大切なキモチ

感じるままに、日々思ったことを書いていこうと思います。

改めて環境の違い

2010-03-27 | その他
地域の中での人との距離間が近い田舎。

知らない人との距離が近い電車の中。

果たして、田舎と都会、どちらが私にとって心地良い環境と言えるのだろうか。

東京に住んでいた時には、満員電車に乗って、見知らぬ人と接触する中でも、
それが嫌だったとしても、仕方のない、当たり前の環境として慣れていた。
周りに知っている人はいない空間だからこそ、
反面自分のプライバシー空間を狭い中でも確保していたし、
他人は関係ないという意識だった。

沖縄の田舎の方に住むようになってからは、
買物に行って、知り合いに会ったり、車を走らせていてすれちがったり、
地元の職員さん達は、自分の字の人達はほとんど知っていたりする。

どこどこの誰誰さんは、ナンタラカンタラ。
その分、横のつながりや地域の中でのつながりや助けあいが強い。
皆で生きてるって感じがする。
だから他人に対して、人情があって、あたたかい。

極端かもしれないけど、プライバシーは都会に比べたらないに等しい。

どちらも一長一短あるなと思う。

都会の近くで育った自分は、人との距離間が保てる所の方が良いと思っていた。

でも、今回久しぶりに電車に乗ってみて、周りに知ってる人がいない環境は楽かもしれないけど、
何だか寂しいような、淡白だなと感じる自分がいた。
人の中で、言い合ったり意地張ってケンカしたり、
誰誰が誰誰をナンタラカンタラとか要らない情報が耳に入ってきたり、
人との距離間に苦しんだり面倒くさいなと感じることも多いんだけど、
そっちの方が人間らしいなと思うし、温もりも伝わるし、成長するなあって思った。

ようは、当たり前のことだけど、自分が人間で、だから人の中で、情に触れあいながら生きていきたいってことか。

まだよく分からないけど、慣れ親しんでいたはずの実家の環境に身を置いてみて、
沖縄の人達に揉まれながら今までとは少し違う自分の価値観に気付いた。

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