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よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

オリンピックの次は

2008-08-31 | 


パラリンピックですね。

で、ふと思いました。
近年になり科学が加速度的に進歩し芸術が社会の隅々まで行き渡っているけれど、
これは、天才と呼ばれる人たちの功績が大きい・・ってのは周知のことだと思います。
で、この天才と呼ばれる人の多くは、何とかと紙一重と言われるように社会的に
不適格者であったり、短命というような場合がありますが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%89%8D

社会が未発展な場合、生きるだけで精一杯という場合
こうした人たちが活躍する場がないだけではなく、
生き延びることさえ難しいと容易に想像できます。

それで、有史以降、徐々に社会が豊かになり
障害を持つ人たちを養えるようになったことが
天才と呼ばれる人たちの数を増やし
より発展を加速させた・・・
などと思うのですが如何でしょうか?

人間は、オリンピックで活躍する人のように恵まれた心身を持つ人もいれば
その対極にあるような障害を持つ人もいて、全体としては不完全な存在だけど、
不完全ゆえに、いまの繁栄があるのかもしれません。

また外見上完璧と思われる人でも、その祖先であったり子孫は、代を重ねる毎に
遺伝子は1/2ずつ異なるわけで、代々同じ血であり続けるなんてあり得ないんですね。
で、完璧と思われる人だって、不適切な遺伝子を隠し持っているかもしれないし、
単にそれが発現しなかっただけなのかもしれません。

ってことで、障害者が住みやすい世の中にすることが、やっぱ大切なんだなと。