2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲総合斎苑建設調査特別委員会を傍聴しました
■午後3時から、はじまりました。
うっかりと傍聴を忘れるところでした。朝、急いで委員長に「傍聴したいのでお願いします」との電話を入れました。
議員の傍聴者は、石崎議員、宮本議員、田中議員、黒田議員、小沢議員、そして私の6名でした。
市民傍聴者は、4名。
■スケジュール、3ヶ月遅れることになりました。全市向けの住民説明会も開催されることになりました。
市民の方からの住民監査請求の活動や、市民の方からの愛知県へ要望書提出、そして、議会での一般質問など、みんなの活動の影響でしょうか?
■しかし、市長「手続きは進めます」
議事の概要のメモを執りましたので、ご紹介します。
【議長と市長のあいさつ】
最初に、加賀議長の「必要な施設なので・・・」の挨拶からはじまり、市長の挨拶では、メールで意見を送った人の個人情報漏洩問題に触れ、「同席していて、止められなかった自らを叱責しているところであり・・・」と。また、新たに市民が配布したチラシが届いた事に触れ「・・・ご乱心とか・・・と、残念な文言も見られた。説明責任を果たしながら進めていく」とのことであった。
【副市長・部長・課長らからの説明】
☆設計は、プロポーザルで「山下設計」に決まった。基本設計・実施設計をお願いする。
☆説明会の開催:いろいろ意見を頂いた。説明不足との声もあり、市全体の説明会を8月末頃に予定している。
☆農業振興地域除外の手続き、都市計画審査の申請が3ヶ月遅れる。
☆都市計画決定の手続きについて
・原案作成→縦覧期間(意見書提出)→意見に答える説明会を開催(斎場に関することも説明する)
・委員「正規の都市計画手続きに則っていないのは、問題ではないか」と質問
→経済建設部長「法律は、ねばならない」となっていないからよい」と答弁。
【みつこの感想】
☆私は、「法律が”ねばならない”となっていないから、する必要はない」と言う考え方には、納得がいきません。そうであるなら、その条項の存在価値はありません。「実行するのが基本」だから、その条項はあるのです。それが、法律の基本です。
☆今日の市側の答弁で注目すべきことは、矛盾した2つの答弁があったことです。
「都市計画法第16条に準ずる説明会をする」との発言をしながら、「大幅な基本的部分で変更が生じることは考えていない」と答弁がありました。都市計画の趣旨からすれば、説明会の市民の意見を取り入れて、「基本計画」を見直し、その後、「設計契約」をするのが本来の姿です。
しかし、愛西市は、「市民の意見を取り入れる説明会を開く」と答弁しながらも、「基本的な変更はしない」と述べており、市民のみなさんから「形だけの説明会ではないか」との指摘を受ける可能性があると感じました。(パブリックコメントのときも、「基本的な変更はしない」とのもと実施された経緯があります。)
どのような説明会を予定しているのか、調べていきたいと思います。
以下、参考までに法律や規則について、ご紹介します。
●都市計画法の第16条とは
(公聴会の開催等)
第十六条 都道府県又は市町村は、次項の規定による場合を除くほか、都市計画の案を作成しようとする場合において必要があると認めるときは、公聴会の開催等住民の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとする。「16条に準ずる説明会」とは、言葉通りに解釈すれば、「公聴会にならった説明会」ということになります。しかし、愛西市には、「都市計画法に関する公聴会開催規則」がないので、どんな説明会になるのかイメージがわきません。
●岡山市の公聴会規則は、市民参加を推進する自治体にはお薦めです。
その特徴は、
・公述人は,市の職員や公述人相互間で質疑や議論を行うことができ、公述人以外の人も、許可を得て発言することができます。
・また、市長は、公述人等の意見に対する見解書を作成し、公聴会の記録とともに公衆の縦覧に供し、都市計画審議会へ公聴会記録と見解書の要旨を報告することになっています。
▲砂防指定地域の堀り得を許してはならない。
■審査委員に、瀬戸市長と愛知県職員
昨日、とんでもないメールが私に届きました。
砂防指定地域で珪砂や土砂採りをした跡地利用が、「学生コンペ」にかけられ、賞金までつけているとのことだ。とんでもない話しだ!
