今回は、無難にいこうということで、窯入れ前日に
絵の具で眼、鼻、耳を事前に塗り、当日は釉薬に浸けるだけにしました。
当日に、あれもこれもとなると、気忙しくて上手くいかないのです。
静まりかえった工房の中で時計の音だけが聞こえてきます。
そんな中で、筆先に集中しつつ・・・も、
どの程度の濃さに塗ればいいのか分からないまま、
こんなものかということで翌日の窯入れへと・・・
完成～
前回より、少しは納得かなぁ・・・と思うものの、まだまだです。
一つは、絵の具が釉薬に浸けたときに流れるのでしょうか、少し滲んでいます。
それに、絵の具をもっと濃く塗るべきだったように思います。
白の釉薬が少し薄いようです。
などなど、改善すべきは沢山あるのですが、それより何より、何かが足らない気がします。
あ、足りないんじゃなくって、いろいろ考えすぎてるのかもしれません。
それとも、余計な考えを持たなくてもいいほどに、
繰り返し作り続けなきゃいけないのでしょうか？
とっても深いなぁ・・・
お世話になってる翠雲窯さんです。