大切なキモチ

感じるままに、日々思ったことを書いていこうと思います。

桜花

2007-03-27 | シアワセ
昨日から家の近くの桜が少しずつ咲き始めている。

毎日通る通勤路。
そこに立派な桜の木があり、薄い桃色で彩り始めている。

今まで「桜」は、ある場所に観に行って楽しむものだった。
でも引越しをしてからは、今の通勤路に桜の並木道があり、日常的なものに変わった。
それがなんとも贅沢だなぁと感じる。

毎朝、桜の木の下を通り抜けながら、上を向き、咲いている花が日に日に多くなってきているのがわかる楽しみ。

いつ満開に咲くかなぁ♪
今だってきれいなのに、全てのつぼみが開花したら絶対にみとれてしまうのだろうなぁ。

桜が日本の花ということをあらためて感じられた。
それが嬉しい。

この毎朝毎晩の楽しみがいつまで続くかなぁ。

素晴らしい桜の木に感謝。
春の訪れがウレシイ。
ありがとう。


お買物♪

2007-03-23 | シアワセ
今日はお休みだったので、久しぶりに学校の図書館に行き、色々な本を読みながらコピーした。
その中で沢山コピーしたい本があったので、それなら本屋で買って帰ろうと、帰りに途中下車して紀伊国屋書店へ。

その途中にあったHISに寄り、ご利用者さんが行きたいと言っていた豪華客船のクルーズパンフレットを頂き説明を聞く。
日本の船は外国と比べて値段が高くて、船も小さいとのこと。
日本列島周辺は潮の関係で結構船が揺れるということも知った。
ただ日本船は日本語なので言葉は安心で、日程も短くて飛行機に乗らなくても良いというメリットはあるから、なにを優先にするかが選択する時に大きく影響してくるかな。

そして、ハンズへ行き色々、丸棒とスポンジ棒と六角ネジ一式と鉛筆を持つ時に持ちやすい用に装着するグリップを買った。
サービスの中で使えると思って買った物なので楽しみ。

寄り道が終わってやっと本屋に到着。
『エガース・片麻痺の作業療法』と『理解できる高次脳機能障害 前頭葉のリハビリ』と『認知症 あったかKAIGOとしあわせケアプラン』の3冊を購入。
閉店まであと20分という所で、3冊目の本を手にとりほしくなってしまったのだが、3冊を買うには所持金が足りなかった為取り置きしておいてもらい、コンビニを求めてダッシュ!
疲れた~。でもさすが都会。すぐみつかり時間に余裕をもって戻ることができた。良かった♪

結構疲れたけど久しぶりに色々情報もつかめて買物もして有意義な一日だった。
帰り道家の近くの川沿いに桜祭りのピンクの提灯が取りつけられていて綺麗だった。
川沿いに桜が咲いて綺麗だって聞いたからお花見楽しみだなぁ。

人生…

2007-03-21 | その他
今日デイに通って来られていた方が、さっき病院で亡くなった。

いつ血管が破裂して急変してもおかしくない身体状態だと言われていた。

でも手術も拒否し、入院治療も拒む方だった。もちろん介助も。

誰のアドバイスもきかず、自分の思いを貫き通して、デイに来ていた方だった。
家の前で転倒して出血しようが、アザができようが痛みを我慢してでも来ようとされていた。

デイでは自席で読書するほかは、これといって活動はしていなかったのに…
一匹狼だった。いつも大抵一人で、他のご利用者と話すことはまれだった。

何故そんなにまでしてデイに来ようとされていたのだろう。

ご自身の中で何か決めていたことがあったのでしょうか。
職員や家族の心配を固くなに拒み続けたのは、受け入れることで何かが崩れてしまいそうだったからなのでしょうか。


今朝バスを降りる時から足元がふらついていた。いつもなら手を振り払うのに、声をかけた職員が手をつなぐことに「ありがとう」と言ったそう。

車椅子にも乗れることを伝えると、いつもなら「いらないよ!」とつっぱねるのに、優しい口調で「自分の足で歩きたいから。」と言ったそう。

昨日家で転んだ衝撃から少しずつ出血していたのかもしれないと搬送先の病院のドクターが言ったそうだ。

夕方、帰りの送迎バスに向かおうと椅子から立ち上がろうとしたけど、立ち上がれず意識を消失されたと。
すぐ看護師がかけつけて呼名をしながらバイタル計測、心臓マッサージを行った。
救急車が到着するまで看護師が処置をしながら何名かのワーカーさんと「頑張って!」「もう少しで救急車が来るからね!」と励ましている声が事務所にも聞こえた。
その声を聞いて現場に行ったけど、横たわってモウロウとした意識状態で血の気のなくなった表情で、でも懸命に生きようと頑張っている姿をみて、富山のじいちゃんが亡くなった時の姿とだぶって見えた。