砂防指定地域は、産廃の不法投棄と切っても切り離せない場所であり、石原産業のフェロシルト問題も、砂防法違反を容認してきたことが、事態を大きくした。
砂防指定地域で、土砂採りをしたら、現状復帰(埋め戻しをして植林)が原則。その原則を、行政自ら破ってはならない。
この土地に、行政の外郭団体が絡んでいることはないだろうか?まずは、現場の写真を見てください。→クリック
ここは、以前このブログでも紹介した場所です。↓
http://blog.goo.ne.jp/aiainet_2005/e/df84f98619676bc0d21932661ef8adcb
--------------(届いたメール)
「瀬戸グランドキャニオン」を再生する「全体構想」と
「関連する建築プラン」を募集!!
http://www.asanet.or.jp/link/compe/seto/index.html
愛知県瀬戸市は、名古屋市の東約20kmに立地する緑豊かな
まちです。「せともの」といえば、やきものの代名詞。瀬戸市は
その「せともの」の生産地で、1300年のやきものの歴史と伝統
が息づいています。
その瀬戸市内に、通称「瀬戸グランドキャニオン」と言われる
広大な珪砂採掘場があります。現在稼働中です。この広大な地を、
どのように再生しまちづくりに活かすのか、具体的なビジョンは
まだありません。
そこで今回は、この地を長期的な展望に立ち、魅力的な空間に
再生させる全体構想と関連する建築プランを募集します。
■ 審査・発表
第一次審査 2008年9月13日(土)
(※ 高校の部は一次審査で決定)
第二次公開審査・表彰式
2008年10月18日(土)10:00~16:00
会場/名古屋市中小企業振興会館・展望ホール
入選者発表 2008年9月20日頃予定
入選者には主催者から直接連絡します。(Webでも公開)
作 品 展 2008年10月16日(木)~18日(土)
会場/名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)
「第38回建築総合展NAGOYA 2008」にて
■ 審査・発表
第一次審査 2008年9月13日(土)
(※ 高校の部は一次審査で決定)
第二次公開審査・表彰式
2008年10月18日(土)10:00~16:00
会場/名古屋市中小企業振興会館・展望ホール
入選者発表 2008年9月20日頃予定
入選者には主催者から直接連絡します。(Webでも公開)
作 品 展 2008年10月16日(木)~18日(土)
会場/名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)
「第38回建築総合展NAGOYA 2008」にて
■ 賞/大学の部
最優秀賞 (1点) 賞状+30万円
優秀賞 (2点) 賞状+ 5万円
佳 作 (4点) 賞状+記念品
高校の部
最優秀賞 (1点) 賞状+記念品
優秀賞 (2点) 賞状+記念品
■ 審査員
審査委員長 : 藤本 壮介氏 【建築家】
審査委員 : 増岡 錦也氏 【瀬戸市長】
キュー・ジュリヤ氏
【国際デザインセンター 海外ネットワーク・ディレクター】
柴田 悟氏 【愛知県建設部建築指導監】
鈴木 政成氏 【招き猫ミュージアム・(株)中外陶園代表】
山田 幸司氏 【建築家・一次審査代表】
市川三千男氏 【(社)愛知建築士会 会
■ 記念講演会
講師 : 藤本 壮介氏(表彰式終了後開催
募集概要
■ 概要
第3回学生コンペの対象地区は、愛知県瀬戸市の珪砂採掘場跡地です。
巨大な露天掘り鉱山で、その風景の雄大さがグランドキャニオンに似ている
ことから和製グランドキャニオンとも呼ばれています。珪砂はガラス・ビンの
原料で最盛期は全国の8割がこの地で採掘されていました。
現在も稼働中です。
この広大な土地を、将来採掘が終わったらどのように再開発するので
しょうか。現在のプランは、埋め戻して、植林するという計画のようです。
しかし、この巨大な穴を埋めるだけでも大変な事は容易に想像できます。
地下空間を利用するという発想をすれば、掘る経費の必要がない貴重な
