またまた梅雨の中休みです。明日、ようやく雨になりそうですが、今回の中休みは五日間という長さになりました。
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)が咲き始めました。
なぜか私はこの花を金魚草だと思い込んでいました。赤くて(黒い金魚も白い金魚もいるのに)いかにも金魚らしいと思ったものかどうか。
道端で見かけてカメラに収め、金魚草が一年草か多年草か、どういう種類の花と仲間なのか。いままで氏素性など調べたことがないので、図鑑をひもといてみると……まったく違う花が出てきたので、面食らってしまいました。
水仙とついていますが、水仙とは関係がないアヤメ科です。同じアヤメ科にはヒオウギ(檜扇)という花も、ヒメヒオウギ(姫檜扇)という花もあるので、ヒメヒオウギズイセンという長い名前は独自性がまったくない、全部よそから一つ一つ借りてきて繋げたようなものです。
今日午前中の富士川上空です。
昨日今日と陽射しがあったので、日中は少し暑く感じられるようになったものの、七月も近いというのに、朝夕は肌寒い日がつづきます。
ムクロジ(無患子)の花は満開期を迎えて、少しずつ散り始めていました。
小さくて見えないかもしれませんが、画像の右上方には去年の実がまだ残っています。
キウイは直径4~6センチの大きさに成長しています。
梨もいまのところはキウイと同じぐらいの大きさ。
ネットで覆われている(5ミリほどという細かい網目なので、カメラのレンズだけ差し込んで撮る、というわけにもいかず)ので、画像はありません。
ふと気づいたのは、近辺に二か所あるキウイ園にはネットがかけられていないのに、三か所ある梨園はいずれもネットがかけられている、ということでした。
近辺の農地にはこんな注意書きも立てられていますが、キウイ園を狙う泥棒はいないのでしょうか。それとも梨園のネットは泥棒対策とは異なるのでしょうか。
暑くなってきたので、あまり外へは出ないようになった猫のうさ伎(うさぎ)を見かけました。
幅50メートル、長さ100メートルという梨園の奥のほうにいましたが、私の姿を認めて遠路足を運んでくれました。
こちらは富士丸。私がカメラを構えて立っている背後を富士川が流れているので、安易につけた名前です。
首輪をしていますが、どこの飼い猫なのかわかりません。寝転がっていたのは民家の駐車スペースですが、すでに住む人のいない廃屋です。
うさ伎と違って滅多に会うことはありません。よって、私を私であると思い出すのに時間がかかるのか、いつも最初はぼんやりと見つめ、やがて烈しく鳴きながら(餌をくれ餌をくれ、といっているのかも)私に近寄ってきます。
北小金駅の北口から本土寺の参道入口につづく長さ200メートルばかりの商店街には十六軒の店があります。そのうち三軒が洋品店です。
わずか三軒に過ぎなくても、十六分の三と考えれば、大変な多さだといえます。いまの時節と秋の紅葉の時節は千客万来。お婆ちゃんの原宿をミニ化したような感じです。
老舗葛餅店の臨時売店も千客万来でありました。
芽生えて丸二年を迎えた我が庵のムクロジです。
かぼそいながらも枝が出て葉も出たので、高さが1メートルを超えましたが、芽吹いたばかりだった若葉は先日の台風4号の強風にいたぶられたので、ズタズタです。
この樹が花を咲かせ、実を結んでくれるのは、何年後何十年後のことでありましょうか。私がそれを眺めることがあるのであろうか、と考えることしきりです。
十一日前の今月十六日、我が庭の桔梗殿が今年初めて開花してから次々と咲くようになって、今日で十二輪目を数えました。