よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

お日様が沈むすこし前

2011-11-17 | 風景


彩雲というのでしょうか、素敵な眺めをみせてくれました。



それより少し前、図書館で借りた本を持って公園へ行くと、お日様がポカポカと全身を暖めてくれて気持ちいい。こりゃいいやと思いベンチに座って本を広げてみると、真後ろから風が吹いてきて頭の後ろがとっても寒い。 足元を枯葉がカラコロと転がっていく・・・、そういえば今年の紅葉はイマイチです。 黄色くなるはずの葉が枯れて茶色になってしまっています。 ちょっと残念ですが、しょうがない。



流浪

2011-11-16 | 風景


オリンパス、損失隠しでも旧経営陣の責任だから会社本体は安泰・・・かと思っていたら、ネット上の記事に『・・・上場廃止の是非を判断する』 とあって、まだ予断を許さない感じです。去年まで勤めていた職場でオリンパス製の実体顕微鏡をよく使っていたものだから、なんとなく親近感があって、カメラもオリンパスにしたわけです。その親近感ってのは、”光学機器・精密機器” っていうイメージが オジサン の琴線をくすぐる分けでして、内視鏡シェア世界一 とかいわれたら、そりゃカメラだって一流だろ っと思うわけです。 そうして連綿とブランドイメージを育ててきたのでしょうが、損失隠しで失墜・・・。 なんともったいないことでしょう。 万一事業毎にどこかに売られたりして、カメラ事業だけが独立することも考えられるかもしれませんが、そうなると他のカメラメーカーと何も違わないわけで、今までのイメージとは違ったものになって、個人的に感じていた魅力がどうなるか心配です。

朝、起きるのが面倒・・・

2011-11-15 | 風景


天気がよければ撮りにでかけようと思い、6時に目覚ましをセットするのですが、寝過ごして気がつけば7時過ぎということが続いています。気が抜けたというか何ごとにもヤル気が起きなくてイケマセン。(とはいえ、6時に起き出してもまだ薄暗くて撮るにも撮れないのですが・・・) というわけで日ノ出の時間を逃してばかりいるこの頃です。ふぅ~

美術展

2011-11-08 | 風景


加賀アートギャラリーにて第7回加賀市美術展が催されています。
日本画・洋画・木工芸・陶芸・漆芸・・・様々展示されていて、写真もあります。
で、それらを眺めたあとで・・・ 「写真って、絵画に比べると ちょっと弱いですね、だってパシャっと撮って印刷すれば出来上がりとは、なんだか即席的で・・・」
ってなことを 工芸空間フゾンさんでコーヒーを頂きながら言ったところ、目の前にいるのが出品されてる人で・・・、それで火が着いたのか、今までに撮られた写真の撮影手法や労力やアイデアなどについての講釈が延々と始まりました。 わっ、それって前にもお聞きしました・・・とは言えず、一緒にいたオーナー、常連さんも一緒になって聞かされることに。 たいへん失礼なことを口にしたもので反省することしきりであります。 とはいえ20点余りある写真作品(一人一点)は、ほぼ4つ切りサイズに統一されて横一列に展示されているのですが、絵画などの大小さまざま、鮮やかな配色で迫力のある作品などと比べられると、やっぱり地味に感じてしまうのです。べつに競う必要はないと思いますが、テーマを絞る、カラーあるいはモノクロどちらかに統一する、大きさには拘らないなど、見せ方にもう少しの工夫があってもよかったのではないかと・・・僭越ながら思う次第です。

進化の存在証明

2011-11-06 | 


「博士の異常な愛情・・・」、登場人物は政治家、軍人、科学者です。 こういう御話ですから一般人が登場しなくても不思議じゃないのですが、なにか物足りないな・・・と思っていたら宗教家がいないじゃないですか。 アメリカといえばキリスト教を思い出すし、ソ連といえば宗教を弾圧していたわけで、そんな対極にあるものどうしが入り乱れていたらお話はどうなっていたんだろう・・・と、ついつい思ってしまいます。 そういえばキューブリックの映画、「2001年宇宙の旅」 も 「時計じかけのオレンジ」 にも宗教観が全くありません。 宗教を冒涜しちゃいかんと思っていたのかとネットで検索してみると、無神論者の中に名を連ねていました。 無神論者ならなおさらのこと、どこかに登場してもよさそうな気がするのですが、まるで無視するかのようです。 キューブリックは、生前のこと飛行機に乗るのを極度に嫌がったということですが、ひょっとすると宗教家がいう神とは違う何か、今の科学では説明できない何かはあると思っていたのかもしれません・・・などと思いつつ、図書館へ行って借りてきたのが ・・・ 「進化の存在証明」