空間とも考えられます。例えば、イギリス・ウェールズのC.A.T(Centre for
Alternative Technology)は、廃鉱山の跡地に、エコロジーのテーマパーク
として再生され、世界中から注目されています。
このような事例等を参考にして、この地域の将来を見据えた全体の構想
と共に、関連する建築の提案をしてください。
(参考例:1)市民農場&オーガニック・カフェ&レストラン
(参考例:2)イギリスC.A.Tのようなエコロジー・テーマパーク
(参考例:3)循環型コンパクト・エコシティの実験区
(参考例:4)世界の芸術家が住む、ロハスなアート・ビレッジ
(参考例:5)過渡的な施設としての物見台+資料館
■ 参加資格
○大学の部(大学院、大学、高等専門学校4・5年、専門学校)
○高校の部
※高等専門学校1~3年は高校の部に応募して下さい。
年齢・性別・国籍は不問
建築を学ぶ学生で在学中の者(共同設計可)
大学の部は、主催者側が実施する公開プレゼンテーション
(10月18日)に参加できること
■ 設計条件
(1)敷地/「瀬戸グランドキャニオン」航空写真参照
(2)住所/愛知県瀬戸市陣屋町119-1
(3)アイデアコンペの為、建ぺい率・容積率等は考慮する必要はありません。
(4)「瀬戸グランドキャニオン」全体の構想と共に、関連する建築の提案を
してください。
(5)質疑は受け付けません。
■ 作品提出期間
2008年9月1日(月)~8日(月)
作品持参の場合は17:00まで
作品送付の場合は当日消印有効
■ 提出作品
設計主旨、配置図、平面図、立面図、断面図、外観パース又は模型写真。
提案内容によってはこれに従わなくてもよい。
上記をケント紙、あるいはそれに類する厚紙で、A2サイズ2~3枚におさめて
提出。
1枚目に全体の提案、2枚目以降に建築の提案をしてください。
表現は、鉛筆、インキング、着色、写真添付などいずれも自由。但し、
パネル化は不可。
※「応募用紙」に部門、氏名、学校・学部名、作品名、連絡先住所、TEL、
FAX、メールアドレスを記入し同封してください。
※作品名・ページ数を記入した「作品票」を作品裏面右下に貼ってください。
※「応募資料一式」は、ホームページからダウンロードしてください。印刷物は
郵送しません。
応募用紙のダウンロード 作品表のダウンロード
■ プレゼンテーション
2008年10月18日(土) 10:00~12:00
会場 : 名古屋市中小企業振興会館・展望ホール
大学の部・入選者にプレゼンテーションして頂き、各賞を決定します。
■ 表彰式及び記念講演会
2008年10月18日(土) 13:00~16:00
会場 : 名古屋市中小企業振興会館・展望ホール
大学の部・高校の部の各賞を発表し表彰式を行います。
その後、審査委員長による講評を含む講演会を行います。
■ お問合せ及び作品提出先
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4丁目3-26 昭和ビル5階
社団法人愛知建築士会 学生コンペ特別委員会
TEL 052-261-1451 FAX 052-261-0251
E-Mail compe@asanet.or.jp
■ その他
○応募作品は未発表のものに限ります。
○発表・審査結果は入選者に通知するとともに、愛知建築士会の
ホームページ上にて発表します。
○本コンペティションの応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、
愛知建築士会は入賞作品の発表に関する権利を保有するものとします。
○応募作品の一部あるいは全部が、他者の著作権を侵害するもの
であってはなりません。雑誌や書籍、ホームページなど著作物から
複写したものを使用しないでください。著作権侵害の恐れがある
場合は、入選を取り消すことがあります。
○応募作品は返却しませんので、必要な場合は複写しておいて
ください。
■ 現地見学会について
※現地見学は、危険な為出来ません。現地見学希望者は、
当委員会が主催する「現地見学会」にご参加ください。
○2008年8月3日(日)予定 (詳しくは、愛知建築士会Webにて発表)