大切なキモチ

感じるままに、日々思ったことを書いていこうと思います。

和太鼓☆

2007-09-27 | シアワセ
今日は仕事の終業時間を待って、国際フォーラムにダッシュで向かった。

今夜は日本太鼓連盟が主催する「日本太鼓全国フェスティバル」が開かれるということだった為楽しみにしていた。

全国から選び抜かれた14の団体が次から次へと舞台で素晴らしい演奏を繰り広げた。

初めて見る和太鼓の数々。
同じ和太鼓でも全国各地でこんなにも違うんだなぁと感じた。

各地域の歴史や伝統が太鼓の形や表現、リズムなどを作っていてそれぞれの団体で全く違う和太鼓の演奏だった。

その中でも特に素晴らしいなぁと気になったのが、静岡の富岳太鼓と愛知の尾張新次郎太鼓、大分のゆふいん源流太鼓だった。

特にゆふいん源流太鼓は大分に行った時には地元で聞いてみたいと思わせられた素晴らしい演奏だった。

また、パフォーマンスとして興味深かったのが、
富山の福光もちつき太鼓、長野の御諏訪太鼓、島根の石見神代神楽上府社中、石川の手取亢龍太鼓だった。

もちつきは本当についていて後でご馳走になり、小口大八氏のパフォーマンスはある意味最高だったし、神楽太鼓では須佐男命神話による八岐大蛇8頭の演技は見応えがあり、手取は虫送り太鼓として巨大な太鼓を叩く時のズシーンと響きわたる音と振動が良かった。
和太鼓は最高だなぁと感じた二時間半だった。

北海道に行ってそこでは土着の文化がいきづいていることを感じたけど、
全国各地の和太鼓の演奏形態が違うのも、
それぞれに土ちゃくの文化によるからなんだろうなぁというのを感じた。

祭りと神社は各地に必ずある。
だからそれぞれの土地や地域で少しずつ独自のリズムや形や表現方法が異なっていったのかなぁ。

今夜も見に行ったことで、知らなかったことが少し知ることができた。
嬉しい☆

北海道旅行☆

2007-09-25 | シアワセ
21~25日までリハ専門学校の友達の実家、北海道に遊びに行ってきた。

今回のメインは地元のお祭りに参加すること。

食事はウニ、イクラ、鯨汁、数の子、鯛の煮付け、アワビをはじめおはぎ、メロン、ピオーネなどご馳走ばかりで、本当に美味しいものばかりだった。
デザートに出てきたメロンは毎回1/4の大きさで何て贅沢なの~と思いながら美味しく頂きました。

今回初めて食べたのが、鯨汁と豆漬け。
写真右手前に写っている鯨汁はけんちん汁に似た味に感じたけど、鯨のダシでよりため息がでるほど美味しかった♪
豆漬けは茹でた枝豆を漬物にしたもので、保存食になるそう。味がしみて美味しかった。
また函館空港に友達のお母さんが迎えにきてくれて、車の中でコンビニハセスト(ハセガワストアー)の名物「やきとり弁当」を頂いた。

これがまたタレがご飯にしみて、うまい!ちなみに帰りも買って(頂いた)空港に向かう車の中で食べちゃいました☆


メインの祭りは今までにみたことがないもので、その地域の伝統が受け継がれていることを感じる素晴らしいものだった。
何といってもその地域では皆顔見知りだから、内地からきた私が参加してよいのかなあと思いながら行ったのだけど、そんな心配は必要なかった。
それも友達のお母さん半てんを用意をしてくれていたことも地域の人の中に入り込めたきっかけの1つになっていた気がする。

皆さん優しくて、声をかけてくれて、朝から晩まで一日中、一緒に大人の3倍の高さがある山車を小さな子供から大人が皆で引っ張りながら宿になった家一軒一軒訪ねながら歩いた。




「やってまれ、やってまれ~♪(演歌が大音量でかかっている)」





「えびす様と鯛」


「山車を引っ張って歩きながら見える風景」



「夜の山車」


祭りは、家の玄関で、派歌を唄う役の人とのかけあいで唄いながら、押し押される時が一体感を感じられて好きだった。
小さな子供からお年寄りまで地域ぐるみで取り組む祭りが、同世代だけでなく地域の人たちとのつながりを濃いものにしていることを肌で感じた。

祭りで盛り上がっている中でただ見境なく騒いでいるのではなく、危ない場面では誰かれとなく大人が子供達に注意をしたり守ったりして、また成長の過程の中でそれぞれに太鼓たたき、獅子舞の踊り子、山車の誘導、指揮取りなどの役があり、本当に祭りを通して人間関係や社会のルールを自然に学んでいく場になっていることが凄いと思った。

都会ではもうみられない地域の中での住民の人達のつながりがあった。
住めば時に煩わしさとかあるだろうけど、地域の皆に守られているつながりは、都会の稀薄さ自分さえよければ的な人間が増える環境の中では、子供たちにとっては必要な場所だと思った。

