大切なキモチ

感じるままに、日々思ったことを書いていこうと思います。

新潟に行ってきました

2006-05-28 | シアワセ
26日から今日まで、実習でお世話になった新潟に行ってきた。

いつかここで働きたいとまた強く思った。
今はまだ行けないけれど、新潟の老健で
一番尊敬する先生のもとで
一緒に働けたらすごく幸せだろうな。

ひとがあたたかくて優しくて、
笑いがあって
情があつい

どんな実習生でも見捨てることなく
どうにかしてよくしていこうと最後まで面倒をみる姿勢がある

人の心に伝わるコミュニケーション方法をとる
その人をみてその人の地を出させて良い面を引き出していく

言いにくいことをズバズバ言うけれどあたたかい
その人のことを思いやる気持ちがあってこそ言えること


施設の細かい部分では課題はあるかもしれないけど、
OTの理想を目指して日々前進している。

訪れる度にどこかが変化している。
今回もまた、いいなって思えた。
また一つ手工芸のアイデアを教えていただいた。

元気がもらえた。

本当は昨日帰ってくる予定だったけれど、
山根先生の講演があるとのことで
昨日は急遽新潟駅前のビジネスホテルに泊まり
今日の午前中だけ講演をきいて帰ってきた。

ホテルの予約も会場までの送りも
みんな実習地の先生がお世話してくださった。
そのお気持ちだけでもすごくありがたいなあと思った。

東京でもそういう人とのつながりがもてたらいいのになと思った。

今度は私が恩返しする番だな。
人を思いやる気持ち
それを育ててくれる場所。

いつか新潟に行ける日を夢見ながら、
今回感じた気持ちを心に留めて
明日からお仕事頑張ろうと思えた。

今の仕事場はわたしにとってステップの一つ。
理想の場所ではない。
そう分かった今回の新潟訪問。
いつか新潟に行った時に
今の経験が行かせる様に
頑張っていこうと思った。

ありがとう。
心から感謝の気持ちをこめて。

ふと思ったこと

2006-05-19 | 仕事に関連すること
あるご利用者さんのデイでの過ごし方をみていてい思ったこと。
その方は一見健康でデイに通ってくるようには見えない。
どちらかというと、集団の中に姿はあるが、一歩引いて皆様のことを見守っているおじさまという感じ。

自分のことをあまり語ろうとせず、
スタッフが話し込もうとしたり、ひょこっとリハや創作活動を見に来たりして
興味のありそうなご様子の際に誘おうとお声をかけると、
声をかけられることを察知するとスルリとかわして優雅に去って行ってしまう。
かといって、人を避けているかといったらそうではなく、
レクの時には笑顔も見られたり、人を拒否するとかそうではなく、ただクチカズガ少ない穏和な紳士・・・という感じ。
必要最低限のこと(体調のことなど)は知らせてくださるし普通に会話は出来る。
ただ介助がいる方ではないため、気にかけないとノーマークになりがちな方だ。

この方が同テーブルの方とお話をしているところをほとんど見たことがない。
昼食後、自席で30分ほど時間があるのだが、チョコチョコ見ていても話をしている感じはない。
それはデイでの過ごし方と一緒で共通した態度なのだが、
果たしてそれは何か疾病後の後遺症から来ているのか、もともとの性格なのか・・・。

で、これはみる職員側の価値観がかなり反映されるかなと。
一緒のテーブルやデイに通ってきている中で人とあまり話さずに過ごして
特に何かをする風でもなくそれで楽しいのだろうかと。

家だと一人でシーンとしているし、何だか寂しい。
がやがやした中で周りは知った顔の人たちだけど、その場に居るだけでいい。
話をしに来ているわけじゃなく、同じ様に日中過ごすなら
誰かがいる場で知った人の中で過ごす方が安心する。
だから、デイには通ってきているけど、特に積極的に誰かと交流を持とうとかいう気持ちは特になく、
かといって人から話しかけられれば普通に話すけど、自分のことを自分から話すことでもない。
何か面白そうなことを行なっているなーという興味はあるから、見に行ってみよう。
でも、見ているだけで良い。やる気はない。

