goo blog サービス終了のお知らせ 

よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

布団が恋しい 15日 

2011-09-29 | 


標津へ向かう途中、謎のコンクリート発見。 これはいったいなんでしょうか? ↑↑
反対側からだと草木が茂っているだけで 気付かないと思われます。 はて?





ところで、標津の南に広がる牧草地は、広大なのと、農道ばかりでナビがあっても 何処にいるのか判然としないところです。ツーリングマップルに展望台があると記されていたので、そこへ行こうとするのですが、なかなか分からずにウロウロ。 不思議なところでした。





さて、何故だか腰が痛くなり、そろそろ布団が恋しくなって 「 宿に泊まろう 」 ということで、6月にも行った 標津の”ホテル楠” へ。 出かける前、娘に「せっかくだから美味しいものを食べてこい」 といわれていたのですが、ここまでライダーハウスで頂いた”うに丼”以外、料理らしいものは一切食べていません。 どうも食べることに執着心がなくて、朝にパンとコーヒーを摂ったあと、夕食まで飲まず食わず・・・ということもあったりで、このままじゃ「バカじゃないの」 と言われるに違いないのです。 というわけで、その夜は鮭の兜煮・毛ガニなどなど食べきれないほどの御料理を頂いて温泉に入って・・・満足満足。

とりあえず観光スポット

2011-09-29 | 


屈斜路湖の周りは見所が沢山あって、とりあえず抑えておかなきゃ、あとで何しに行った? と言われかねないので、まずは屈斜路湖を一望できる藻琴山展望台へ。



この後、沼に落ちるのですが、ガソリンスタンドに寄ったあとで、さくらの滝 ↓



ここではカメラ2台、ビデオ2台を据付けて、じぃ~っと滝を睨み続ける人を発見。 何となく近寄りがたかったものの、何を撮っているのかと伺えば 『 サクラマスが跳ねるのを記録している 』 とのこと。 見れば、ときおり滝を登るように跳ねる魚がいる。 サクラマスで "さくらの滝" か? と勝手な解釈をしつつ自分も撮ろうかと三脚を広げて待てば・・・1分、2分、3分・・・何も現れません・・・5分、6分・・・待ちきれなくなって撤収。 短気な者には良い写真は撮れません・・・

というわけで、お次は”神の子池” 摩周湖の伏流水が湧き出ていて 透明度が高く青々とした湖面が神秘的であります。



さて、キャンプ場に戻り、洗濯物を取り込んで、先の記事に書いた秋刀魚を頂いて、テントに入って翌日を待てば9月14日も終わりです。





底なし沼

2011-09-29 | 


屈斜路湖の周辺を巡る道路の横に湿地帯が多く見られます。
「 こりゃぁ、おもしろい 」 と思い、バイクを路肩に停め、草を掻き分け前に出ると上の写真のような景色が見られるのですが・・・
あと一歩近づいて撮ろうとした その瞬間

足が ズブズブズブッ と沈んでいき

「 っわ、だわがぎゃげーっ 」 と慌てふためくことに



カメラを握る手に力が入ったせいか、そのときの一枚が、コレ ↑↑



左手が草を掴んでいたので、かろうじてバランスを保ち、片脚が太ももまで沈んだところで踏み止まりました。
カメラはストラップが泥まみれになったものの、本体は無事で・・・情けないのはドロドロ・ぐちょぐちょの右脚です。
近くのガソリンスタンドまで急ぎ、水道でジャブジャブ洗って、ズボンを履き替えて・・・一息つくと・・・
あらま、塀と空の色が綺麗です。 底なし沼に落ちたことも忘れ、一枚二枚。
ガソリンスタンドのご主人は呆れ顔・・・ 

霧の摩周湖!

2011-09-28 | 


キャンプの夜は、食事を済ませれば何もすることもなくて早々に眠ることになる。 早いときは20時だ。
とーぜん朝も早くって、ときには4時に目覚め・・・『 旭日を撮ろう 』 などと酔狂な考えが起きる。
そうなると、カブのスロットルも全開に80km/hでもって、伏せれば90km/hでドガラバゴガギグゲゴと駆け出し、着いてみれば霧の摩周湖、何にも見えんじゃないか・・・



早朝、誰もいない展望台で1時間ほど ねばっていたが、諦めて引き返す。
全景は観られなかったけれど、なんとなく雰囲気のある景色が撮れて、とりあえず満足。
その日、午前は晴天で、洗濯日和の半日でありました。

