よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

TVで観たときの邦題は、「B-52 最後の爆撃 」

2011-11-04 | 映画


今から40年ほども前のこと、新聞のTV欄に載っていたのが表題の「B-52最後の爆撃」だったと思います。後になって、これが 「博士の異常な愛情」 と知ったわけですが、正しくは 「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」 であり、それを今になって知りました。あらすじは、頭のオカシクなったアメリカ空軍の将軍が核攻撃を命じる。 それを阻止しようと、アメリカ大統領・軍・ソ連大使等々が戦略会議室に集うものの、核爆弾を乗せたB-52をどうやっても引き返させられない。そうこうするうちに、ソ連が”皆殺し兵器”というものを開発したということを知る。”皆殺し兵器”は核攻撃を受けると世界中が死の灰に覆われるほどの核爆弾を自動的に爆発させるというもの・・・そこに、ピーター・セラーズ扮するナチの残党的 Dr.Strangelove が登場し怪演を披露する・・・。 
公開されてから50年近く経ちますが、最高に面白い映画です。



”皆殺し兵器”が爆発したら放射能は100年ほど消えないから地下に潜って暮らせばいいと博士がいいます。
でも、それが出来るのはほんの一握りの人間で、残りの全ては(動植物を含め)死滅する・・・というのが当時の、つい最近までの考えだったと思いますが、「チェルノブイリの森」を読んでいると、もし核戦争が起きたとしても、どうやら簡単には死ねそうもなくて 多くは地上では悶え苦しみながら生き続けなきゃいけないみたいです。