大切なキモチ

感じるままに、日々思ったことを書いていこうと思います。

ポケット

2009-11-29 | その他
ここ数週間忙しかった。

ずっと気が張っていたのだと思う。

良い緊張感を感じていたはずだったけど、寝不足が疲労感を作り出していたのかもしれない。

そんな時に、ふとした休みの日に、やりたいことがたくさんあったけど、
何もする気が起きず、ずっと家にいて、布団の上で本を読んでいた。

小説の内容に引きずられたのか、ふと、誰かに逢いたくてたまらなくなった。

過去に戻りたくないのに、自分の気持ちが、過去の思い出に向きそうになって、
ふとポケットに落ちそうになった。

自分の心って弱いなぁ。

会えない人に会いたくなるのは、会えないから余計想いが募るのだろうか…。

でもそれも今日だけなんだろうなぁと思ったりして、
いろんな人達に支えられているのを感じることができる今に、感謝。

いつも行くスーパーより、大きいスーパーへ足をのばして、買物にでかけた。
店内を何気なく歩いていたら、突然知り合い人から声をかけられた。
それだけで、何か嬉しかった。

一人の時間も大事。
でも誰かの為に一緒に過ごす時間も大事だと思った。

ウフイーチして、気持ち落ち着いた☆

何事もバランスが大切だなぁ。

切干大根★

2009-11-28 | 仕事に関連すること
今週月曜日に、農家をしているご利用者さんを迎えに行った時、
縁側に切った大根が、網の上に干されていた。

切干大根☆

その傍らに、箱いっぱいの大根が積まれていて、
間引きした大根で、みずみずしくないから切干大根にする予定とのことだった。

デイでもご利用者さんたちと一緒に切干大根作りをしたいですねーと話すと、
大根を袋に入れて持たせてくださった。

切干大根を作る人募集☆の宣伝後、
数人のご利用者さんが皮むき、細切りをされた。



大根を頂いたご利用者さんからは、生のまま干すと聞いていたが、
デイのある島の人は、塩をふって、水分を絞ってから天日に干すという方法で、
実際に布巾でくるんで重石をして、水分を出し切ってからザルの上に広げて干された。


曇りや雨の日に干し始めると、黒くなっておいしくないから、
干し始める時は、晴れの日を選んで行いなさいと教えてくださった。

4日目で結構乾いて干上がるものなんだなぁと感心してしまった。


一つ一つが、はじめての体験。
なんか嬉しい。
昔からの知恵と方法を伝授してもらえる機会があって、ありがたい。

いろんな人の意見がもらえて、
少しずつ方法が異なっていて、
だからどの人の意見に従うべきか困る時もあるけど、
でも、だからそれがいいんだなあって思う。

ひとそれぞれ。
みんなちがって、みんないい♪

健脚教室☆

2009-11-28 | 仕事に関連すること
支援の方を対象に行っている予防体操の時間を最近は、
デイの周辺を歩く健脚教室も兼ねて実施している。

先々週の金曜日は、参加されたご利用者さんに、
デイから一番近い名所(井戸でも歌碑でも)を聞いて、
そこまで行くことにした。

ご利用者さんに道案内をしてもらいながら湧き水の場所まで到着すると、
送迎でも通っていた道だったのに、今までそんなところがあることも知らないでいたことに、残念だと思った。

とてもきれいな水が湧いていた。
ここでは、むしろを洗ったり、昔は洗濯をしたり、芋を洗ったりして
井戸端会議の憩いの場所になっていたとお話をしてくださった。

新しい発見ができて、楽しかった。
今度はこういう名所などまでの距離を測って
定コースを作っていきたいなと思った。

山口へ研修に☆

2009-11-28 | 仕事に関連すること
11月17日(火)~11月22日(日)まで、自分が勤めているデイの指導をしてくれている山口へ研修へ行ってきた。

山口へ研修に行くのも急きょ4日前に決まったことだった。
去年行ってから約1年ぶり。

沖縄は25度前後で、山口は10度前後。。。
この気温差に、同じ日本なのにすごいなあと改めて実感してしまった。


17日の夜は、ちょうど指導して下さっている先生と山口のデイがTV番組で放送される日だったので、とても楽しみだった。

TVの放送が始まる1時間ほど前に、先生から電話があって、少しお話ができた。

心に温かいパワーが流れ込んでくる。

TVをみたあと、沖縄のデイの職員から電話があって、しばらく話をした。

その後、早めに就寝。

18日は、朝から研修。
今回の研修は、一日のリーダー役の研修。

一日の流れから業務、視点、役割まで
その日のリーダーになった人に、金魚の糞のようについてまわり教わった。

去年来た時には、各プログラムに入ったので、
「全体をみる」という視点は持っていなかった。

今回は、「全体をみる」ことを養うのが目的だった。
スタッフとご利用者の比、
ご利用者の活動状況に合わせて、危険のないようにスタッフを配置する、
孤立しているご利用者へのサポート、
目配り、気配り、
活動を促したり、誘導していく、
環境のセッティングetc.
その日のご利用者の状況に合わせて、
臨機応変に対応していくこと。