それは、その友達を見れば分かる。
優しくて人とのつながりを大事にして思いやりが自然に身についている。
それは多分その地域の人達皆で子供達をしつけたり見られるようなつながりがある環境で育ってきたからだろうなあと、今回の旅行で感じた。

人とのつながりの強さを、本当に感じた。

北海道にいた4日間、毎晩誰かの家に年齢関係なく10人程の人達が集まってお酒を愉しく飲みながら語っていた。

近所で幼馴染みは数人いるけど、こんなに地域ぐるみでの付き合いは凄いなぁと感じた。
暫く祭りの唄や踊りが頭の中からはなれそうにないなぁ。

友達の家族をはじめ沢山の人に出会いお世話になった今回の旅行。本当に沢山のことやものを頂いたなぁと思う。
友達に感謝。
豊浜の皆さんに感謝です。

お世話になりました!


☆番外編☆
祭りの次の日に函館まで遊びに行った。

「函館山の途中で食べたソフトクリーム」


道の両脇に赤い実をつけた木が植えてあった。



そして、次の日は夕方から近くの海へ。
だんだんと空が夕焼け色に染まっていくさまを目の前にして、
バレーボールをしたり、のんびりして過ごした。




影絵で遊び・・・



「釣りをしているおじさんが一人」

「あっ、二人だった」







海に沈んでいく夕日を見ながら楽しいひと時を過ごして帰ってきた。

モチベーション

2007-09-18 | 仕事に関連すること
リハ職に従事するようになってからは、
『モチベーション』が対象者の方にも自分にとっても大事なものという意識がある。

対象者の方がリハに対するモチベーションが低いと十分な効果は出ない。
就職してからは自分の仕事にとってのモチベーションがずっと上がった状態でいることはない。
皆そんなものなんだろうか…?

日曜日友達と会って仕事の話をした時、モチベーションが下がりっぱなしだと言っていた。
対象者の方に接しているときは良いのに、それ以外の時がね…と。


モチベーションや意欲、感情といった部分は前頭葉が司っていると言われている。
そこにはホルモンなども関連しているだろうし、
思考パターンや性格、いろんな要素が含まれるのだろうけど、
何が自分にとってモチベーションを決めるのだろうか。

「楽しい」「嬉しい」「良かった」と思うことが続くと、
ドーパミンが放出され、モチベーションはどんどん上がっていく。
そして次々にアイデアがわいて出たり、
前向きな発想になっていく。

仕事に関してモチベーションが上がるときは、
ご利用者さんとうまく気持ちが通じあえたり、
言って下さった希望に対してかなえられる方向に一緒に確認しながらリハが出来たとき、
感謝の言葉をかけて頂いたり喜んで頂いた時、自分が役に立てたと実感できた時、
興味のあることを勉強できる時、
疑問に思ったことを調べて考えて試して悩んでいるときに、相談にのってくれる人がいる時、
仕事の内容や取り組んでいることに関して認めてくれたり、フィードバックをしてくれる人がいる時、
尊敬する人が身近にいて、身を持って教えてくれて、頑張ればかなえられる目標が常にある時…などかなぁ。

やっぱ働く環境…特に人的環境が大事だなぁと思う。
自分の存在価値を認めてくれて、それを感じられる環境だと前向きになれる。


その人が生きている環境の違いや思い描いていることなど気持ちや目標の違い、価値観の違い…。

その人その人にとってのモチベーションのあがる元になるものは違う…。


私はもともとネガティブな思考パターンの傾向がある。
楽観的に考えるよりまず悲観的に考える。
(保身の為に身に付けてきた考え方なのかも。
だからできそうかなと思っても「できるか分からないけど」と言ったりする)

だから失敗に対する警戒や不安な気持ちも強い。
何か初めてのことや責任が重いものだと、だいたいは「もしかしたらできないかもしれない」といった「負」の感情から始まり、そこから「正」の感情へ持っていくパターンが多い。
だけど考える時間の必要な事で、突然まかされてやらなければならない場合には「できない」「わからない」という負の感情で脳が埋めつくされてしまう。
周りにポジティブな考え方の人がいると、それに影響されるけど、基本的には自分一人だけでモチベーションを上げたまま維持していくのは難しい。
学生時代のように、大きな目標に向かっていれば続くのかもしれないな。
だから尊敬する人の元に一度飛込んで行ってみようと思う。

自分ができないかもと思っても、少し頑張ればできそうなことを任せてくれる人の元で働きたい。

ワクワクしながら創造力をフルに使いながら作業療法をしたいな。
対象者の方の生活をみて想って、一緒におもいっきり作業療法がしたい。
それができる環境に行きたい、行こうと思う。



