よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

「秘密」

2012-04-28 | 



マンガです。 それも少女マンガ

本の帯に 『文化庁メディア芸術祭・・・』 とお墨付きがついても手にとってレジの前に立つ勇気は、半分白髪頭の爺さんに有るわけがない・・・というわけで、N氏に借りた「秘密」です。

死んだ人の脳をとりだして生前の記憶を映像化できるようになった少し未来を舞台にしたサスペンス。
脳みそ内臓どばどば描かれ、刺激的で面白くて、オジサン、ジイサンにも十分楽しめるお話しです。

登場人物が美形の男子揃いでなきゃ、なんの抵抗もないというものです・・・そこで、ふと思うに、

まんがって、なんで男性向けと女性向けとに こうもはっきり分かれてるんでしょうね。
小説にしろ絵画にしろ作者の性別が反映される部分はあるでしょうが、だからといってマンガのような異性の作品に対する抵抗感はありません。
そもそもマンガって子供向けのものだったわけで、マンガ自体大人が読むには抵抗があるはずなんですが、さらに少女趣味ともなると、女性の秘密を覗くような、なにやらワルイことをしているんじゃないかという気分が加わるからかもしれません。 

ところで、少女マンガに登場する男子が、みな美形なのはいいとしても、どこかホモセクシャルな雰囲気を持ってるところがあって、それが抵抗感を助長していると思います。 しかし、子どもの頃から接し、そういう抵抗感をあまり感じないとしたら・・・異性への好みが影響されたとしたら、日本の男を 背が高くひょろひょろとした人間に変える性選択の力が働くかもしれません。 だから、若者にスラリと背が高い人が目立つのは、少女マンガのせいかもしれないわけで・・・ってなことはないか。