴ったこのブログにもかかわらず
この一年、159,126もの閲覧と
35,981のアクセスをいただきました。
たくさんのご訪問ありがとうございました。



2周年といえば・・・
このブログのお友だちでもある
ブログ『じゅり日記』が、今日2周年を迎えられました。

じゅりちゃん☆kaoriさん
ブログ開設2周年おめでとうございます♪

はじめてのみなさんも、ぜひ一度
ワイアーダックスのじゅりちゃんに会いに行ってみてください。



♪ブログ【赤毛のアンちゃん】は
この記事が、今年最後の更新となります。

ますます厳しい寒さが続きますが
ゆっくりとお身体をおやすめください。

そして、よいお年をお迎えください。



ブログは、元日にまたお会いしますが
もう一つのサイト天描の世界にも
ぜひお立ち寄りください。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

ほほえみ返し

2006-12-28 06:29:00 | (1)アンちゃん


2006年の戌年もあと少し。

あたりまえのようにアンちゃんがいて
あたりまえのように毎日が通り過ぎてきました。
寒い日も、暖かい日も、蒸しかえる日も
そして涼やかな日も・・・

言葉はなくても
甘えた泣き声や
そろりと近づいておねだりするそのしぐさ
時にはため息までも
うなされたり、イビキをかいたり
うっすらと聞こえる寝息・・・

しっかりその思いは伝わってきます。



この一年、どれほどの写真を撮ったことでしょう。

数えきれないほどのやさしさを集めてみました。
このブログをごらんのみなさんへ
アンちゃんからの『ほほえみ返し』です。







ほんの一部ですが、楽しんでいただけましたか?
いろんな思いをつめこんだこの一年
言葉に変えるとしたら・・・やっぱり
『ありがとう』です。



♪明日から年末年始のお休みですが
12月29日、ブログ『赤毛のアンちゃん』は
今年最後の更新とさせていただきます。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

オードリーが好き総集編 【2006年BEST5】

2006-12-27 20:24:42 | (2)オードリーが好き


今年は少し異変の年かもしれませんが
例年ほどスクリーンに足を運ぶ回数が多くありませんでした。
元気が出てきたといわれる邦画は13本、洋画10本は激減ともいえます。
ということもあって、今年は邦画、洋画を分けるまでもなく
2006年を代表する5作品が選考されました。
あくまでも自分自身が映画館で直接観た中での感触が
評価の基準であることに変わりはありません。
ちなみに、先日ノミネートされた日本アカデミー賞の
作品賞候補作品は1作も含まれていません。

観る方それぞれに思い出に残る映画がありますが
2006年の代表5作品は
ブログ【赤毛のアンちゃん】が選んだものです。
念のため・・・



それぞれの寸評は掲載時のものと変わりありませんので
詳しくごらんになりたい方は
アンダーラインのコンテンツをクリックしてください。

BEST1
スタンドアップ


スタンドアップ 前編
スタンドアップ 後編



BEST2
プライドと偏見


プライドと偏見 前編
プライドと偏見 後編



BEST3
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女


ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 前編
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 後編



BEST4
ダ・ビンチ・コード


ダ・ビンチ・コード 前編
ダ・ビンチ・コード 後編



BEST5
手紙


手紙 前編
手紙 後編



どこかに問題があります。
沸き立つものがどんどん失われてきてしまっているような
気がしてなりません。

♪明日は、いよいよアンちゃんからのごあいさつです。

人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

いま[47] 『今年の一冊』

2006-12-26 21:34:27 | (6)いま


大阪キタのビジネス街の風景もここ数年
大きく様変わりしてきました。
古いビルが姿を消して味気のない高層ビルの下を縫うように
お昼時には露店の弁当屋さんがそこかしこに居並び
安価なコーヒーショップや携帯電話の店が競い合う光景が
嫌が応にも目に止まります。
その影でほっとひと息つける老舗の姿が
いつの間にか見えなくなりました。
憧れの21世紀とは、こんな姿だったのか・・・

近くにある大型書店の風景も随分変わってきたような気がします。
今まで聞いたこともない、そして「何をいまさら」の
死語のような言葉が洪水のように氾濫してきたようにも思えます。
「そういえば・・・」と思いあたる方もいると思いますが・・・



さて、本題に入りましょう。
この本も、つい先日本屋さんの書棚で、まるで新書版のように
陳列されていたものです。


『21世紀に生きる君たちへ』
司馬 遼太郎(1923年8月7日-1996年2月12日)が
平成元年度から使われている
小学校用教科書のために書き下ろしたものです。
対訳本として発刊されたのは、1996年11月のことですが
当時のベストセラー本となったことはいうまでもありません。
その本が今書店に数多く並ぶ時代に
悲しい思いすらします。
この本には人間としての指針が描かれています。
小学生には難しいかもしれません。
ふと、こうも思います。
もしかして、親が、大人が読み、感じ
伝えなければいけなかったものかもしれません。