和琴半島

2011-09-28 | 


和琴キャンプ場は和琴半島の付け根にあります。
そこから半島を一時間ほどかけて一周する遊歩道があるのですが、
『すぐそこに露天風呂があるけど、10分ほどいくと小屋があって、そっちの方がいいよ』 と教えてくださる人がいました。
郵便局を定年退職し、車に乗って記念の一人旅とのことです。郵便局といっても正規雇用じゃないから退職金もないけれど清清した。 とのことでしたが、『わたしの人生は、あと9年で終わることにしている・・』 と仰るので驚いていると、『10年前には59歳で終えようと・・・20年前には49歳で終えようと・・・30年前には・・・』 ってことで、なんだ冗談かと思って聞いていると 『とにかく日本に生れたのが間違いで、本当なら北欧の・・・』 と続き 『年老いて、あちこちガタがきて生き長らえてもしょうがないだろ、だから70を前に終えるんだ・・・』 と・・・。更に、ずっと独身だけど彼女がいて幸せだとも仰る。 なんだかよく分からない変った人である。 そんな人に乗せられて、ついつい自分も余計なことを喋ってしまったような気がするのは、類は友を呼ぶってことか?  そ、そんなこたぁ~あるめぇ・・・



それはそうと、和琴半島の先端付近?、湖面近くに沢山の穴から沸々とお湯が湧き出ているところがあります。 遊歩道からは湯気だけしか見えません。 それに柵の向こうは「危険・立ち入り禁止」の立て看板があって、よい子は行ってはイケナイのです。残念



誰が撮ったのでしょう? 大きな岩で囲まれているところでは、入浴もできそうな感じです ↑↑





夜に冷え、昼間は晴れて、秋近し

2011-09-28 | 


和琴キャンプ場に着くと、デーンと停まっているバイクは、30年ほど前のCB750F。
ほぼオリジナルのままだと仰るライダーは、御歳70近くの方にて、出身が小樽近くにある銭箱というところらしい。
小樽の近くには北前舟で栄えた町が並んでいて、銭箱というのもその一つ。 きっと交易の際にはお金にまつわる要の場所だったのかもしれませんね。
いまは関東にお住まいだそうですが、かつては貿易関係の仕事で、南米各地で忙しく働いていたとのことでした。 穏やかな感じの人ではありますが、時おりみせる鋭い目つきは、日本を離れて暮らしていた頃の名残なんでしょうか、いままでお会いした方々とは、ちょっと違った雰囲気をかもし出されていました。 翌日、秋刀魚を買ってくるから一緒に食べようと言われたので、ありがたくご一緒したのですが、「ちょっと骨が硬いな・・・」 とか呟きながら頭から むしゃむしゃ食べられて、残ったのは尻尾の先だけ。 頭や骨を食べ残した自分、なんとなく申し訳なく感じてしまうのでした。 



サロマ湖を発ってから腰痛が・・・

2011-09-27 | 


ライダーハウス一泊を除くとキャンプばかりを続けて旅も半ば。 このあたりから腰が痛くなり・・・そろそろ布団が恋しくなりだしました。 と思いつつも、屈斜路湖の南にある和琴キャンプ場に2泊することに・・・先を急ぐ前に、これまでの道中 (途中抜けているところもありますが)、主な撮影ポイントをプロットすれば上のような感じです。 (SONY・GPS-CS3 添付ソフト使用)

で、続けてこの先の道中は以下の通りでして、屈斜路湖・摩周湖の周りをウロウロしたあと → 15日・標津 → 16・17日・塘路(釧路湿原) → 18日・苫小牧 → 19日・札幌・苫小牧 → 20日・帰路 といったところです。




雨上がり キムアネップの湖畔から → 美幌国道 → 屈斜路湖

2011-09-27 | 


夜中の雨も朝には上がり、日差しが眩しいぞ!



テントを干して出かける頃には、周のキャンパー全員、もぬけのカラ。



若い人たちは忙しいのだ、きっと。



サラリーマンを引退し、呑気な気分で いられる身分、貧乏だけど 周りに感謝、ありがとう・・・



とかなんとか呟きながら、美幌峠を越えて屈斜路湖





9月12日 天塩川温泉 → サロマ湖

2011-09-27 | 

テントをたたんでいると昨日のスゴイ人がお茶でもどうぞと勧めてくれるので、ちょっと一杯と思い伺えば、話は 「珍しい植物を撮ってまわるのが趣味」「誰にも教えず、そっとしておく」「ネットなどで見つけたといえば、あっという間に絶滅し・・・」「写真だけからでも、場所や日時が分かってしまう」などなど、その道を極めると何でも分かるようになるみたいです。年配の方々のお話はそれぞれに面白くて、ずっと聞いていてもいいのですが、次の予定(そのままいてもいいのですが)もあって・・・切り上げ時を見計らい礼を告げて出かけることに。 

 

 

 

 

しばらく山の中を走り、途中「激流の滝」とかいう看板をみつけ林道に入れば「熊に注意」とか書いてあって心配になるものの、いざカメラを手に取ると、すっかり忘れて撮るのに夢中。 

 

 

この日、オホーツク海は不思議なほど穏やかな表情を見せていました。とっても静かな海です。

 

サンゴ草、花の最盛期には一面が真っ赤に染まるようです。

 

 

サロマ湖着、テントを張り、辺りをぶらぶらしているうちに日は沈み、羽を休めていた鳥たちが塒に向かって飛んでいきます。

キムアネップ岬のキャンプ場、若いライダー数人が集まり9時頃まで楽しげに歓談。年寄りは蚊に追われテントに戻って眠ります。夜中にはパラパラと降雨・・・