これらの視点を主に学んだ。

全体からみる各プログラムの様子と、
各プログラムから全体の流れをつかむこと。

同じようで、違う。
違うから今まで見えなかったことが、見えたと思う。

今回の研修で、発見したこと、沖縄に持ち帰って改善したいと思ったことを、
職員に伝えて、皆で一緒により良く変えていけるようにするのが、私の望むこと。

環境を変えれば、ご利用者さんも変わる。

これを一年前の研修後に実際ご利用者さんたちを通して学んだことだった。

今回は、帰ってきてから会議やカンファなどが立て続けにあって、
環境への仕掛けは、まだやりきれていない。

それだけ、施設全体が一年前と比べたら活発に動いてきているということだろうか。

やりたいことが、たくさんあって、まとめきれていないけど、
やりたいことがたくさんあることは、幸せだと思う。

わくわくするし、
こんなことやってみたいって思えるから楽しい。

笑顔は伝染するように、良いことも連鎖反応する。

誰かがまず走れば、誰かがそれに反応してくれて、
一人、また一人って増えていくのではないかと思う。

先生が言いたかったことは、そういうことなのだとようやくわかった気がした。

16日月曜日は、デイの運動会で、
前の週はほとんど残業していたし、
研修でいろんな経験ができたからうれしいけど、
頭と体がパンク状態で、帰ってきた。

日曜日の朝、山口の職員さんが新幹線の駅まで車で送って下さる道中、
理念の話、合宿の話、言葉遣いの話など濃い話ができた。

今回の研修の中で、自分の中で考えたことのひとつに、
自立度の違いや文化の違いは置いといても、
どうしたらご利用者さんが、動こうと自己選択・自己決定するようになるのだろうということだった。

物理的な環境の仕掛けや心身の状態など、いろいろな要素は考えられるけど、
今回一番感じたのは、職員の言葉の使い方や態度も大きな要因のひとつかもしれないということだった。

沖縄の自分が働いている地域は、首里言葉のように敬い言葉があまり使われない(←そうらしい)。
デイはアットホームで家庭的な雰囲気をというのをモットーとしている部分もあり、
土地柄か緊張感が生まれる環境ではないし、その分人との距離感が近い。

そこが、ひとつの馴れ合いの生まれやすい環境にありはする。

障害があるからと心身ともに受け身になるのではなく、
障害を持っていても、その人らしい個性が表現できて、自己主張もしっかりする方が多く、
そんな山口のデイの中で、職員さんの対応を見ていると、良い距離感、良い緊張感があると感じた。

職員とご利用者さんの間に、良い緊張感があることが、
ご利用者さんが自分でやろうという気持ちになることと関係があるのではないかと思った。

言葉遣い一つで、ご利用者さんとの間に緊張感が生まれる。
それを活用できれば、お互いが慣れ合うのではなく、
それぞれが自己を持った人として、
「できることは自分でやるからいいよ」というような、
他人に依存しない人になっていくのではないかと感じた。

でも、ゆいまーるの精神が根底にある沖縄では、
やっぱり「自己」というよりは、皆が一緒に幸せになるような「和」を重んじるんだよなぁ。

そこが、大和とは違う仕掛けの必要性があるという部分だし、
難しい部分でもあり、今後考えて実行していきたいと思う。

どうしたらご自分から動こうとされるのだろう。

個と結。
そのバランスはいかに☆

ちんすこうづくり☆

2009-11-13 | 仕事に関連すること
昨日、介護の実習生におやつづくりをお願いしていた。

ちんすこうづくり☆

希望されたご利用者さん達と一緒に作っていた。

参加されたご利用者さんには、お持ち帰り用のちんすこうと、
昨日の皆さんのおやつ分を作って頂いた。

デイの中を、オーブンの中から、焼けてきたちんすこうの良いかおりが占領していた。

かわいらしい丸いちんすこう☆

口の中でホロホロととける焼きあがりのちんすこうと、
クッキーのようなしっかりちんすこうとができあがった。

ガスオーブンと電気オーブンの焼きあがりの違いに面白かった☆

味も好評☆

また作れるおやつの一品だった♪

シルミチュー

2009-11-12 | 仕事に関連すること
先週の水曜日の午後、デイで希望したご利用者さん達と、
隣の島のシルミチューへ出かけた。

私も初めてだったので、楽しみにしていた☆
到着すると、辺りは立派な大木がそびえたっている中、鳥居の向こうには108段の階段があり、
その階段を上った所にシルミチューの神様がまつってあった。