久しぶりに読み返して・・・
いま、どうしても一冊選ぶとしたら
迷わずこの本を選びます。

いまだから・・・



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

いま[46] 『言葉にできない』

2006-12-25 20:48:02 | (6)いま

12月24日のクリスマス・イブ
私も大好きなこの曲が、彼のために流れました。
小田和正の「言葉にできない」

あなたに会えて本当に良かった。
うれしくて、
うれしくて、
言葉にできない。

暗いニュースばかりが毎日のように
まるで吐き出されるかのような世相にあって
たった2年間という短い時を
多くのファンに夢と希望を贈り続けて
駆け抜けていった4歳のスーパースター
名前をディープインパクトといいます。

スポーツ紙に限らず、中央紙の一面にも踊った
彼の引退を惜しむ数々の記事の中で
もっとも印象に深く残ったものがありました。

インパクト夕闇の中5万人引退式
12月25日8時49分配信 日刊スポーツ
去りゆくヒーローに5万人が名残を惜しんだ。ディープインパクトは全レース終了後、パートナー武豊騎手とともに引退式に臨み、競馬場で走る最後の雄姿を披露した。引退を惜しむファンの心を今更ながら知った金子真人オーナー(61)はこれまで封印していた「真相」に初めて触れ、苦渋の胸中を明かした。インパクトは今日25日、種牡馬として余生を送る北海道に旅立つ。
 感動の7冠達成から1時間20分。5万人の観衆が見守る中、ディープインパクトは午後4時50分、地下馬道から姿を現した。スポットライト、フラッシュの花。薄暗い闇に幾千もの光が宝石のように輝いた。
 「ディープ、ありがとうー!」
 「ユタカ!」
 「ディープ、お疲れさま!」
 スタンドの歓声に、武豊騎手は、ゆっくりと右手を上げて応えた。
 競馬場で見せる最後の姿。インパクトは首を上下に揺らした。いつも、馬場入りする際に見せるしぐさ。「まだ走りたい-」。そう訴えているのか。実際、地下馬道でまたがる際にてこずった。池江師、池江助手、市川厩務員が3人掛かりでなだめた。「引退したくないのかもしれないね」。興奮するインパクトを見てほほ笑んだ豊は、インパクトの鼻にそっとキスをし、最後の騎乗へ。そして10分間、最後のインパクトの背中を味わった。愛馬から下りると、クラを外しポンと首をたたいた。
 もうターフを走るインパクトの姿は見られない。「もっと見たい」。ファンの心は1つ。が、それはかなわぬ願い。ファンのほとばしる思いが詰まった引退式を熱い心で見終えた金子オーナーは、これまで明らかにしなかった引退の真相を口にした。
 「3冠を取ったぐらいから、来年1年無事に走ったら引退させないといけない、と…。ホースマンとして無事に種馬にさせたいと思っていた。ワンマンオーナーが勝手に引退を決めた、と言われたが、苦渋の決断だった。日本の競馬サークルにもっと重大な使命があると考えて決めた」。
 薬物問題で失格となった凱旋門賞についても初めて口を開いた。
 「あそこは我慢のしどころだと思った。これまでいいことがあったんだし、(ほかの)人のせいにしたらいかん、と。オーナーの不徳の致すところ、それをのみ込んでいこうと思った」。
 まだ早い-、凱旋門賞のリベンジをするべき-。さまざまな声も聞こえてきた。が、オーナーは言う。「今の気持ちは、ふぬけになったような、悲しいような、寂しいような。でも、あと1年間走りを見守るには、私のハートは小さすぎた」。
 インパクトが退場するとき、流れたのは小田和正の「言葉にできない」。
 『あなたに会えて本当に良かった。うれしくて、うれしくて、言葉にできない』。
 5万人の拍手。そして、その心を代弁する音楽に送られて、インパクトはターフを去った。【和田美保】



いつか・・・「夢という言葉は好きではありません」という
言葉を耳にしました。
「夢は叶わないものだから・・・」
自信に裏付けられた言葉でしょうから
その通りかもしれません。

でも、いま、その夢がどれだけ求められているかも
ほんの少しわかったような気がします。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

季節がみごろ[87] 『山茶花の咲く頃に』

2006-12-17 18:58:02 | (3)季節がみごろ


アンちゃんの自転車散歩の続編です。

わが家の近くでも見事な垣根に
鈴なりの真っ赤な『山茶花』の花が咲いています。
毎朝の通り道なので毎日の様子が手に取るように・・・
「あぁ、もうこんな季節になったんだなぁ」
そういえば、年間を通してその彩が途絶えたことは
一日としてないように思います。

