彗星がタメなら惑星があるさ!
この時期、明け方に水星から海王星までの全惑星を一望できるというニュースが飛び込んできました。
国立天文台によると、西南西の地平線近くに木星が見え、そこから東北東の空へ向かって土星、海王星、火星、天王星、金星、そして水星が並ぶのだそうです。
木星と土星は空が暗い時間帯に、水星は7月23日から28日にかけて、それぞれの高度が高くなるため、見つけやすいとのことです。また海王星と天王星は輝度が暗いため、なるべく空が暗い時間帯に双眼鏡や望遠鏡を通して探すと良いと言う。
5千年に一度と言われる「ネオワイズ彗星」は中々見られそうもないので、何とかこの奇跡的とも言える天体ショーを見届けてから死にたいものである。(笑)
実は7月4日には、宇宙で奇跡的な「惑星直列」という現象が起こっていたそうなんです。
太陽を中心に回っている水星―金星―地球―火星―木星―土星―冥王星の7惑星がほぼ一列に並んだとのことで、惑星の公転周期がそれぞれ異なることから、この先10万年後まで観測できないほど天文学的な確率なのだとか……。