素敵な結婚式♪

2007-09-16 | シアワセ
今日はリハ専門学校の時の友達の結婚式で千葉へ出かけた。

神前式の結婚式。

神前式は小さい頃親戚の結婚式の記憶しかない。

その地域では、おすわさまと親しまれて歴史が長い由緒ある諏訪神社でのお式だった。

「おすわさま」と彫られた石の入口から豊かな木々が茂っている神社で素敵な雰囲気だった。
暑かったけど神社に入ると木と風が直射日光を遮ってくれてとても涼しかった。

そして本当は親族だけの結婚式にも、友達のはからいで後ろの方で参列させて頂くことができた。

友達は30歳を越えていて身長も高くすら~っとしているけど、シロムクの姿は本当に綺麗で可愛らしかった。

披露宴での時間もテンポよくでもゆったりとアットホームな雰囲気で進められて居心地がよかった。

田舎で親族が集まった時のような雰囲気だった。

友達の人柄と人望が今日の良いお式をつくったのだと思ったけど、
本当に素敵で、参加した人達は皆良い時間を過ごしたと感じたのではないかなぁと思った。
自分が結婚するときには神前式も良いなぁと感じた今日の結婚式だった。

どんな所でも笑顔と笑いは必須だなぁと思わせてくれる友達☆
本当に結婚おめでとう☆
幸せのお裾わけをしてもらいました☆

本当に良い一日だったなぁ☆


脳☆能

2007-09-13 | 勉強
『自分のことは自分で』を基本に育てられてきた。

それはほとんどの人にとって当たり前のこと。
認知症になって身の回りのことをやるのに少し遅くなったり、
少しとんちんかんなことをやることがみられ始めても
やってあげることは、能力も自発性も低下させてしまうこと。
だから日常生活の中でできること、できないことをきちんと見極めていく。

外に出て、いろんな刺激に出会う。関係性を作る。
食べたいものを買ってくる。料理をする。
掃除をする。洗濯をして干す。とりいれてたたむ。
それら当たり前のこと。今までやってきたこと。

基本的な生活動作は当たり前のことが多い。
けれど支援となると、ただ優しさだけでは生活を支えられない。

だからその人がどう生きてきたのか、これからどうしていきたいのか、他人の手助けが必要になった時にどんな生活を望むかを聞き、考えることが支援の第一歩なのではないかと思う。


昨日仕事が休みだったのである所に見学&体験に出かけた。
それは、最近「視機能」についての資料を探していた時に、『頭が良くなる目の体操』という本に出会ったことがきっかけだった。
『頭がよくなる~』という本の題名ではあるが、内容は私が知りたかった視機能(ビジョン)についてとても分かりやすく書かれている本である。
本の中では子どもを対象としているが、読んでいて高齢者や障害者が対象であってもトレーニングの効果はありそうだなあと思い(そうあってほしいという希望)オプトメトリストである著者にメールで問いあわせたのだ。

それをきっかけに、著者から高齢者や脳梗塞後遺症がある方も通っている所があるとのことで、昨日の所を紹介して頂いたのである。

ビジョントレーニングをデイのご利用者さんにも応用できないかと思い体験しにいった。
そこでは、ビジョントレーニングだけではなく、
右脳トレーニングとメンタルトレーニングを併せ3つを一緒に行っている。

かなり病状が進行している方には難しいと感じたが、例えば予防事業として行ってみるのは面白そうだと思った。
また部分的に個別リハや集団に応用できそうなトレーニングもあり、体験では2,3例を行っただけなので、約300種類あるトレーニング内容を知りたいと思った。

ビジョンやメンタルを医療としてのリハからではなく、
能力開発としてトレーニング行っている今回の所を見学にいったことで、
違う視点から脳をみるという新たな気付きが得られた。
周辺視野、バランス、同時処理能力、記憶力や集中力…機会があれば(時間とお金があれば)もう少しトレーニング内容しりたいなぁ。



日本女性のシンボル!?

2007-09-06 | 仕事に関連すること
デイサービス内で仲の良い二人のご利用者AさんとBさんがいる。
昨日の創作の時間お二人のいるテーブルに座ると、
AさんがBさんをさして「この人はねぇ、日本女性のシンボルなの。」と言われた。
「何でですか?」と問うと、
「だってね、この人は朝の体操でもこの席に座っていても
たいていは居眠りしているけど、この『縫い物』の時間になると寝ないで起きているのよ。」と。

言われてみればそうだ。
リハビリのホットパックの時間も
集団の体操の中でも上を向いて口を開けて寝ている姿が目に浮かぶし、
昼食後も席で居眠りをしている。

でも、Bさん自身の「私縫い物は好きなのよね。だから大変じゃないの。」という言葉どおり、
針とはさみと布を渡してお願いをすると、ぱっちりと目を開け黙々と縫い物をされている。

Bさんから「好きなことをやっている時間だけは眠くならない」ことを教えていただき、
Aさんからはそのことを気づかしていただいた。

お二人の関係の中に少しだけ私も入れていただき昨日はちょっぴり三角関係な時間だった。

「日本の女性のシンボル」のBさん、今後も奉仕の縫い物の時間、よろしくお願いします♪