日本の四季
私たちには、こんなすばらしい自然からの贈り物があります。
どんなに時代が移り変わっても
人の心とともに失ってはいけないかけがえのないもの。

今年は、1月31日にご紹介しました。
季節がみごろ[48] 『寒風に咲く冬の花②―山茶花(さざんか)』

それでは、ごらんください・・・山茶花の花です。



【山茶花(さざんか)】


一面に咲く様は、見事なものです。


椿とは違って、一枚づつ花びらを散らす山茶花


家庭では手入れと同様に
毎日の掃除も大変かもしれません。



花の咲く時期は長く、2月中旬頃まで楽しめます。

以前撮った白い花も・・・


紅い花とは趣も一変しますが
ゆく年の思いを重ねて愛でるのも
いいかもしれません。



おまけの画像もほんの少し・・・

【黒鉄黐(くろがねもち)】


寒くなると赤く色づく実を
たくさん見かけますが


ここにも大きな木に鈴なりの真っ赤な実


実だけでは何か見分けがつきにくいものです。
葉が決め手になるようですが
この実は『黒鉄黐』でした。

きっとお宅の近くの公園でも見つかるはずです。



そろそろ大型寒波がやって来そうです。
みなさんもご自愛ください。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

木枯らしのまえに

2006-12-16 19:54:45 | (1)アンちゃん


まだまだ暖かい日が続いていますが
落葉樹の葉がなくなるのももうすぐそこに・・・

12月16日
久しぶりにアンちゃんの自転車散歩です。
向かった先の中央公園には
寒~い冬本番が来るまえの落ち着いた
ひとときがありました。

トップ画像の背景にある木は何だと思いますか?



あの白くて小さな花を枝いっぱいにつけていた
『雪柳』の紅葉です。


シックな色調はアンちゃんにピタリ


ヘプバーンの気品?にも匹敵するほど・・・
ちょっと褒めすぎかな?



近くには、今を盛りに咲く花が


ピンクの花びらの絨毯を作りはじめていました。


この花のお話は・・・



♪明日に続きます。



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

オードリーが好き[66] 武士の一分 後編

2006-12-10 17:22:30 | (2)オードリーが好き


久しぶりの黒澤映画・・・

1日1シーンを丁寧に撮りつくす
撮影手法もさることながら
過去のシリーズ2作が松竹京都映画の撮影所
今回は、セットの舞台を東京の東宝撮影所に移したことも
映画の中のそこかしこに
「黒澤明」が見える一因だったのかも・・・

ともあれ山田組の時代劇は
このあとは、しばらくは観ることができません。



時代劇の撮影環境は、年々悪くなる一方
しかもふんだんに使える費用も望めないとなれば
晩年の黒澤映画に見られたスケール感や季節感
そして、「これは芸術作品か?」と思わせる
威圧感も体感することはできません。
ちなみに、そんな映画は好きではありませんが・・・


『武士の一分』には
山田洋次監督の一分が見える、と
前編にも書きましたが
見所といえば、そこかもしれません。



現代社会に思いを馳せながら
ひたすら描き続けた下級武士の世界。
その細微の克明な描写力には絶賛のほかありませんが
結末は別にして
残念なのはエンディングの淡白さでしょうか。
三部作のフィナーレのラストシーンとしては
あまりにも余韻がなさ過ぎたような気がしてなりません。
(上映時間:2時間01分)

■作品評価4つ・・・秀作です)



人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

オードリーが好き[66] 武士の一分 前編

2006-12-09 18:06:57 | (2)オードリーが好き


急に寒くなったこともあってか
昨日から、珍しく体調を壊してしまいました。
みなさんも十分気をつけてください。

さて、そんなこんなで更新も途絶えてしまいましたが
今回は、公開中の話題作
久しぶりの時代劇『武士の一分』をご紹介します。



『武士の一分』は、山田洋次監督の藤沢周平時代劇の
映画化三部作の最後を飾る人間ドラマ。


原作は「盲目剣谺(こだま)返し」(「隠し剣秋風抄」所収)で
17作続いた「隠し剣」シリーズの最終作。


主演に木村拓哉(三村新之丞)を迎え
幕末に生きる武士の名誉と夫婦のきずなを描く。
妻(三村加世)役を演じる檀れいの銀幕デビュー作。


このほか仇役の坂東三津五郎をはじめ
緒形拳、桃井かおり、笹野高史、小林稔侍など
日本を代表とする実力派俳優が勢ぞろいする。



この映画は、現代社会にも実寸大であてはまる
作品に仕上がっています。
そこには、映画人としての
山田洋次監督の一分が見てとれます。

久しぶりに黒澤映画に出会ったような
錯覚さえ覚えました。



♪後編につづく

人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

悲報

2006-12-06 06:54:31 | (1)アンちゃん


数日来、お伝えしていました
このブログのお友だちでもある
お散歩がてら・・・の柴犬・来楽(クラ)ちゃんが
手術の甲斐もなく亡くなられました。
ほんとうに残念でなりませんが

謹んでお悔やみ申し上げます。

クラちゃんは、1999年8月生まれで
7歳4カ月の短い生涯だったのですが
飼い主のTillerさんにとっては
かけがえのない良き話し相手でもあったことは
毎日の記事からも伺い知ることができました。

Tillerさん、クラちゃんは一生懸命がんばったんですから
今度は、Tillerさんが頑張る番かもしれませんね。
こころ安らぐ日が一日でも早く訪れますよう
大阪の地より応援しております。