私にはこの方の気持ちをこういう感じに受ける。
何のためにデイに通おうと思ったのか。
何もしない場所、でも安心して通える場所、それがここのデイなのかな。
あまり話したことがないから全然違うことを考えられているのかもしれない。
でも、もし何もしないけど通いたい場所としてデイをとらえているならば、
それを職員周知できちんと保障していく必要があるなと思った。

今度、少し突っ込んでお話をしてみよう。


そこから考えたこと。
中学校や高校ぐらいの時にはもう既に自分の傾向が固まってきているのではないかと。
例えば勉強にせよ、課題にせよ、仕事にせよなにか取り組むことがある時の積極性や関わり方、態度。手を抜くか、抜かないかとかも。。。
ある人は50%の関わりで、一生懸命することはなく適度に取り組む傾向のあった人は、
大人になってもそれは大きく変わらないのでないかなと。

それを外からみて、その人にとってはそれが普通の参加の仕方や態度であったとしても、
とらえる人の価値観によって、一見何も障害がなさそうなのに人とあまり関わらないから
対人関係に何か問題があるのでは?ととらえられたらたまったものではないなと。

その人がどれくらい何かに対して興味を持っていた人なのか、積極性があったのか、
距離をとっていたのか、適当にやっていたのか等を知ることは、その方の傾向を知る一つの指標にならないかなと思った。

波紋

2006-05-06 | その他
静かな水面に石を投げ入れたとき
そこから波紋がゆらゆらと広がっていく

職場の中で何か新しいことをしたいとか
動きやすいように基盤をつくっていく時
自分がその石のようになって
発信していけたらいいのになと思う

すでに波紋が他から投げかけられていたら
重なる部分は重なって
また、新たな波紋を発信していけたらいいと思う

幾重もの波紋を発信して
周りの人たちに少しずつでも理解していってもらえたらいい

でも自分のできることは微々たるもの

周りから投げかけられるものは
私の知らないことばかり・・・
ということのほうが現場では多い

それは幸せなことでもあり
厳しいことでもある

でももし自分が水面上での石になると決めたのなら
それをやってみようと思う

いつもいつも水でいるのではなく
石になってみよう

受身で果てしない水面のような気持ちでいると
どこからか波紋が押し寄せてくる時
逃げたくなることがある

わからないことでびくびくしているのなら
嫌なことが予想された時に
逃げようと後ろむきな気持ちになる前に
それに立ち向かっていけばいい
それが自分でできないことだって判断したら
誰かに頼ればいい
助けを求めればいい

大事なことは自分を公にすること
オープンでいること
できないことを恥じないこと
できないこととプロ意識は違うということ

自分の今の能力を知って認めること
逃げるのではなく謙虚に立ち向かうこと

動じないきれいで強い波紋を作れる石になりたい

お散歩

2006-05-06 | シアワセ
非常勤で来ているSTに誘われて失語症友の会に見学しに行った。

終わったあと護国寺に寄った。
新緑の緑が何ともきれいだった。
風がとっても心地よくてベンチに腰掛けると癒されるヒトトキの時間を過ごせた。
この一週間連休で職員も手薄だったため忙しく疲れていたけど、緑の中で元気をもらうことができた☆
明日もどこか行けたらいいなあ…雨予報がニクイ。

花水木の一生

2006-05-01 | シアワセ
今、職場の前の公園にキレイなハナミズキの花が咲いている。

家に帰ってからその事を言おうとしたら、同じ花が花瓶の中に生けてあった。

あれっ?と思い、聞くと、家にもハナミズキの木があるとのこと。
言われてみればあったなぁ。早速見に行くと門の所にキレイに咲いていた。
毎日通っているのに気が付かないとは…。ショック。
戻って生けてあるハナミズキをマジマジとみていたら、咲くまでの成長過程が、一本の枝の中に同時に映されていた。

生命ってすごい不思議。
神秘的だなぁとみとれてしまった。