結構急な階段で、ご利用者さん達には難しいと思ったが、
「のぼってみたい方~!」と聞いてみると、一人のご利用者さんが手を挙げた。

一緒にのぼっていくと、かなりの急階段☆

登れてしまった。

帰りは一緒に、何段あるのか数えながら降りてきて、
待っていた方達に、クイズ☆

300段!とか、180段とかいろいろな答えが飛び出したけど、
答えは、108段と除夜の鐘の数だった☆

沖縄には神秘的な場所が多い。
自分はそういう霊感とかないし、あまり信じないので、
そういうスポットに行っても何も感じないけど、
見える人には感じたりするのだろうなぁ。

介護の日

2009-11-12 | 勉強
今日は介護の日だそうだ。
講演会を聴きに、南部へ出かけた。

講師は藤川幸之助さんという介護詩人家の方。

以前、参加している勉強会の方の送別会で、
皆からその人へ贈ったプレゼントの一つに、藤川さんの詩集があった。

パラパラとページをめくっただけだったけど、よさそうだったので、気になる人の一人だった。
一度講演会を聴いてみたいと思っていた所に、今回の講演会のお知らせが届いた。

今日講演会に行って、話を聴けて、本当に良かった。

お話や詩の朗読を聞いていて、
人として大事な気持ちを、改めて気付き、感じることができた。

笑ったり、ジ~ンとしたり、思いをはせたり、
聴くものの心に響く藤川さんの想いがこもった話は、とても惹き付けられた。


藤川さんの心からの声をききながら、話とは別なことを考えていた。
受け身でやるのも自分、
積極的にやるのも自分。
だったら、できないとあきらめるのではなく、
格好悪くてもいいじゃないって、本気になって、勇気を出して、
自分からやってみようと行動したら、
いつもとは違う自分になれたり、面白さを経験できるのではないかなと思っていた。

自分から本気でやってみること。
そう思ったのは、藤川さんの話し方に感化されたのだと思う。

講演会終了後、ロビーで販売していた詩集を二冊買い、
藤川さんにサインしていただいた☆

なんだかとても心がポカポカした時間だった。

雨の天気予報が、晴れになっていた。

素敵な一日になったことに感謝☆

エンダーデビュー☆

2009-11-06 | 沖縄のこと
一年以上沖縄に住んでいるにも関わらず、一昨日はじめてA&W(エンダー)に行った☆

オレンジジュースがおいしいって皆さんから聞いていたので、注文☆

23時近くだったけど、店内にはオバチャン以上の年代の方達が多くて、びっくりだった。

0時近くになってもオバチャン達がゆんたくしてる。
沖縄の一風景☆

面白いなぁ。

沖縄の食堂

2009-11-06 | 沖縄のこと
一昨日の夜、食堂に行った。
一緒に行った人が、「ランチにしようかな」って言うから
「もうランチは注文できないんでは?」っていうと、
笑いながら「沖縄は夜でもランチを食べられる」と言われた☆

マギラワシイゾ。

確かに、沖縄にはAランチ、Bランチ、Cランチといった
フライミックスのような洋風メニューが、食堂でみられるから
「○○ランチ」とメニューに書いてあれば、
ランチタイムだけでなくても注文できるのだろう。

もう一つ、メニューを眺めていたら、定食が書かれてある下に「汁物」とあり、
ゆし豆腐定食と書かれていた。

ゆし豆腐はお汁に入るけど、ゆし豆腐の定食で定食の欄に書かれない所が、
沖縄っぽいテーゲーさを感じて、ほのぼの☆
他にもツッコミどころまんさいな食堂で、楽しかった。

課題

2009-11-05 | 仕事に関連すること
火曜日の午前中に、デイに山口の顧問の先生がいらして下さった。

業務の合間に、今自分が悩んでいることを相談できたことで、
すぐには達成できないけど、よ~し、頑張るぜぞ~と思えた。

すごいなぁ
その懐の深さ、洞察力、人間力…。

自分が人間として成長できるかどうか、
5年後に今より幅を持てるような人間になっていたいなぁと思った。

職場の中で、皆に対して良い波を起こす存在でいること、
先生が大切だと言う
「ハートフル」
「パワフル」
「スマートフル」という3つのフルの中で、
今の自分にかけてるものは、「ハートフル」だということ。

沖縄に来て行動力として以前よりは、パワフルに動けるようになったと思うけど、
人に対してあたたかさを持って接することは、できていないと自分でも思う。

先生が、自分に足りないハートフルという点を伝えて下さった時に、
改めて自分にかけてる人間性の部分がストンと入ってきた。

成長の可能性がある点を示して下さるありがたさを、身に染みて思った。


また、先生から私は一匹狼タイプだと言われた。
集団に埋もれて、決まった方法を言われた通りに行うよりも、
自分で考えて行動していく方が活きると。

聞いていて、半分はそうかもと感じ、半分はそんな能力があるという自信が今はないなぁと感じた。

でも、毎日一緒に働いていないのに、職員の一人一人のことを、
よく分かっていて、気にかけて下さっているというのを感じられるから不思議。
先生から自分の仕事のこと、成長の可能性をアドバイスをして頂けたことは
一年過ぎた今の自分にとって、とても意義のある時間だった。

また来月来られる時を楽しみにしていよう☆