進化についての本は著者の本も含め山ほどあって、なにをいまさら ” 証明 ” など・・・と思いつつ頁を捲ると、そこには「世の中の40%の人は、創造論寄りの考え」だとあります。
そりゃ、アメリカなど一神教の国なんだろうと思っていたら、どうやら日本も似たようなものらしいです。 それでまぁ危機感を感じて著者 「リチャード・ドーキンス」 が、その証明に取り組んだというのが本書・・・。 でも、いくら声高に証明されても、宗教を弾圧したソ連が崩壊した(キリスト教のアメリカが勝った)ことを思うと、神を信じるものは強くって、進化論を納得させるのはムリ・・・って気がする。 なにしろ人生理不尽なことが多くって理詰めじゃ答えがでないとき、信ずれば救われる、念仏を唱えれば極楽浄土・・・といわれたら、難しいこと考えなくてもいいので楽だわね。
数日前に借りてきたものの、ほとんど読み進められないでいる 「進化の存在証明」 ですが、創造論より、ずっとワクワクするお話しですよね。

TVで観たときの邦題は、「B-52 最後の爆撃 」

2011-11-04 | 映画


今から40年ほども前のこと、新聞のTV欄に載っていたのが表題の「B-52最後の爆撃」だったと思います。後になって、これが 「博士の異常な愛情」 と知ったわけですが、正しくは 「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」 であり、それを今になって知りました。あらすじは、頭のオカシクなったアメリカ空軍の将軍が核攻撃を命じる。 それを阻止しようと、アメリカ大統領・軍・ソ連大使等々が戦略会議室に集うものの、核爆弾を乗せたB-52をどうやっても引き返させられない。そうこうするうちに、ソ連が”皆殺し兵器”というものを開発したということを知る。”皆殺し兵器”は核攻撃を受けると世界中が死の灰に覆われるほどの核爆弾を自動的に爆発させるというもの・・・そこに、ピーター・セラーズ扮するナチの残党的 Dr.Strangelove が登場し怪演を披露する・・・。 
公開されてから50年近く経ちますが、最高に面白い映画です。



”皆殺し兵器”が爆発したら放射能は100年ほど消えないから地下に潜って暮らせばいいと博士がいいます。
でも、それが出来るのはほんの一握りの人間で、残りの全ては(動植物を含め)死滅する・・・というのが当時の、つい最近までの考えだったと思いますが、「チェルノブイリの森」を読んでいると、もし核戦争が起きたとしても、どうやら簡単には死ねそうもなくて 多くは地上では悶え苦しみながら生き続けなきゃいけないみたいです。

チェルノブイリの森

2011-11-02 | 


チェルノブイリ原発事故が’86年のことなので、その「20年後」とは今から5年前になりますね。
放射能に汚染されて人がいなくなった原発周辺が、自然の楽園のような姿になっているというのです。
もちろん、除染されたわけじゃなく、いまでも放射性核種が大量にあるとのことですが、放射能による変異体が生れたとしても、すぐに死んで、生き残った抵抗力の高いものが繁栄しているのではないかとのことです。 それで、環境保護論者の中には、人間が近づけないように放射能をばら撒けばいいという極端な人もいるそうです。チェルノブイリ原発は炉が爆発して空気中に大量の放射能をばら撒いたわけですが、多くはその周辺数十キロの範囲に留まったようです。 しかし、わが日本の福島原発は冷却水を垂れ流したわけで、汚染は広範囲に広がって・・・拡散したから大丈夫・・・なのでしょうか? 食物連鎖の過程でマグロには水銀が濃縮されるというような話しがありましたが、同じように大型の生物は放射能に汚染されているってなことが将来起きないとも限りませんね。そうすると鯨もイルカも安泰・・・

OLYMPUS

2011-11-02 | ポートレート

OLYMPUS E-5 + ZD50-200

オリンパス、社内のゴタゴタで株を下げてますが、ブランドイメージもガタ落ちかもしれません。
でも開発や製造している人たちが、「上がアホで やってられん」 とヤル気を落とさないで頑張って欲しいもんです。
そんでもって、マイクロフォーサーズ一辺倒じゃなくってフォーサーズも見捨てないでほしいのです。当面は、フォーサーズを使っていこうと思っていますから。
ところで、ここ数年は毎年同じ時期と場所で撮っています。 そろそろ違うところでなきゃ、いくらモデルさんが替わるといってもマンネリ気味で、そこをまぁ背景でもって気分一新といきたいところなんですが・・・とかなんとか言いながら、また来年も同じ場所になるんだろうな~ ま、いいか。