大切なキモチ

感じるままに、日々思ったことを書いていこうと思います。

現場サイドと運営サイド

2009-05-10 | 仕事に関連すること
最近、デイのプログラムや環境、リハに関することなど、
現場に関してだけ考えられたらどんなに楽しいだろうと思う。

組織のあり方、
連携のとり方、
経費節約、物品購入、
職員の仕事の管理
経営、運営の方まで関わってくると、
とたんに頭が痛くなる。

自分は何をしに沖縄に来たのだろうと逃げたくなる。
そんな所まで関わるために沖縄に来たのではないと言いたくなる。

一番ペーペーで自由に動ける立場で、
ご利用者さんのことを考えて、プログラムを考えて、
環境を考えて、仕掛けて、地域に根ざしたデイを一緒に作っていければと思っていた。

その手法を学ぶために、ある一つのシステムを導入したばかりで、
新たに一からデイを作っていく時期にあった今のデイを選び、入職した。

入職当初は、役職ある契約ではなかったではないかと。
はっきりとそういうポジションとして言われてなかったではないかと。

自分が沖縄に来て学びたかったことを基にして、
当初思い描いていた生活のあり方や
働き方が、根本的に変えられてきているのではないかなと感じてしまう。

働いていくにしたがって立場や役職が変わってくるのは当たり前だけど、
それが会社として平等に整えられて目で見えるものではなく、
トップのその時点の考えで流動的に変えられていくと感じられる点が、
果たしてどうなのかと信用できない根本。

働く労働者側として、どの人も平等に給料に関してや
役職につけるようになるためのシステムが明確化されていないことに、
不安・不満を感じ、トップに質問をしたこともあった。

それぞれに立場が違い、意見が異なるのは分かるけど、
やっぱり基本の報・連・相が職員間でも上司とも不足しているから
無駄に悩むのだろうなあと思った。

時間の使い方・意識、
会議の進め方・持ち方、
情報の集約の方向・伝達意識etc.

これらだけでもなぜゆえに経験の浅い自分の指摘が必要あるのかと思う。

課題点としてあがったときに、
いろんな方法がある中から、皆で勉強や情報を収集して、
合っていると思われる方法を選択して、決めていくことをしない。

このテーゲーさは南国こそで、仕方ないのかなとも思うけど・・・。

自分が沖縄に生まれ育っていれば、もっと違ったのかもしれないけど、
今の自分が運営サイドにも関わることが、果たしてプラスになるのだろうか。
期間限定と思えば頑張れるけど、
人を動かすためには、うちなんちゅではない自分には難しいのではないかなって思う。

ここ1ヶ月ほど業務管理を意識して行なってきたけど、
やっぱり、方法を変えた方がうまくまわるのかなと感じる。

当たり前だけど、すぐには変わらない。

今は管理しないようにしよう。

うまく組織がまわって情報伝達・連携が図れるような
体制作りの基盤を整えることに、視点を変えよう。

組織体制の見直しで、役割がきちんと働くようになれば、
個々の業務の管理は担当ごとでできるようになるから、
無駄な管理は必要なくなる。

その人個人を知る。
まずは良い面を伸ばしていってもらえるような視点で見ていく。
自ら動いてもらえるよう、自分としては声かけの仕方を意識していく。
改善すべき課題点に関しては、フォローしあえるようにしていく。

コーチングの考え方とICF使ってみるかな・・・。

管理運営サイドに関わることは、
自分としてはやりたかったことでは全くない。
作業療法に関して、生活に関して、その人を知るということに関して、
もっともっと勉強していきたいと、
そのことにどっぷりと関わっていきたいと思っている。

でも経験させてもらえるんだと思えば、
自分にとっては大きな経験と挑戦になる。

そういえば、自分がすごいなと思う作業療法士の一人である大先輩が言っていた。
ある事業を行おうとする時に、組織の中で権力のある立場や役職が必要だと。

自分にはできない、そんな立場ではないと思ってきたけど、
自分の存在を求めてくれる人がいることはシアワセなことだし、
自分を成長させてくれると思える場所であることには変わりないなら、
自分のできることから、求めてくれる人と一緒に作っていってみようと思う。

今までに出会った大先輩方にも相談しながら、
いろんな経験や方法、助言を聞いて
自分が今与えられた役割を少しでも遂行できるよう
試行錯誤しながらやっていきたいなと思う。

自分は作業療法士か?
そうだった、作業療法士だったとならないよう
日々のプログラムの関わりの中で、
うまく意識の切り替えをできるように訓練していこう。

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