最近、相談員の業務の一つ、送迎ボードづくりを現場のみなさんで作るようになったこともあり、
現場に入ってご利用者さん達と関われるようになった。
やっぱり楽しい。
今何を利用者のみなさんが感じて考えているのか、聞き出しやすい。
一番初めにご利用者さんにお会いして、ニーズや課題を聴いて、それを現場に伝えて、
意識して関わらなくても継続していけるまでになるまでが難しい。
せっかく聞いたことを現場に伝えて実行していくことの難しさ、課題。
慣れてご自分から動けるようになれるまでに一ヶ月はかかると考えたら、
お声かけはできるだけしていきたい。
自分が現場に継続して関われないことは、やっぱり中途半端感がいなめない。
現場に出てご利用者さんの今に接してはじめて、気持ちが生まれて動けるようになる。
片手の料理教室で、豚肉巻きを作られて持って帰られる過程に触れることで、うまれてきた感情。
お話めぐりで、おもわず聞けたその方の気持ち。
一つのニーズをめぐって、施設としての方向性を問われた。
人に来て頂く為には、まず自分のファンになって頂くことだと、
あるアパレルの社長さんをやってきたご利用者さんが教えて下さった。
サービス業とは、お客さんにこの人がいるからとファンになって頂くことだと。
どうしたら満足して頂けるかと。
今もまだ現役もされているご利用者さんに、経営のことや商売や人として等、
いろいろなお話を伺って、とても心に響き、心が動いた。
久しぶりにゆっくりとお話を伺う時間を持てたことに感謝。
現場に入れることに感謝。
人と接してこそ心が動く。
なんとかしたいと思う。
少し現場に入れないことが続いたことで、再確認できたこと、気付けたこと。
感謝。
考えていくこと、課題をご利用者さんが与えて頂いた。
土曜日から始まった、英語の得意なご利用者さんが先生となる英会話教室。
軌道に乗るか、継続していくか分からないけど、
初回はみなさんが和気あいあいとされていたことを聞いた。
得意なことをそれぞれに発揮できる場にしていきたいなと思う。
それこそ、生涯現役養成道場の一つの場だと思うから。