何もできなかった。
こわかった。

席に戻って表面上では仕事の続きをしていたけど、
もしかしたら命が消えてしまうかもという気持ちが、パソコンを打っている指を意味のない動きにさせていた。
周りでは相談員がテキパキと連絡をとっていた。

救急隊が到着しても、受け入れ先の病院が決まらずなかなか出発しなくてヤキモキした。

病院で一度は蘇生したとのことだったが、ご家族が到着して対面後は機械ははずされたとのこと。
最期まで自分の足で歩き、あの方らしい生き方を貫いたんだなと思った。

今日の出来事はある程度予測されていたことだけど、やっぱり悲しくて哀しくて…。
今日のお昼に読書されていた姿が瞼に焼き付いている。

人が死ぬことを受け入れたくない自分がいる。
現実なのに…。

それでも明日の朝になれば、「おはようございます!」って笑顔で、デイに来られたご利用者さん達に挨拶しなくてはならないだろうな…。
それが仕事。
それが現実。
死と生。

明日の朝まぶたが腫れぼったくなっていませんように…。

寝坊…

2007-03-15 | その他
今朝寝坊してしまった…。布団の中で目が覚めた時刻は7:57。
いつもなら飛び起きるのに、今日はもう間に合わないなぁと諦めた。
というより、頭も体も重くて機敏な動きは到底無理だった。
起きているのにまぶたを開けていることが辛かった。ナンダロウ、この睡魔は…。
バイオリズム?花粉?ストレス?
とりあえず職場に電話。ゆっくり来ていいからねと、あたたかい言葉をもらったのに思考回路が断線していた。
行きの電車の中で座っていたこともあり、やはりまぶたをつぶっている方が楽で閉眼していた。
そんな中、寝坊してしまったという罪悪感と意識がはっきりしない夢うつつの中で、いろんな出来事や今朝起きてから今までに感じた思いがバラバラと思い出され、過去と現在が混在しはっきり区別できない変な意識レベルにいた。
それが多分せん妄状態にある人や認知レベルの低下した人が体験することなのかなぁと漠然と思った。
そう思いながら、今自分がどんな言葉をかけられたら不安感が増さずに安心できるだろうと考えていた。
やっぱり自分がこれからやろうとしていることややらなければないことを少し先に立って案内してくれるような声かけをしてくれるといいなと思った。
だから今日はデイで、ある認知症の方に声をかける時少し先にリードするように声かけをした。
結果は成功。たいした混乱がなくコミュニケーションできた気がする。
嬉しかった。
少しでもその方がおかれた立場と状況を理解しようとつとめること。
寄り添うこと。
今日は寝坊してしまったけど、その分ご利用者に寄り添えるリハケアができたかなぁと思った。

玄米

2007-03-05 | シアワセ
一人暮らしになってから初めて玄米を炊いた。

今の電気釜はそもそも実習の時に買った簡易なもの。玄米用のスイッチも内釜の玄米水ラインもない。
だからずっと炊くのをためらっていた。
でも昨日減農薬玄米を2キロ貰ったので、いつものように朝出来上がるように予約で炊いてみた。
水分は多めにして、発芽?が進むように水ではなく湯を入れておいた。

朝ドキドキしながら開けてみたら、成功☆

芯が残らないかが心配だったけど、実家で食べていた時と変わらない柔らかさだった♪

久しぶりの玄米を、カブの煮物と浅漬と一緒に食べた。
やっぱり玄米を食べるとゆったりとした気持ちになれる。だから究極のスローフードだなぁと思う。
なんか本当に幸せな時間なんだよなぁ。不思議だけど。
よくかまなきゃならないこともあるけど、栄養価も高いし、腹持ちも抜群に良いし、顎もシャープになるし、農薬がかかっていなければ健康面では格段に白米より良い面が多い。美味しさはやはり白米かなと思うけど…。

玄米パワーを久しぶりに再確認できた朝でした☆

しばらく玄米ごはんの日も増えそうだな♪
楽しみがまたひとつ増えた朝でした。


『かもめ食堂』

2007-03-01 | シアワセ
今日仕事が終わってから映画をみに行った。

レイトショーということで900円だった。

案外お客さんが来ているもんなんだなぁと思った。

映画は良かった。見終ったあとの心地良い余韻が何とも言えなかった。
映画の中は全体的にゆっくりとした時間が流れているのに、見ていて飽きさせない演出だった。

きれいで鮮やかな配色の中にもナチュラル感があり、俳優さん達の演技はそれぞれに個性が出ていて分かりやすく、時に笑いを誘い、時にジ~ンとする場面があったりと、ほんわか出来た時間になった。

久しぶりに映画をみたけど、良い気分転換になってとても楽しい一時だった。

お客さん達は皆知らない人なのに、映画を通じて一緒の場面で笑ったりすると何故か親近感というか一体感みたいなものを感じるから不思議。

また見に行こうっと。