桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

2020年四月の薬師詣で(1)・松戸市

2020年04月08日 22時06分27秒 | 薬師詣で

 恒例の薬師如来の縁日です。
 このところ、体調のいい日がつづいています。
 とはいっても、身も心も軽やか、という体調のよさではなくて、目覚めると、わりと早く空腹を覚えているのです。
 数日前までは、朝五時六時という時刻に目覚めても、腹が減ったな、と感じるようになるのは九時ごろ、へたをすると、十一時ごろまで食事を摂ろうという気が起きませんでした。ところが、このところは、起きて布団をたたみ、ごみ出しの日であれば、出す用意をしていたりする間に、ふと気づけば、腹が減っている。

 薬師詣でのこの日も、目を覚ましたのは六時半。携行して行く握り飯を握らねば、と思っているうちに空腹を覚えたので、買って冷凍しておいた鮭の切り身と鱈子を焼いて、朝食用と弁当用に二つずつ握るそばから、二つを食べてしまいました。



 九時半過ぎ、薬師詣でに出発しました。地元の慶林寺に参拝して行きます。



 境内にある梅の樹に小さな実がつき始めていました。



 参道では白い花水木(ハナミズキ)の花がほころび始めていました。

 ……と、ここまではよかったのですが、参道をあとにして、電車に乗るべく駅に向かって歩き始めると、頭に蜘蛛の巣が張ったようになってきました。
 この日、行こうと考えていたのは埼玉県の越谷です。

 新型コロナ禍が本格化する前は、陽気もよくなるころだから、熊谷か佐原へ、と考えていたのです。しかし、折からの新型コロナウイルスの拡がり方を考えると、長いこと電車やバスに乗るのは避けたほうがいいだろうと考えて、乗車時間がわりと尠なくて済む、越谷へ、と考え直したのでした。

 慶林寺から北小金の駅は歩いて三~四分です。途中には腰を下ろせるような場所がありません。喫茶店でもあれば、腰を下ろしてしばらく様子を見るのだが、と話しかける相手もいないのに独り言をつぶやきながら歩きましたが、駅が近づく数分の間に、どうにもいかんという状況になってきました。
 まだ十時過ぎという時間だったので、いったん帰ることにしました。これまで、体調が芳しくない薬師詣での日は何度もあって、そんなときはほとんど昼、という時刻に出かけたこともあったのですから、出直すとしても、行く先が越谷ならわけのないことでした。

 昔むかし、まだスイカという便利なものがなかったころ、切符を購入しないことには電車に乗ることはできなかったころは入場券を買って入場するという手がありました。いまはあるのかどうか。とりあえず改札を通ってみて、もし耐えられないという体調であれば、引き返すことにすればいい、と考えもしましたが、先に参拝を済ませた慶林寺では、香炉の後ろにある鐘を撞いて、お賽銭もあげたのですから、縁日のお参りは済ませたことになります。やはり無理はせず、いったん帰ることにしました。

 結局、この日は再度出かけることは叶いませんでした。この日、行くつもりだった越谷は四日後、十二日の縁日に日延べすることにしましたが、それまでに体調は持ち直してくれるでしょうか。


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